みんな大好き、小学校の給食!給食の仕組みや人気メニューを紹介!

皆さん、こんにちは。小学生二人の娘を持つママライターです。

先日、この春入学したばかりの次女の、給食参観に行ってきました。

長女の入学時はコロナ真っ盛りのため、給食参観も開催されておらず、親として参加するのは初めてのイベントだったのですが、自分の時代の給食との違いに終始驚きっぱなしでした。(なるべく喋らないとか、ジャムが袋ではなくポーションタイプとか、、、。)

ということで、今回の記事ではパパやママが、知ってそうで意外と知らない、今時の学校給食についてをリサーチしてご紹介します!

学校給食の仕組み

まずは、学校給食についての基本的なあれこれをリサーチしてみました。

「学校給食法」と運営体制

「学校給食法」という法律で、給食は、学校の教育の一部として定められていることから、各自治体の教育委員会が管轄して運営しています。

調理するのは、教育委員会から要請を受けた機関で、自校調理スタイルや、給食センターから各校に配送するスタイルなど、学校ごとにさまざまなスタイルがあります。

最近は、オーガニック給食など、給食に特色を持たせた学校もありますが、そういったところは、自校調理か、教育委員会から認証を受けた民間企業が給食を作っている、ということのようです。

学校給食の役割

上述の通り、給食は「教育の一環」なので、食育としての要素が多く含まれています。

地域の特産品や名物料理をメニューに取り入れ、郷土への理解を深めたり、食事のマナーを学ぶなど、学校給食は、子どもたちにたくさんのことを学ばせてくれる教材でもあります。

また、成長期の子どもたちが、いろんな栄養を偏りなく取り入れられるようにする、という役割も。

うちの娘も、家では偏食ぎみで、食べない野菜も多いですが、学校では集団生活パワーで、文句も言わずに食べているそうです。給食、ありがたすぎる・・・!

給食費のこと

文部科学省の令和3年度学校給食実施状況等調査によると、全国の給食費の平均は、小学校4477円、中学校5121円。

補助金が出たり、所得による減免を行う市町村もあるようです。

ちなみに、わたしが住む兵庫県は、令和三年発表の上の表では月に4260円。

学校から配られた、今年支払う諸費用内訳によると、実際に今年支払う給食費は4450円とのことなので、令和三年のデータからはそう大きくズレていないかな?という印象です。

また、支払い方法としては、「修学旅行積立金」「補助教材費」などと一緒に、「学校諸費用」として、指定口座から引き落としになるパターンが一般的です。

昔は封筒に入れて子どもが学校に持って行ったりしていましたが、今は現金で徴収する学校はかなり少数派になっています。

小学生に人気の給食メニュー

ここからは、娘の周りの小学生や、SNSでリサーチした人気の給食メニューを発表します!

カレーライス

今も昔も、小学生に人気のメニュー第一位はカレーですよね。

あちこちで聞いてみても、まずはカレーが挙げられることが多かった印象です。

最近はカレーライスだけでなく、カレーとナンのセットやインドカレー、カレーシチューなど、派生したメニューもたくさん出てきているという情報も!

娘の周りでは、高学年だからか、「カレーよりもきれいに食べやすいから」とカレーうどんが人気でした。

パン

20年ほど前から、国を挙げて給食の米飯推進化が薦められている影響で、昔に比べて「パンの日」が少なくなり、小学生たちのパンに対する「レア度」「ラッキー感」が上がっているように感じます。

リサーチの中でも、パインパンや揚げパン・ホットドッグといった変わり種パンが人気でした。

うちの娘も、パンの日は、「今日パンの日やー!」と朝から楽しみにして登校しています♪

揚げ物系

唐揚げなど、揚げ物系も、子どもが喜ぶ給食メニューの定番ですよね。

コロナ禍で、給食が個食化(配膳せずにお弁当状態で届けられる)され、揚げ物系のメニューが増えていた影響から、今もコロナ前より揚げ物系の料理のバリエーションが増えているようです。

私たち親世代だと、揚げ物メニューといえば唐揚げが人気だったような気がしますが、子どもたちに聞いてみると、ミンチカツや天ぷら、ハムカツなどかなり意見が割れ、いろんなメニューが挙げられました。

番外編:今はない?懐かしの給食メニュー

親世代が懐かしい給食メニューが、実は子ども世代にはもうないこともあるって知ってましたか?

例えば、私たち世代では大人気だったソフト麺は、製麺所が減ったことや、工場内で、ひどいアレルギー症状を引き起こす可能性があるそばを作っている場合があること、上述した米飯推進化の影響から、今では学校給食であまり見かけないメニューになってしまいました。

意外だったのが、生野菜が給食から消えていること。

私が小学生だった頃は、揚げ物と一緒に千切りのキャベツと個包装のドレッシングが出ていた記憶があるのですが、1996年に発生した大規模な食中毒事故をきっかけに、給食では生野菜の提供がなくなったのだとか。

好きだったメニューがなくなっているとなんとなく寂しいですが、子どもたちの健康と安全を一生懸命に考えて作って下さっている方がいると思うと心強いですね。

進化する「これからの給食」

どうなる?給食費無償化

今年3月「異次元の少子化対策」のたたき台」として、給食費の無償化についての発表がありました。

全国の公立小中学校を対象に、給食費が無償化されるという内容で、コロナ禍での収入減少や、物価高騰が続く中での、子育て家庭の経済的負担を減らすことを目的に、異次元の少子化対策の一つの案として挙がっています。

地方自治体によっては、来年度から実際にスタートするところもあるようですが、今後全国的に実施されるのかといったところはまだまだ未知数。

本当に無償化されれば、経済的にはかなり楽になりそうですね。

中学校では「予約注文スタイル」も

現在少しずつ増えてきているのが、給食の「予約注文スタイル」です。「不登校でも給食費は払い続けないといけない」「アレルギーの影響で食べれない物も多く量が足りない」など、多様な生徒・家庭の事情に対応できるよう実施され始めたもので、給食を食べる日と食べない日をスマホから事前に申告できるようになっています。

先述したように、給食には食育の側面もあることから、小学校ではまだあまり普及していませんが、中学校では、今の小学生たちが中学生になる頃には、もしかすると広く普及してきているかもしれませんね。

 給食に限らず、予約や注文など、今は何をするにもスマホを使うことが普通になってきていますよね。私自身、便利であると感じる反面「スマホが使いこなせない人は困るだろうな…」と感じる場面もあります。

今後、今よりももっとスマホ活用スキルが必要になってくるかもしれませんね。

子どもたちに、スマホを使用する際のルールやネットリテラシーを小さいうちから教えておきたい!というご家庭には、弊社の「ファーストスマホ」HamicMIELSがおすすめ!ぜひチェックしてみてくださいね。

最後に

今回あちこちでリサーチしてみて、時代やメニューは変わっても、小学生にとって、給食が学校生活の楽しみの一つであることは変わらないんだなあとつくづく実感し、嬉しくなりました。

ちなみに、私が給食で好きだったメニューは、納豆。

父が嫌いだったため家では食卓に出なかったので、給食の納豆をやけに楽しみにしていた思い出があります。

娘に話すと、同じく納豆嫌いの父を持つ(うちの夫も納豆嫌いです)彼女も、同じように給食の納豆を楽しみにしているとのこと。

時代を超えて、同じようなことを考えていることが面白くて、意見を共有し合える話題としての「給食」に感謝した瞬間でした。

「給食の中で何が一番人気?」と、お子さんに聞いてみると、意外な回答がでてくるかもしれません。

これを機に、ぜひ「給食トーク」で親子のコミュニケーションを取ってみてくださいね。

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