令和の小学生、お小遣い事情!金額・ルール・電子マネー活用までリアルに紹介!

皆さん、こんにちは。小学生姉妹と、0歳ベビー子育て中の、ㇵミック編集部ライターです。

小学生になると、お金を持って遊びに行くようなイベントも出てくるため、ママ友たちとの会話でも「お小遣いってどうしてる?」という話題が挙がることもしばしば。金額は?ルールは?あげないとだめ?親の中でも意見が別れやすい部分でもありますよね。最近では電子マネーやキッズ携帯の活用も進んでいて、親としても考えることがたくさんあります。この記事では、小6と小3の娘を持つ一主婦の私の視点から、リアルなお小遣い事情を紹介します。

 

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お小遣いっていつから?どうやって?家庭で違う3つのスタイル

まずは、私がよく見かける3つのお小遣いスタイルをご紹介します。それぞれの家庭の方針や子どもの性格に合わせて、合う方法を考えながら読んでみてくださいね。

お手伝い報酬制ー働いた分だけもらえる仕組み

私の周りで一番よく聞くのが、「お手伝いを報酬制にする」スタイルです。洗車やお風呂掃除などのお手伝いをポイント制にして、1回◯円で月末に精算する表を作っているご家庭や、「1ヶ月間この仕事をやりきったら500円」と、月契約のような方式を取っているご家庭も。

頑張れば報酬がもらえるので、お金の大切さや「働くこと」の意識が育つ一方で、やらないと収入ゼロになってしまうという一面も。お金を通じた社会性を学べる方法の一つとも言えそうですね。

定額お小遣い制ー金額を決めて定期的に渡す

我が家では次女が小学生になったときから、こちらの方式を採用中です。金額は「年齢×100円」としていて、次女は9歳なので900円、長女は11歳なので1,100円です。他のお家に比べると少し多めかな?とも思いますが、家族の誕生日や父の日・母の日にはお小遣いからプレゼントを買う決まりにしているため、このくらいの金額にしています。

報酬制のように、金額が月ごとに変わることがないためわかりやすい反面、「欲しいものがあるから頑張って働いてお金を貯める!」というような子どもの意欲には繋がりづらいのがデメリットかなと感じています。

お小遣いなしー必要なときに渡すスタイル

「まだお小遣いは早いかな」「お金を持たせるのが不安」と感じるご家庭では、あえてお小遣いを設定せず、必要なときだけ渡す方法をとるケースも。

お金の管理に自信がつくまでは無理に渡さず、親と一緒に使い方を考えるのも一つの手です。お金の扱い方は、お子さんの性格にも直結してくるので、いつから始めるか、どんなふうに運用していくかは、ご家庭ごとに違っていていいのかなと思います。

お小遣いの金額とルール。我が家と周りのリアルな事情

一言で「お小遣い」と言っても、金額や使い方のルールは家庭によってさまざま。実際に私やママ友の家庭で取り入れている例をご紹介します。

定額制の場合、金額は?「学年×100円」や一律500円など

前述のとおり、我が家では小学生のうちは「年齢×100円」を基準にしています。他のお家を見てみると、「学年×100円」や低学年は300円、高学年は500円と一律にしているおうち、高学年で塾通いをしていて、夜食を買う場合もあるから、と2000円にしているおうちもあります。

報酬制の場合も、子どもの頑張り具合に応じてある程度のばらつきはあるものの、同じく学年×100円程度になるように報酬の価格を設定しているというお家が多いようでした。

お金のルールは?使い方とトラブル防止がカギ

我が家では、お金に関する以下のようなルールを設けています。

  • 友達や姉妹とのお金の貸し借りや奢り合いは禁止
  • お金を使った遊びは事前に親に相談
  • お金を持っていない子がいるときは、その子に合わせた遊びを選ぶ
  • ゲームセンターやガチャガチャは「何が残るか」を考えて使う

