皆さん、こんにちは。
小学3年と年長の姉妹を持つママライターです。
我が家の次女も、この春ついに一年生!もうすぐ入学かあ…としみじみ思うと共に、心配になるのが、宿題をきちんとやらせられるか、という点です。
現小3の長女に宿題をさせるだけでも、かなり根気とエネルギーを削られているのに、更にもう一人、宿題をさせないといけないと考えると、心配になるのも無理はないのではないでしょうか。
願わくば、何も言わなくても勝手にささっと宿題をする子になって欲しい!母の願いは切実です。
今回の記事では、我が家のように、宿題を進んでしてくれないお子さんが、自主的に宿題をしてくれるようにするにはどうすればいいのか、リサーチしてみます。
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子どもが宿題をしない理由
まずは、子どもサイドの意見を元に、どうして宿題を進んでやらないのか、考えてみたいと思います。(今回も、私調べによるリサーチです。)
疲れているためゆっくりしたい
主に3・4年生のお子さんからよく挙げられたのが「ゆっくりしたい」という意見。
低学年の頃に比べて、6時間目まである日が増えていることで、学校での疲労を感じやすいのか、帰ってきてからしばらくは、ダラダラしたくなるようです。
たまたま出会った、娘の担任の先生曰く、3.4年生は、勉強も複雑になってくる上、ギャングエイジと呼ばれる年齢にあたることから、友達同士での結束や自分たちの中でのルールに縛られて、本人も気付かないうちにストレスを抱えている子も少なくないのだとか。
(ギャングエイジは、家族よりも友達優先!という傾向もあるため、保護者としては成長の過程として見守るしかないようです。)
『ダラダラしていていつまでも宿題に取り掛からない。「今やろうと思ってたのに」と言い訳ばかりする。』という保護者の方の意見も耳にしましたが、そういったケースも、お子さん側から見れば「疲れているから少しゆっくりしたい」にあてはまるのかもしれません。
集中しにくい環境
こちらはママからの意見で、主に低学年のお子さんによく見受けられるケースのようです。
例えば、小学生の宿題をママが見ている間、下のお子さんにテレビを見て待っていてもらいたいのに、宿題をしないといけない小学生までついテレビを見てしまって集中してくれないなど、環境の問題から集中できないケースです。
他にも、おやつを食べても尚お腹が空いていて、ママが準備している晩ご飯のことがずっと気になってしまう、という子もいました。
他にも、持って帰ってきたお手紙や学用品を整理しないまま勉強を始めて、宿題の合間のふとした瞬間に、お手紙を読みたがったり、消しゴムカスで遊んだりしてしまう、というご家庭もあるようです。
勉強に苦手意識がある
子どもが宿題を面倒に感じるのは、どこか勉強に対して、苦手意識があるからかもしれません。
娘のお友達たちの中にも、「宿題は面倒だから、やる気にならない」「宿題でわからないところを親に聞くと怒られるから嫌。でもそのままにしていると翌日先生に怒られるし、親に聞くしかないから、宿題をするのが嫌」という意見の子がいました。
「学校で教えてもらったばかりのことなのに、全くわかっていない子どもに腹が立ち、『どうしてわからないの?!』と責めるような口調で言ってしまって…子どもも自信がない部分が宿題の日は、なかなか宿題を広げたがらず、そこからイライラしてしまう」というママからの意見も耳にしました。
子どもたちの勉強への苦手意識を改善することで、面倒に感じるシチュエーションも減ってくるのかな?と思います。
宿題をしない子どものやる気を引き出すコツ
宿題を自主的にしたがらないお子さんに、なるべく自分からやってもらうようにするにはどうすればいいのでしょうか?
