こんにちは。
この記事は、小6から1歳の4人の子どもを育てる現役ママライターが執筆しています。
突然ですが、皆さん漢字は得意ですか?
大きな声では言えませんが、筆者は、あまり得意ではありません。
特に書き順は、昔から染みついた誤った書き順がなかなか治らず、子どもの漢字ドリルをみて「え、ここって縦を最初に書くの⁉︎」と子どもにバレないようにこっそり驚いていることも…。子どものうちに、正しい書き順で覚えておく大切さを実感しています。
と、いうことで、今回は小学生が楽しく漢字を学べるような勉強法を、リサーチしてまとめてみました。
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【学年別】小学校で習う漢字
「この漢字、日常ではあまり使わないのに、小学校で習うのか…」というケースもたまにありますが、小学校で習う漢字は日常生活で見かける機会が多いとされる「常用漢字」に該当する2136字から半分が、文部科学省から「学習指導要領」として指定されています。
ここからは、学年別に、どんな漢字を習うのかをご紹介してみたいと思います。
※文部科学省による学年別漢字配当表を参照
1年生で習う漢字(80字)
『一』『木』『学』など、漢数字や、学校生活を送るうえでよく目にする漢字を習います。
習う漢字の数だけで見ると少ないですが、ひらがな・カタカナの学習もするので、子どもにとっては覚える文字が多く感じることもあるようです。
初めて漢字に触れる子どもも多いため、家庭での復習もとても大切になってきます。
筆者の次女は先日まで1年生でしたが、最初の頃は”漢字を習った!”とどこか誇らしげだったのに、年度の終わりごろには、うろ覚えな漢字も増えていて、春休みに復習をすると散々なできでした…。
2年生(160字)
『姉妹』『台風』『春夏秋冬』など、一文字での読み書きに加え、二つ以上の漢字を組み合わせた意味も学びます。
習う漢字が1年生の時に比べて倍になるため、漢字に苦手意識が付いてしまう子も出てくると思います。
3年生(200字)
『農業』『医院』『遊具』など、画数も増え、様々な部首も学びます。
また、3年生からは理科・社会・英語の教科も加わり、子どもにとっては”勉強が大変”と感じる頃かもしれません。
つい先日まで3年生だった筆者の長女も、今年度あたりから教科に対する好き/嫌いが出てきていました。長女の場合は漢字を覚えるのに苦手意識があるようです。
4年生(200字)
『菅・官』『令・冷』『位・泣』など、作りが似ている漢字も多く、『史・士・氏・司・試』などの同じ読みの漢字があったりと、意味を理解していないと間違いやすいような漢字を多く習います。
また、4年生で習う漢字を覚えると日本の都道府県が全て書けるようになるそうです。
5年生(185字)
『職』『謝』『暴』など、画数の多い漢字が増えてきます。
覚える数は3・4年生よりも多少減りますが、ほかの教科の勉強もどんどん難しくなり、委員会活動や学習系の習い事を始めている子が増えているため、漢字の学習に割く時間が減り、定着に繋がりづらいようです。
6年生(181字)
同音異字が多く、漢字の使い分けを覚えることを難しく感じる子が多いようです。
例えば、『収める・納める・治める・修める』の使い分けは、大人でも間違えることがあるのではないでしょうか。
『腹・胸・脳・肺』などの同じ部首、身体の部位を表す漢字なども、間違えやすそうです。
小学生におすすめの漢字勉強法や教材
漢字辞典を活用
[画像引用:小学館 漢字辞典第九版]
アナログな方法ですが、侮れないのが漢字辞典です。
筆者は、子どもの頃、小学生用の漢字辞典を読んでいる感覚で使っていましたが、漢字の成り立ちが図解されていて理解しやすく、使い方の例なども載っているので、効率よく覚えることができました。
今後習う漢字についてもいつの間にか予習出来ていたためか、小学校の頃は漢字に苦手意識を持たずに過ごせていたような気がします。
これを書いていて漢字辞典の存在を思い出したので、早速次の休日に買いに行こうと思います!笑
ドリル
定番ですが、自分の”わからない”を見つけるためにもドリルやワークでの学習は効果的です。
キャラクターと楽しく学習できるものや、アプリと連動させるものなど、バリエーションの方は様魅力。
[画像引用:ちびむすドリル]
我が家では、長期休み中など、子どもが宿題が早く終わった時には、無料のダウンロード式のドリルを印刷してやってもらっています!
