小学生だけで公園に行かせるのはいつから?「公園デビュー」のルールや親の安心対策をレポ

皆さん、こんにちは。小学生姉妹と0歳ベビー子育て中の、はみっく編集部ライターです。長女は今年度、ついに6年生!近所の新1年生さんたちを、嬉々としてお世話しています。

さて、そんなご近所の新入学生のママたちから、ある時こんな質問を受けました。「小学生は、みんな子どもだけで公園遊びをしてるけど、うちの子はまだ不安で…。みんなどうやって、子どもだけで公園に行かせられるようになるんですか?」

そういえば、私自身、一人目のときは「まだ親なしで公園なんて危なくない?」と不安に感じていたことを思い出しました。

と、いうわけで、この記事では、さきほどのママ友の疑問に、私や周りのママたちの実例やアドバイスを交えてお答えします同じように悩むママ・パパの参考になれば嬉しいです。

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小学生だけで公園に行くのは何年生から?ママたちのリアルな実例

「1年生になったら解禁」派が多めかも。ママたちの声

私の周りのママたちに聞くと、「1年生になったから、近くの公園ならーと、友達と行かせてみた」という声が一番多いです。登下校を子どもだけでするようになる入学のタイミングで、登下校ルートの近くにある公園に行くようになるおうちが多いのかもしれませんね。

「最初は子ども同士だけでは心配だから、ママ友と一緒に見守りながら少しずつ練習した」という人も。低学年のうちは「行き慣れた近所の小さな公園限定」という家庭が多い印象です。

最初は「親が少し離れて見守る」「近所限定」で段階的に

うちも最初は「お友達と遊ぶなら自宅から近くの◯◯公園だけOK」ということにして、同じ公園で次女を遊ばせつつ、長女のことも少し離れたところから見守る形で遊ばせていました。

お友達とケンカして置いて帰られたり、長い木の枝を振り回そうとしていたりと、「うちの子、本当に子どもだけで遊ばせて大丈夫になる日が来るのかな…」と不安になる様子でしたが、危険なことをその都度注意したり簡単なルールを毎回確認しているうちに、しばらくすると遊び方も落ち着き、少しずつ慣れてきました。

「行きと帰りは一緒に行くけど、遊んでる間はママは家に帰っておくね」「今日は帰りだけ迎えに行くね」という感じで段階を踏んで、少しずつ慣らす(親子双方に…)ことで、安心して遊びに行かせられるようになりましたよ!

第二子以降はややゆるめ?

こうして書いているうちに気付いたのが、「長女の時は慎重になっていたけど、次女の時はついて行ったりした記憶がないな…」ということ。周りのママ友たちの中にも、「下の子の時は、上の子がいる公園で遊ばせるようにしたくらいで親がついて行ったりはしなかったなあ」「一人目の時ほど心配もしていなかったかも」という方が多い印象でした。(私だけではなくて少し安心しました…。)

お兄ちゃん・お姉ちゃんが公園で遊ぶ様子を見ていたり、ご家庭でのルールがすでに出来上がっているためか、第二子以降はすんなり「子どもだけでの公園デビュー」をしているということなのかもしれません。

小学生の「子どもだけでの公園デビュー」で親が決めておくべき3つのルール

先ほどの項目でも少し出てきた「公園で遊ぶためのルール」は、親の目が届かないシチュエーションだからこそ、大切になってきます。ご家庭ごとにルールの内容は違うと思いますが、ここでは、個人的にマストで必要だと思うルールを三つ挙げてみました。

①遊びに行ってもいい範囲を決める

うちでは「○○公園と○○公園はOK」「大通りを越える場所はNG」と、遊んでいい範囲を一緒に確認しました。娘のお友達たちを見ても、「〇〇公園までならOK」と具体的に決まっている子が多いようで、遊ぶお友達に応じて、遊ぶ場所や集合場所を子ども同士で調整しています。範囲を決めておくことで、その範囲内の危険な箇所をある程度注意しておくことができるのもおすすめです。(ここの角は見通しが悪いから車が来ないかよく見てね!だとか、公園の隣の雑木林は入っちゃダメだよ!など。)