ルーティン化する
一番よく聞くのが、時間や環境などを決めて、ルーティン化する、というものです。
帰ってきたら、遊びに行くまでに宿題をする、などのルールを作っておられるお家は多いですが、それも一種のルーティン化と言えるかもしれませんね。
ただルーティン化するだけでは、しばらくすると「面倒さ」から結局後回しにしてしまうようになる場合もあるので、その都度ルーティンルールの追加や(ママも一緒に勉強をする、など)見直しを行なっていくといいようです。
頑張った時に褒める
こちらも、効果としては短期的なものかもしれませんが、宿題を自主的に始めた時には、大袈裟なくらい褒めてあげると、次の日も頑張ろうと思えるようです。
うちの娘の場合、宿題を始めてしばらくすると、集中力が切れて、ぼんやり手が止まりがちになるので、スムーズに宿題を終えれた日は、「え!もう終わったん!今日めっちゃ早いやん!」と大袈裟に褒めています(笑)
その後何日かは、褒められたくて頑張ってやっているのですが、雑になって叱ったりすると、褒められ効果が薄れてしまうようです・・・。
環境をなるべく整える
他のものに気を取られないように、環境を整えることも大切です。
ママ友達に聞いてみたところ、
- 勉強をする前に机を片付けると余計な情報が目に入らなくなって途中で遊びにくい。
- テレビが見えない向きで勉強をする
といった工夫をされているご家庭もあるようです。
小さなことでも、集中力をなるべく途切れさせないように改善するべき点がないか、考えてみるといいかもしれません。
アプリやインターネット等を上手に活用する
最近ママ友の間で人気があるアプリで、「算数丸つけアプリ」というものがあります。子どもの算数の宿題の正誤をチェックしてくれるアプリで、本来は忙しいママが楽に丸つけができるという趣旨のもの。
このアプリ、実は子どもが自分で丸つけをする練習や、宿題を意欲的にしてもらう対策アイデアとしても有効だと話題になっています。
他にも、「自分学習の宿題にはタブレットでインターネット検索をして楽しそうに取り組んでいる」といった意見も出るなど、情報機器を使うと、子どもも楽しみながら取り組めるようです。
このように、小さいうちから情報機器に触れ、便利な使い道やネットリテラシーを学ぶことは、宿題と同様に、子どもにとっては大切なことなのかもしれません。
弊社のHamicMIELS・HamicPOCKETという端末も、スマホを使う前のプロセスとして、情報機器に触れ、学ぶきっかけになればと開発されたものです。個人端末をまだお使いでないお子さんがおられるおうちは、一度検討してみてくださいね。
宿題をしない子どもにイライラした時に気をつけたいこと
子どもが、何度言ってもなかなか宿題をしないと、「宿題した?」「そろそろ宿題してよ!」「いつになったら宿題するの?!」と、ついママもイライラしてしまいますよね。そんな時に気をつけたいポイントをまとめます。
感情的にならない
何度言っても宿題をしなかったり、わからないところを教えていると、つい感情的になってしまうものです。
うちの娘も、算数が苦手で、教えているのによそ見をしたり、ぼんやりするので、つい感情的に怒ってしまい、ますます宿題をやりたがらなくなってしまったこともあります。
イラっとした時は、一旦子ども(と宿題)のことを考えるのをやめて、クールダウンしてから、新たな気持ちで言葉かけしてみると、案外うまくいくかもしれません。
お膳立てしすぎない
さっさとしないことにイライラして、早くやってほしいあまり、宿題や筆箱を準備したり、環境を整えたりしてしまうと、その日はそれで良くても、翌日以降も同じようにしないと宿題をしなくなってしまう場合も。
「〇〇ちゃんのおうちで一緒に宿題したら、〇〇ちゃんのママが、牛乳とお菓子をセットして、筆箱の中の鉛筆も全部削ってくれたんやで!」と娘が言っていたことがあったので、その子のママに聞いてみたところ、やはりママが準備をしている間はダラダラしていて、準備ができないと始めない、という流れになってしまっているそうです。
将来的に、自分一人でも勉強してほしいなら、お膳立てはほどほどにしておいた方がいいのかもしれません。
投げ出して放っておくのは×
こちらも、完全に私がよくやってしまっているケースです。
例えば、教えているうちにイライラが溜まったり、何度言っても宿題をしない時に、「もういい!明日学校にそのまま持って行って怒られたらいいねん!」となってしまうのは、私だけではないはずです。
これを積み重ねると、ますます宿題をするのが嫌になり、わからないところをそのままにし続けることで、学力的にも不安な状態になってしまうことも。
イライラが収まるまで一旦待って、冷静になってから、再挑戦してみる方がいいのかもしれません。
ちなみに、こちらも先ほど登場した、長女の担任の先生に聞いてみたところ、「お母さんがイライラしてしまって、子どもに宿題させるのを諦める、というのは、わりとよくあること。特に低学年のうちは、ヒートアップして無理にやらせると後々の勉強嫌いの元にもなるので、イライラがおさまらないのであれば、無理せず、やっていない状態で翌日登校させて下さい。連絡帳に記入していただいていたら、休み時間などを利用して一緒にやります。」とのことでした。「放っておくこと」を気をつけたいこととして挙げましたが、毎日イライラが続いて、ママのストレスが爆発しそうなのであれば、潔く投げ出してしまってもいいのかな、と思います。 |
さいごに
今回の記事執筆にあたり、あちこちでリサーチすればするほど、かける言葉や対策の面で自分がしてきたことが、間違っていることだらけだったことに気づきました。
まだまだ現在進行形で、宿題をなかなかやりたがらない状態の長女ですが、今回の記事を参考に、子どもが自分で進んで宿題をしたがるよう、あれこれ試してみたいと思います。
また、宿題をしないお子さんのことで思い悩み、そのイライラをぶつけてしまうくらいなら、宿題を諦めてしまってもいい、というのも目から鱗でした。
何があっても絶対に今日中にさせないと!と意気込みすぎず、ママの方も無理なく「宿題対策」ができるといいですね♪
お互い、これからも頑張りましょう!