皆さん、こんにちは。小学生姉妹&0歳ベビーを子育て中の、はみっく編集部ライターです!先日、ネットニュースで「小学校高学年の子どものスマホ所持率が、ついに半数を超えた」というアンケート調査の結果を見かけました。すでにスマホユーザーで、ことあるごとに「スマホ取り上げるよ!」を脅し文句にされている小5長女と、HamicMIELSユーザーで、そろそろ大人と同じスマホが欲しくなってきた小2次女の母としては、「そんなにみんなが持ってるのであれば、取り上げるのは酷なの?」「次女にはどれくらいからスマホを持たせたらいいの?」という視点で、アンケート調査の結果を読み込みました(笑)。
そんなわけで、今回の記事では[モバイル社会研究所 モバイル社会白書web版2024年版「子どものICT利用」]のアンケート結果を元に、小学生のスマホの利用について考えてみたいと思います。
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年々上がる小学生のスマホ使用率!データをチェック
冒頭に紹介したアンケート調査の結果で、私が注目したのは以下の三点です!
- スマホ・キッズ携帯を「持っている子」と「持っていない子」を見ると、小5を境に「持っている子」が多くなっている
- 小学生のICTスキルは思っているより高い
- 毎日テレビを見る子と毎日YouTubeを見る子は同程度の割合
ここからは、これらの一つ一つの項目を詳しく見ていきましょう!
いつから使ってる?小5以降は半分以上が「自分の携帯を持ってる」らしい
スマホ所有開始年齢の平均は10.6歳、というデータからもわかるように、小5あたりでスマホを使用し始める子が多いようです。実際に、小5の娘の周りでもスマホを持っている子は多く、私自身も納得の調査結果ではありました。高学年になってくると、学童を辞める子や、塾に通い始める子も増えてきて、それまで以上に、親子で連絡を取り合う必要が出てくるケースも少なくありません。周りにスマホユーザーが増えてくることで、「みんなが持ってるから自分も欲しい」となる子も多いでしょうし、そう言った意味では、高学年のスマホユーザーは今後もまだまだ増えてくることが予想されます。
「文字入力」「検索」はお手のもの!小学生は携帯電話を使いこなしてる!
子どものICTスキルを調査した項目では、低年齢のうちから、かなりの子がデジタル機器を使いこなしていることがわかります。例えば、「携帯電話の文字入力」の項目では、低学年でも7割、高学年になると9割ができると回答しています。(大人でも、フリック入力に慣れず、ガラケー打ちをしている人も、まだまだ結構いますよね…。)他にも、インターネットを使って情報を検索したり、カメラ機能で撮影を行うといった基本的な機能は、かなりの割合で使いこなしていることがわかりました。確かに、うちの娘も、スマホを購入するにあたり、「うちの子には使いこなせないんじゃ?」と思っていたのに、いつの間にかちゃっかり使いこなしています。子どもの適応力、恐るべし…!
学校での話題にはYouTube動画も。
もう一つ気になったのが、テレビとYouTube動画の視聴頻度が、ほぼ同じ水準だったことです。私たちの子どもの頃だと、テレビは当然のように毎日付けて、何気なく見ているものでしたが、現代の子どもたちは、3割程度の子がテレビを毎日は見ないと回答しています。テレビを毎日見る子は残りの7割程度ということになりますが、実はこの数字は、YouTube動画を1日一回以上見る子の割合とほぼ同じ!YouTubeの動画が、いかに子どもの中で浸透しているかがよくわかります。
我が家では元々「動画禁止!」ということにしていたのですが、娘たちがお友達と遊んでいるところを見た時に、お友達たちだけが人気YouTuberの真似をしたり、好きな動画を紹介しあったりしていて、ちょっと不憫になり、YouTubeを解禁したという経緯があります(笑)。
みんなの「スマホルール」をチェック!納得して制限を
この調査の中では、ご家族でどんな禁止事項を作っているのかも、年齢別に見ることができます。スマホをまだ使っていないご家庭にも参考になりそうなので、チェックしてみてくださいね!
料金に関するルール
小学校低学年から中学生までの全学年で設定されている確率が高いのが、料金に関するものです。中でも高い割合なのが「勝手に課金・ネット購入をしない」というルール。子どものスマホが知らないうちに親のクレジットカードに紐づいてしまっていて、高額な請求が来て驚いた、というトラブルは、身近なところでも案外よく聞きます。小学校でも、課金トラブルに関しては学んでいるようで、子どもたちも気をつけてはいると思いますが、家庭でもよく気をつけてあげられるといいですね。
場所や時間に関するルール
「食事中にスマホを使わない」「スマホを使うのは決められた時間だけ」といった、場所や時間に関するルールは、スマホを使い始める時期の、小学生に設定することが多いようです。ルールとして決めていないお家でも、下の画像のような設定を使って利用時間を制限しているご家庭は多いのではないでしょうか。
具体的な例として、我が家の場合は「スマホの使用は朝7時半から夜9時まで」「家ではリビングでのみ使用OK」としています。スマホの使い過ぎや、やるべきことを後回しにしてスマホを触りたがるなど、子どもの生活にスマホが悪影響を及ぼさないようにするためのルールを、各ご家庭で考えてみましょう。
個人情報に関するルール
昨今、ニュースなどでもよく取り上げられている「不適切動画」トラブルの影響からか、中学生になると、個人情報に関するルールを設定しているお家が増えているようです。具体的には、知らない人と繋がらない、個人情報をネットにあげないなどがアンケート内で取り上げられていました。最近は、SNSをやっていない小学生でも、ゲームアプリの中で第三者と交流する機会があったりするので、小学生のうちから、少しずつネットリテラシーについて教えてあげられるといいかもしれませんね。
まとめ:親子で学ぼう、情報リテラシー!
今回の記事を書く中で、子どものICT利用に関するアンケートを隅々まで読み込んでみましたが、我が子がスマホを使うことに関しての不安の内容は、大体どこのお家も同じなんだなあと、なんだか少し安心しました。
スマホ所持率がどんどん上がっていっている昨今。安心してスマホを使っていけるよう、親子でしっかり情報リテラシーを学び、ルールを共有していけるといいですね!
スマホデビューのその前に…HamicMIELSもオススメ!
この記事を読んで「もうじきスマホデビューをしてもいい気もするけれど、やっぱりまだ心配…」というお宅にオススメしたいのが、キッズ向けファーストスマホ「HamicMIELS」です。ネットに触れながらリテラシーを学ぶ実践学習ができ、低年齢でも安心して使える工夫がたっぷり詰まっています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。