無料とは思えないしっかりとした内容で、苦手なページを重点的に印刷したり、前年の復習・休み明けの予習を探して印刷したりできておすすめです。
ひたすら書く
個人的にはこの方法が、1番安価でかつ効果があると思っています。
昔々、筆者が漢字検定を受けるための受験勉強の時には、ただただひたすら書いて覚えていました。
市販されている漢字ノートや方眼ノートにマスを作り、覚えるまで書く!という方法。アナログですが、やり方が性に合ってさえいれば効果はあると思います。
漢字の本で学ぶ
[画像引用:ポプラ社 絵でおぼえる漢字の本(全6巻)]
漢字に苦手意識があるお子様には、マンガで解説してあったり、クイズがあったりと工夫された漢字の本を読んで学ぶ方法もおすすめです!
子どもからみても、漫画やクイズなら”教材”感が少ないので取り組みやすくなるのではないでしょうか?
いろいろな出版社から小学生向けの漢字の本が出版されていますので、チェックしてみてください。
漢字でしりとりをする
漢字しりとりは、例えば、『教材→材料→理科→科学→学校』というように、漢字でしりとりをしていきます。
漢字を覚えるというよりも、漢字の訓読みや音読みの特訓・応用力や熟語力も磨けると思うのでおすすめです。
紙と書くものがあればどこでもできるため手軽にできるところもポイントです。
筆者も長男や長女と何かの待ち時間がある時などにやることがあるのですが、意外に盛り上がります!
ある程度漢字を覚えていないと難しいと思いますので、小学校中学年〜高学年向けの勉強法だと思います。親子で楽しみながら漢字に触れられますので是非おためしください。
漢字学習におすすめのアプリ
小学生手書き漢字ドリル1026
[画像引用:app store 小学生手書き漢字ドリル1026]
小学校6年間で習う全ての漢字に対応しているアプリです。タイトルの通り、書き取り問題は全て指で手書きで書いた文字を判定してくれるのが特徴。
学年ごとに、漢字の読み方・書き取り・四字熟語など満遍なく学ぶことができます。
アプリの内容自体はシンプルですが、複雑な機能がない分、子どもでも簡単に使えるのも嬉しい。
漢字検定・漢検漢字トレーニング
[画像引用:app store 漢字検定・漢検漢字トレーニング]
こちらのアプリは、小学校高学年〜大人向けです。
今回、漢字が苦手な子向けの情報を多くご紹介していますが、勉強しているうちに、漢字が得意になる子もいるかもしれません。そんな漢字が得意な子は、漢字検定に挑戦してみてはいかがでしょうか?
漢字検定のレベルは、6級で小学校5年生修了程度、5級は小学校6年生修了程度。
このアプリなら、各級ごとに学習ができ、更に出題もジャンル分けされているので、満遍なく学ぶことができそうです!
【番外編】家庭学習にもHamicMIELSがおすすめ!
漢字の勉強だけでなく、その他の科目でも、学習にアプリを使う子どもは、年齢が上がるごとに増えてきます。取り入れてみたいけれど、子どもが個人で使える端末がない…というおうちにおすすめなのが、弊社のHamicMIELSです。
子どものスマホ利用を程よい距離感で見守れるので、安心して使わせてあげられますよ。
ちょっぴり使ってみたい時にもぴったりの、「ファーストスマホのサブスク」Hamicシェアプランもあります。
さいごに
いかがでしたか?
日常的にスマホやPCを使うことも増え、文字を書く機会も減ってきていると思います。
”読めるけど書けない”という感覚を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
筆者も家族で、クイズ番組を見ながら回答して盛り上がる事があるのですが、特に送りがななどに関しては意外に子ども達の方がしっかり正解していて、親は間違える…ということがたまにあります。
今回おすすめした方法や教材を、早速我が家でも、親子で取り入れていきたいと思います!
今回の記事が、お子様の漢字学習でお悩みのパパさんママさんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。