皆さん、こんにちは。小学生姉妹と1歳ベビー子育て中の、はみっく編集部ライターです。

[画像引用:東京消防庁 「住宅でも注意!リチウムイオン電池関連火災」]
ここ数年、「モバイルバッテリーの発火・爆発」のニュースをよく見かけるようになりましたよね。実は我が家、小学生の姉妹にも普段からモバイルバッテリーを持たせているため、そういったニュースを見るたびに「子どもが持っている時に爆発したらどうしよう…」と不安に感じていました。
とはいえ、小6の長女は寝る前に充電を忘れることがしょっちゅうで、いざという時にはなぜかいつも電池切れ。モバイルバッテリーがないと、連絡が取れなくなるうっかりさんなのです。
この記事では、そんな実体験も交えながら、小学生にモバイルバッテリーを持たせるときの注意点や安全な使い方をリサーチしてみました!
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小学生にモバイルバッテリーは必要?電池切れのリアル事情
まだ小学生だし、外出中はそこまで使ってないから電池切れの心配はいらない=モバイルバッテリーはいらないんじゃない?と思われがちですが、我が家の娘たちや、周りのママ友たちの話を聞いてみると、実際はそうでもありません。
まずは「どうしてモバイルバッテリーがあると便利なのか」を考えてみました。
キッズ携帯は電池の減りが早い!

機能が少なく、電池が長持ちするイメージのあるキッズ携帯ユーザーの中にも、モバイルバッテリーを持ち歩いている子も少なくありません。例えば、キッズ携帯に搭載されているGPSや位置情報の見守り機能は、意外と電池を消耗するポイントになっています。「ちゃんと学校に着いたかな」「習い事に行けたかな」と頻繁に位置情報をチェックすることも多く、そのたびバッテリーを消耗しているわけです。
見守りを目的として持たせているため、電池が切れてしまうと「キッズ携帯を持つ意味がない」状態になってしまうことから、いざという時に備えてモバイルバッテリーを持っている子がいるのは納得できますよね。
小3の次女:「念のため」あると安心

我が家の次女は「はみっくミエルスニコ」を使っています。一般的なスマホに比べると電池の持ちはいい気がするのですが、それでも1日おでかけをする場合には、夕方にはバッテリーがわずかになってしまっていることも。
電池がなくなって連絡が取れなくなるは困るので、学校やおでかけにはコンパクトなモバイルバッテリーを持って行ってもらっています。
使用頻度はそう高くないので、「念のため」の備えとしての役割がメインですが、親としては、あるかないかで安心感はやっぱり違ってくるなと感じています。
小6長女:あらゆる物の充電忘れに

[画像引用:Hamee本店「Melia 超薄型モバイルバッテリー5000mAh ]
スマホユーザーの長女は就寝前に充電を忘れることが多く、出先で電池が切れてしまうこともしばしば…。行動範囲が広くなり、塾や習い事で帰りが遅くなる場合もあるため、モバイルバッテリーが大活躍している現状です。
最近では、熱中症対策のために持たせているハンディファンやワイヤレスイヤホン・スマートウォッチ(塾の送迎時などあまりにも着信に気づかないため使い始めたのですが、格段に連絡がとりやすくなったのでオススメです。)など、一回のお出かけにつき何か一つは充電残量が減っていて、毎回モバイルバッテリー頼りになりつつあります。
子どもにモバイルバッテリーを持たせるリスクと選び方
小学生でもモバイルバッテリーがあると便利なシーンがあるとわかったところで、モバイルバッテリーを使う上での注意点と、選び方を考えてみました。
発火・爆発ニュースが増えている

[画像引用:モバイルバッテリーなどの火災事故が多発 夏こそ注意! - 家電 Watch]
ここ数年、ニュースで「モバイルバッテリーが発火した」「爆発した」という事故を耳にする機会が増えました。原因としては、安全基準を満たしていない粗悪品の内部ショートや、車内などで高音状態になったことによる劣化がよく聞かれますが、調べてみると落下によるダメージや、過充電による膨張など、「子どもは特にそういうことしそう!」ということも原因になっていることがわかりました。
少しの不注意が、大きな事故につながる可能性があると考えると、親としては心配になりますよね。
安全&快適に使える物を選ぶためのポイント
子ども向けにモバイルバッテリーを選ぶときは、次のポイントを意識しています。

