Googleファミリーリンクの新機能「スクールタイム」はHamicMIELS nicoにも使える?

皆さん、こんにちは。小学生姉妹と0歳ベビーの子育て中の、はみっく編集部ライターです。

今回は、Googleファミリーリンクに追加された新機能「スクールタイム」についての記事です。

「スクールタイムって何?」「HamicMIELS nicoでも使えるの?」「スクールタイム中はどうなるの?」など、新機能についての皆さんの疑問をズバッと解決していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

 関連記事▽

「スクールタイム」とは?

[画像引用:Googleファミリーリンク内スクールタイム設定]

まず知っておきたいのが「スクールタイムって何?」というポイントです。スクールタイムは子どもが使っているAndroid端末を、親が管理するための「ファミリーリンク」というアプリに搭載された新機能で、小学校などにデジタル端末を持ち込んだ際の「困りごと」への解決策としてリリースされたようです。どんな部分が改善されるのか、どんな風に使うのか、以下にまとめてみました!

指定時間はミュートに。小学校でのスマホ管理に大活躍!

スクールタイムは、指定された曜日と時間になると、子ども側の端末がロックされ、アプリからのプッシュ通知などのお知らせ音がミュートになる機能です。学校に持って行っているお子さんなら、登下校のたびにマナーモードをオンオフするのが面倒だったり、オフにし忘れて学校で鳴ってしまう心配がありますよね、そういった、子どもならではの困り感を解消してくれるのが「スクールタイム」機能になります。

「自己責任で持ち込みはOKだけど、校内での使用はNG!」とされている学校も多いので、校内では使えないようロックをかけておけるのは安心ですね。「スマホ持ち込み禁止!」という学校でも、時間内には使えない設定になっていることを伝えると持ち込みの許可がでるかもしれませんよ。


「ほとんどのアプリは使用不可」で学習効率向上!学校以外でも。

スクールタイム中は、動画アプリやゲームアプリを始め、ほとんどのアプリが「休息時間」として使用不可になっています。学校に行っている間だけでなく、「今は集中して勉強して欲しい!」と親が思うタイミングで使うのにもいいですよね。例えば我が家なら、塾に行っている間の時間や、学校から帰ってきて宿題をしている時間など…。ちなみに、SIM契約をして、電話番号が付与されているAndroid端末なら、電話アプリとメッセージアプリは使えるようになっています。(この部分は、後ほど「HamicMIELS nicoユーザーはどうなる?の項目で詳しくご説明します!)

親側からはいつでもアプリ制限を解除可能◎

スクールタイムは、親のスマホ端末側でファミリーリンクアプリを操作することで、一時的なオンオフもできるようになっています。一度設定すると、以降は曜日と時間で自動的に適用される仕組みですが、祝日や長期休暇中など、学校がお休みの日でスクールタイムが必要ない日には制限を解除することも可能です。

制限解除は、親スマホがあれば、パスワードの入力などはなくすぐにできるので、お子さんが親のスマホを自由に使える場合には、勝手に解除されてしまわないよう注意が必要です!

設定方法はシンプル!

スクールタイムを設定するなら、親のスマホでファミリーリンクを開いて、管理画面からスクールタイムの設定画面に入ればOK!時間や曜日、昼休みは解除するかどうかなど、いくつかの項目を決定していくだけで完了です。全部の設定をしても2-3分で済む程度のシンプルな操作ですし、一度設定してからでも、やり直したくなったら何度でも変更できるので、気軽な気持ちでやってみてくださいね。

HamicMIELS nicoユーザーはどうなる?

スクールタイムについてわかったところで、ここからは、タイトルにもある通り、HamicMIELSnicoでもスクールタイムが使えるのか、使うとどうなるのかをご紹介していきたいと思います!

スクールタイム中はHamicアプリでの電話やメッセージは使えない

結論から言うと、HamicMIELS nicoでは、スクールタイムを設定することが可能ですが、スクールタイム設定中には電話やメッセージが使えなくなってしまいます。HamicMIELS nicoは、通話やメッセージのやりとりをする時に、Hamicアプリを利用しているため、その他のアプリ同様、使用制限がかかってしまうというわけです。(大人の方なら、LINE通話をイメージするとわかりやすいかもしれません。)

子どもからの緊急連絡は「防犯ブザー」で

では、スクールタイムになっている状態の時に、何らかの理由で、子どもが端末を使いたくなったらどうすればいいでしょうか。答えは簡単。HamicMIELS nicoに付いている防犯ブザーを使って、保護者に連絡をすればいいのです!HamicMIELS nicoの防犯ブザーは、引っ張ると、少しの間、周囲の音を録音して保護者に送信する機能が付いているため、保護者への連絡や、「スクールタイムを解除して!」というメッセージなどを伝えることができます。

防犯ブザーなので、引っ張った時には警告音がなります!音が鳴って困るシーンなら、お子さんの端末で「ブザー設定」アプリを開き(こちらはスクールタイム中でも使用可能です!)ブザー音をオフにすれば、警告音を鳴らさずに、防犯ブザーを使用できますよ。

スクールタイムを適用しないという選択肢も。

スクールタイムは確かに便利な機能ですが、絶対に利用しなければいけない機能、というわけではありません。我が家では、朝ランドセルに入れるタイミングでサイレントに設定→帰宅したら端末をランドセルから出し、サイレントを解除、という流れがすでにできあがっているため、スクールタイムを使うメリットが薄く、逆に、災害時などの緊急連絡がしたいタイミングですぐに使えないかもしれないというデメリットが気になったため、スクールタイムは設定しないことに決めました。

メリットとデメリットを比較して、ご家庭ごとにどちらが有用か考えてみてくださいね。

まとめ:デジタルリテラシー教育の第一歩に!

スクールタイムの、利用方法やHamicMIELS nicoで使えるかどうかについて解説をした本記事、いかがだったでしょうか?使ってはいけないシチュエーションで使わない、というのは、大人なら教えてもらわなくてもなんとなく理解できるデジタルリテラシーの一つですが、子どもにはなかなか理解しづらい(理解していても使いたくなる)部分でもあります。「使ってはいけない」とされている時は我慢する、という癖をつけることが、デジタルリテラシー教育の第一歩になってくるのかもしれません。

スクールタイムを使いこなして、お子さんがデジタル端末と上手く付き合っていけるといいですね!



 

最新記事一覧

関連記事一覧

コメントを残す

コメントは表示される前に承認される必要があります。