これらのルールを通じて、「使う前に考える」習慣が身につくよう意識しています。娘のお友達でも「◯◯ちゃんと映画を見に行った時にお金が足りない!って言うから貸してあげたのに返してくれない」と言っていた子がいたので、子ども同士でのトラブルを防止するためのルールをあらかじめ作っておくのがおすすめです。

「貯める」習慣も大切に。お金の教育は生活の中から

我が家の次女は現金派で、お小遣いを渡すと、まずは貯金箱に入れて、どれだけ貯まったか数えるのを楽しみにしています。ママ友の中にも、お小遣いは、半分は財布、半分は貯金箱に入れることにしてるーというご家庭があり、お金の教育にもつながっているのだとか。

目先の欲しい物だけでなく、「ちょっと高いけど本当にほしい物のために貯める」という経験も、お金の教育にとって大事なプロセスなのかもしれませんね。

お金教育上級者さんの中には、お小遣いで資産運用をさせてる!というご家庭も!

電子マネーとキッズ携帯で進化するお小遣い管理

最近では、電子マネーやキッズ携帯を活用して、お小遣いをスマートに管理している家庭も増えてきました。我が家でも、子どもそれぞれのスタイルに合わせた方法で運用しています。

長女はスマホ+電子マネーでスマートに管理

小6の長女はスマホを常に携帯しているため、スマホ決済に使える電子マネーでお小遣いを支給しています。お小遣いのために小銭を準備する手間がかからず、設定さえしておけば自動で毎月送金してくれるため、渡し忘れの心配もありません。

また、利用履歴がそのまま「お小遣い帳」になるため、何にいくら使ったかが一目でわかるので、親としても管理しやすく、電子マネー派の家庭にはおすすめの方法です。

次女は現金+おこづかい帳アプリで記録管理

小3の次女は駄菓子屋さんに行く機会もあったり、貯金箱に貯めるのが楽しみになっていることから、現金支給にしています。はじめの頃は100円ショップで販売されている、通帳に似せた子ども用のおこづかい帳を使ってもらっていたのですが、記録するのを忘れたり、残高が合わない部分を無理やりあわせようとした痕跡をみつけたため、最近は、Hamic MIELS nico(ハミックミエルス ニコ)で、お小遣い帳アプリを利用しています。

[画像引用:app store「ハロまね」]

お出かけのときにはいつも持ち歩いているため、お金を使ったらその場ですぐに記録ができるのが便利!とのことで、すでに一年ほど問題なく利用しています。親の見守りのもと、スマホのようにアプリがインストールできるHamic MIELSのおかげで、いろんなアプリを比較して、子どもでも使いやすいアプリを選ぶことができたのも良かったのかもしれません。

自分で「何に使ったか」を把握することで、お金の管理や振り返りの力を育てることができるといいなぁと期待しているところです。

キッズ携帯は見守り・記録の補助ツールとして活用

親子間のやりとりや位置確認、使い方の相談など、HAMIC MIELS nicoも含めたキッズ携帯が、間接的にお金の管理に役立っているというおうちは、我が家以外にもたくさんありました。中には、お金を使ったら毎回レシートを写真にとってメッセージに送信させてる!というおうちも。ご家庭にあった方法で、必要に応じてうまくデジタルデバイスを活用していけるといいかもしれませんね。

最後に 家庭の数だけ正解がある!まずは我が家のルールを作ろう

小学生のお小遣いに関して考えてみた本記事、いかがだったでしょうか。我が家も長女が来年中学生になるので、その折にはまたお小遣いシステムを見直したいなぁと考えているところです。

お小遣いの渡し方や金額に「こうしないといけない」という正解はありません。家庭ごとに、お子さんの性格や状況を見ながら、少しずつルールを作っていくことが大切です。

現金、電子マネー、キッズ携帯など、使えるツールも広がっています。大切なのは、子どもがお金に対して主体的に考え、使い、学んでいける環境を整えてあげること。この記事が、少しでもお小遣いに悩むご家庭の参考になればうれしいです!

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