[画像引用:Hamee本店「Melia 超薄型モバイルバッテリー5000mAh ]
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PSEマーク付き
国内で販売されるモバイルバッテリーには、上の画像のマークが必須!安全基準を満たしている証拠なので必ずチェックしておきましょう。 -
容量は5000mAh程度
大容量すぎると重くなる上、発熱のリスクも増えるので、コンパクトで軽いものがおすすめです。うちの娘たちを見る限り、5000mAhくらいの容量で十分なのかな?という印象です。 -
ケーブル一体型
ママ友からは「出力用のポートにケーブルを差していたのに気付かず、同じケーブルのもう一方の差し口を入力用ポート(モバイルバッテリー本体を充電する際に使用する差し込み口)に差してしまいショートさせてしまった」というエピソードも。 子どもには特に、ケーブルを失くす心配がなく、アクションも少なくて済むケーブル一体型が便利なようです。
我が家で感じた「マスト機能」

[画像引用:Hamee本店「Melia 超薄型モバイルバッテリー5000mAh ]
「子どもでも使いやすいもの」「安全なもの」を求めてあれこれ使用しているうちに、「この機能は絶対マスト!」と感じるようになったのが、モバイルバッテリー本体の電池残量表示機能です。スマホやキッズ携帯の電池が切れた時に、モバイルバッテリーまで電池切れだと意味がありません。子ども自身できちんと管理できない場合には、親がある程度電池残量を気にしておいてあげる必要があります。「ちゃんと充電ができているかどうか」を一目で確認できる機能がついていることで、親の方もストレスなく管理しやすくなりますよ。
子どもに安全にモバイルバッテリーを使わせる工夫
先程の項目でも触れたように、モバイルバッテリーを安全に使うためには、使い方にも工夫が必要になってきます。
バッテリーの充電は目安時間を決めて

モバイルバッテリーを充電する場合に、フル充電になったあともずっと電源に繋ぎっぱなしにしておくと、過充電になり、熱を持ったり、劣化を早めたりする原因になります。過充電を防ぐためには、モバイルバッテリーの説明書に記載されている「フル充電になるまでにかかる充電時間」を確認し、その時間を目安として充電を行うのがおすすめ。
例えば、次女のモバイルバッテリーだと、約3時間で充電が完了と記載されていたので、習い事などから帰ってきてから充電をし、寝る前には回収して、代わりにスマホを充電する、という流れをルーティンにしています。
充電中にやってはいけないこと
充電中には、電池が熱くなりすぎないよう、いくつかのポイントに注意が必要です。
-
布団の上で充電しない
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ポケットに入れたまま充電しない
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夏場は熱がこもる場所を避ける
など、気をつけていないとうっかりやってしまいそうな内容も。子どもにもしっかり伝えておきたいポイントです。
家庭で決めたい「モバイルバッテリーのルール」
最後に、家庭内でのルールづくりも大切です。我が家のモバイルバッテリー活用ルールは↓

スマホ利用のルールとも似通った箇所があるので、併せて守れるようおうちで話し合ってみるといいですね。
最後に
「子どもにモバイルバッテリーを持たせるべき?」「危なくない?」と悩むパパママの疑問にお答えした本記事、いかがだったでしょうか?電池切れの心配を解消してくれる一方で、子どもの使い方次第ではニュースで見るような発火事故が起きかねない、という不安も改めて感じました。
我が家では、
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安全基準(PSEマーク)を満たした製品を選ぶ
-
5000mAh程度のコンパクトタイプを活用する
-
一時的に充電して、たまったら外すルールを徹底する
この3つを意識して、今後は子どもに持たせていきたいと考えています。
正しく選んで工夫することで、モバイルバッテリーは、キッズ携帯をより安心して使えるツールにしてくれます。ぜひご家庭でも「安全な選び方」と「家庭内ルール」を話し合ってみてくださいね。
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