②帰る時間(門限)の設定

子どもだけで遊ばせるようになると、一番ネックになってくるのが「帰る時間を守れるか問題」です。うちは「冬は17時・夏は18時まで」を基本ルールにしていますが、暗くなるのが早そうな日や、門限が早いお友達と遊ぶ日などはもう少し早くするなど、日ごとに調整をしています。時計が読めない子でも、キッズ携帯やスマートウォッチのアラーム機能を使ったり、地域の定時放送(5時にメロディがなるなど)などを目印にして、帰宅時間を守れるよう練習してもらいましょう。

③どこで誰と遊ぶかは事前に報告を

遊びに行く前に「誰とどこで遊ぶか」を報告させるのは、パパママが子どもの頃からよく言われているルールですよね。防災や防犯の観点からも、子どもが誰とどこにいるかを把握しておくことは大切になってきます。

警視庁が発表した[子供・女性に対する犯罪等を防止するための対策に関する調査研究]によると、子どもへの犯罪行為が行われる場所は、大都市・郊外問わず、駅や公園が多いのだとか。子どもだけで公園へ行くことができるようになると、次は「安全に公園で遊んで帰ってくる」ことがミッションになってきます。「子どもだけで公園デビュー」の段階から、防犯対策を癖づけておきたいですね。

仕事で、子どもが帰ってきたときには家にいないママも、もしもの事態に備えて「遊びに行くときにはメモにどこで誰と遊ぶか書いてから出かけてね」と伝えていると言っていました。

ママたちが「やってよかった!」公園デビューの安心アイデア集

ここからは、子どもだけで公園に行くようになったお子さんに、「してもらって良かったこと」をママたちに聞いてみました!

「GPS・キッズスマホ・キッズ携帯」で親も子も安心

子どもだけでの放課後遊びには、キッズスマホ・キッズ携帯・GPS端末などがあると、安心感が格段にアップします。門限の時間になったのに帰ってこない…といったシチュエーションは、かなり「あるある」なので、子どもの居場所がわかったり、帰っておいでーと連絡ができると、心強いですよ。

【Hamic MIELS nicoなら電池切れでも安心】

うちが使っているのはHamic MIELS nicoという子ども向けスマホです。キッズ携帯同様、位置情報が見れたり、防犯ブザーが使える上、「もしもの場合」に備えて、電池が切れてからもしばらくは位置情報が検出できるシステムになっていて、安心感もバッチリ。「キッズ携帯は子どもっぽいから持ち歩きたくない!」と言う子にも気に入ってもらいやすい、大人っぽいデザインもポイントです。

「子ども110番の家」や地域のつながりを活用する

最近はかなり薄れていますが、昔ながらの「近所のつながり」もやはり防犯面では欠かせない場面もあります。

うちでは公園デビュー前に、自宅から公園までの間にある「子ども110番の家」を一緒に確認しました。実際に、お友達が怪我をしたときに、近くに大人が見当たらず、娘が子ども110番の家に大人を呼びに行ったということもありました。

また、「公園で小さい子を連れてるママや、お掃除をしている大人の人に会ったら挨拶してね」と伝えておくと、万が一のとき大人に助けを求めやすくなります。ママ友の中にも「挨拶の習慣があると、地域で見守ってもらいやすい」と話していました。

危険なことで子どもが気づいてないことはないか親がチェック

公園での遊び方も、会話の中で、それとなく親が確認するのがおすすめ!うちの娘も「今日は木登りしたよ!」と嬉しそうに報告してくれたことがありましたが、よく聞くと、結構高い木に登っていてヒヤっとしたことがありました。

「もし落ちたらどうなる?」「下に友達がいたらどうなる?」と具体的に話してリスクを伝えたら、「あ、確かに危ないね」と納得してくれました。

楽しいことに夢中な子どもは、危険に気づきにくいので、親がうまく声かけしてあげたいですね。

まとめ

子どもだけで公園に行く年齢やルールについてご紹介した本記事、いかがでしたか?小学生になったからといって「すぐに親なしで公園OK」というわけではなく、子どもと一緒にルールを決めて、段階的に少しずつ慣れていくのも、一つの手なのかな?と感じました。

この記事が「そろそろ子どもだけで公園デビューかな…」と考えているママ・パパのヒントになれば嬉しいです。

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