皆さん、こんにちは。
この記事は、小学生姉妹のママ兼、はみっく通信編集部のライターである筆者が、HamicMIELSビギナーさんに向けて、使い方や豆知識をご紹介するシリーズ記事になります。
第六回目は、意外と奥が深い「防犯ブザー機能」についての記事です。「機能って言ったって、引っ張ったら大きな音が鳴るってだけじゃないの?」とお考えの方もおられるかもしれませんが、実はHamicMIELSの防犯ブザーは「音が鳴るだけ」ではありません!今回の記事で、防犯ブザーの使い方や注意点を、ぜひ親子でチェックしてみてくださいね!
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防犯ブザー機能って?
一般的な防犯ブザーの場合、大きな音で不審者を怯ませたり、危険を周囲に知らせる役割をメインとして、ランドセルなどに付けていることが多いかと思います。
しかし、HamicMIELSの防犯ブザーは、大きな警告音が鳴る、という以外にも約20秒間の周辺音の録音データと、防犯ブザー起動時の位置情報を、保護者へ送信してくれるという機能をプラス。
より幅広いシチュエーションに対応できるようになっています。
どんな時に使うの?
ストラップをひっぱるだけで、保護者にコンタクトを取れるため、電話をかけたり、メッセージを送るよりもスムーズにSOSを発信できるのが、防犯ブザー機能の強みです。
とはいえ、「何かあったらここを引っ張ってブザーを鳴らしてね!」と伝えても、子どもにとっては、どんなときに鳴らしていいのかがわからない場合も。
「怖いと感じた時」「道に迷って帰れない時」「怪我などで動けない時」など、具体的なケースをいくつか挙げて、防犯ブザーを使うタイミングを教えてあげると子どもにもわかりやすいかもしれません。
防犯ブザー機能を使いこなすには?
大きい音が鳴るため、何もない時にはなかなか試し辛いという子も多い防犯ブザー機能ですが、子どもが使いたいと思った時に、ためらいなく使ってもらうためには機能をあらかじめきちんと知っておく必要があります。
お家で保護者の方と一緒に、まずは練習しておくと安心ですね。使い方をマスターするためには、
- 防犯ブザーを鳴らす
- メッセージを録音
- 防犯ブザー設定を確認
という3つのステップを踏んでおくといいでしょう。
それぞれのやり方
ここからは、それぞれのやり方を詳しくご紹介します。ぜひ親子でやってみてくださいね。
step1.防犯ブザーを鳴らそう
HamicMIELSの下側についているストラップを引っ張ると、防犯ブザーが鳴ります。
思っているよりも強めの力で引っ張る必要があるので、力加減も含めて、練習してみてくださいね。
また、防犯ブザーが鳴った時に、親のスマホ側にどんな風に通知が来るのか、周囲音の録音やマップの通知も含めて見せてあげると、子どももどんな時に鳴らせばいいのか理解しやすくなります。
親のスマホも手元に準備して、一緒に確認してみることをおすすめします!
step2.メッセージを録音してみよう
ブザーを鳴らすと、そこから約20秒間の周囲の音が録音されます。この間に「こけてけがをした!」「迷子になった!」など、簡単な状況を子どもが説明できると、親の方でも対処がしやすくなるので、ブザーを鳴らす→SOSの理由を簡単に説明する、という流れを練習しておきましょう。
ブザーの音を止めても、録音は続くので、迷子になった時など、大きな音が必要ない場合には、すぐに音を止めても大丈夫です。
step3.防犯ブザー設定を見てみよう
HamicMIELSの防犯ブザー設定から、音を鳴らすかどうかや画面の点滅の有無を変更することができます。
わが家では、危険そうなシーンとして考えられるのがお友達と遊んだ帰りの、自宅周辺の住宅街と、習い事のお迎えの時(どちらもそんなに賑やかではないシーン)かな?と考え、防犯ブザーの音は出さずに、娘が気軽に鳴らせるような設定にしています。
大きな音を怖がる子は、防犯ブザーの音が怖くて鳴らし辛いと感じることもあるので、使うシーンやお子さんの性格に合わせて設定を変えてみるといいかもしれません。
注意点とひとくちアドバイス
防犯ブザー機能をもっと使いこなすための注意点と、子どもにHamicMIELSを使わせている母としての私の「ひとくちアドバイス」をまとめました。
うっかり鳴らしてしまったら?
鳴らすつもりではなくても、うっかり防犯ブザーを鳴らしてしまうことは、子どもにはよくあることですよね。
親としても、うっかりで何度も鳴らされると、本当のSOSを見落としてしまわないか、不安になる面もあります。
うっかり鳴らしてしまった時には、周囲音の録音メッセージで「間違えたー!」など送信してもらうことにしておくと、親側も安心できますし、重要なSOSを見落とすリスクが減って便利ですよ。
ストラップが壊れたら
HamicMIELSの防犯ブザーは、先述した通りやや硬めに設計されています。
「強く引かないと!」と勢いをつけて引っ張った結果、ストラップの先のプラスチック部品がはずれてしまう、という子もいるのだとか。
ストラップが壊れてしまった場合は、Hamicのサポートに連絡をすると新しいものを送付してもらえますし、直せそうなら自分で接着剤で修理してもOK!
うちの小1の娘は、引っ張りやすいからとフープ状になっている物に付け替えて使っています。 以前、自転車のハンドルにストラップのフープを引っ掛けていたことで、自転車ごと溝に落ちた拍子に防犯ブザーが起動し、周辺音の通知で泣いている娘の音声が聞こえたため私が助けに行った、ということもありました。 私としては、服のポケットからストラップだけ出ていると、何かに引っかかって危なくないか気になるところではありますが、本人は溝に落ちた時の恩を感じて、気に入って使っているようです(笑) |
防犯ブザーがなった時どうする?
防犯ブザーが鳴った通知が入ってくると「何かあったのでは!?」と心配になりますよね。そんなときには、落ち着いて一つ一つの情報をチェックしましょう。
まずは、音声をHamicアプリでチェックします。メッセージで子どもが何か伝えてきていないか、うっかり鳴らしてしまったわけではないかをまずは確認します。
間違えて鳴らしたのではなさそうなら、すぐにHamicMIELSに電話をかけましょう。防犯ブザーを鳴らしたタイミングから時間が空かないうちに電話をすることで、電話に出てもらいやすくなります。
電話に出なかったり、電話でSOSを求められたら、メールで送付される防犯ブザー起動時の位置情報をチェックしてから、HamicMIELSの現在の位置情報をファミリーリンクで確認します。
二つの位置情報がすぐ近くであれば、現場に急行し子どもの安全確認を行いましょう。
防犯ブザーの位置情報と現在位置が大きく離れている場合には、位置情報の場所に向かっている間に、更にそこから移動をしている場合があります。
こまめに位置情報を確認しながら、子どもに合流できるよう急ぎましょう!
まとめ
HamicMIELSについている防犯ブザー機能を使いこなすための情報をご紹介した本記事、いかがだったでしょうか。
今回のチャレンジは
◻︎防犯ブザーを鳴らそう
◻︎防犯ブザーで音声を送ろう
◻︎防犯ブザーの使い方を話し合おう
の3つでした。どんな時に鳴らすか、鳴らしたら(通知がきたら)どうするか、しっかりシミュレーションできましたか?防犯ブザー機能を上手に活用して、お子さんが安全に・楽しく過ごせるといいですね!
では、また次回の「HamicMIELSを使いこなそう!」でお会いしましょう。