みなさん、こんにちは!
はみっく編集部のママライター・5歳と2歳を育てる2児の母、めぐです。
小学生になると宿題もあるし、子どもが勉強についていけているのかなど親としては気になりますよね。
今回は子どもたちの学習をサポートするために、より良い勉強法について知りたいと思っている方に向けて勉強法のヒントや親が注意すべき事などをまとめました。
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勉強に取り組む姿勢を見直す
小学生が勉強に取り組むには親のフォローも必要不可欠。親子で、どのように取り組むと良いのかまとめてみました。
学習計画を立てる
学習計画を立てる時、始めは無理のない計画を立てて達成できる目標にすると良いそうです。
宿題以外で机に向かう勉強時間は1日10分、1日1問プリントの問題を解く、というようなかんたんな計画でも大丈夫なのだとか。
大切なのは目標と計画をセットで考えること。
我が家も春休みに、子どもと相談しながら学習計画を立て、手作りの学習計画表を作り、リビングに貼っていました。
目標達成出来たらシールを貼るというのを毎日続けたのですが、家族みんなが見える場所に貼ることにより頑張ったのを見てもらいたいという気持ちが子どものやる気に繋がったようです。
出典:ベネッセ教育情報
学習習慣をつける
一日のスケジュールの中で決まった時間に勉強すると、勉強に対する抵抗感が薄れて、習慣として取り組めます。
我が家の場合、タブレット学習をしていますが、 朝起きてすぐやるというルーティンが出来上がって来ました。習慣になってからは早起きするのも慣れてきたようで一石二鳥でした。
勉強内容も大事ですが、まずは学習習慣を身につけることが大切かなと思いました。
【番外編】勉強嫌いな子にはアプリ学習も
タブレット学習の話も出ましたが、私自身、勉強は必ずしもアナログである必要はないと思っています。
タブレットやスマホを使って、アプリ学習をすることで、子どもが楽しみながら、勉強を習慣化してくれるのであれば、それに越したことはありません。
勉強が嫌いな子でも、アプリを使うとゲーム感覚でできるようで、抵抗感なく取り組んでいるという話も聞きます。学習習慣をつける手段の一つとして、検討してみてくださいね。
まだお子さんが個人用の端末を持っていないのであれば、弊社のHamic MIELSもおすすめです。利用時間制限など、見守り機能に特化しているので、安心して持たせてあげられますよ。 |
わからないまま終わらせない
漫画「ドラゴン桜2」(講談社)編集担当の西岡壱誠氏のコラムに、興味深い内容があったのでご紹介します。
東大生は授業が終わったあとにみんな教授のところに集まって質問をしているのだそうです。
教えてもらっていないからわからないという受け身ではなく、自分から勉強をやろうとする姿勢でいる人が多いのだとか。
授業をただ聞く、教科書を読むだけでなく、前のめりになる勢いで学びに行くという気持ちを大事にしたいと思いました。
出典:東洋経済オンライン
日常から学ぶ
机に向かうだけでなく日常生活にも勉強と結びつけるような話題がたくさんありますよ。
Instagramで話題の「偏差値40台から開成合格!自ら学ぶ子に育つおうち遊び勉強法」の著者・ぎん太さんの母は、普段からしりとりやお金を実際に使う経験を多く子どもにさせてきたことで、国語や算数が得意な子に育ったそうです。
道具要らずで、楽しみながら学べるしりとりなら、親子で毎日出来そうなので我が家でもやってみようと思います。
好きな事から学ぶ
我が家の場合、子どもが鉄道好きな事を活かして学びに繋げています。
駅名の漢字を読んだり、鉄道の絵本を音読するのは国語の学習に、この鉄道を走る都道府県はどこ?その土地の特産品は何?と地図や図鑑を使って調べる事で社会の学習になっています。
時刻表を見ながら次の駅には何分後に着く?と時計の計算をよくしていたことで、時計を覚えるのも早かったです。
スポーツが好きな小学生なら、チームの本拠地の場所、国旗を覚えたりするのも良いですね。
出典:ベネッセ教育情報
「勉強しない子」になる親の関わり方って?
子どもが勉強をしない時にどんな風に声をかけていますか?親が注意すべきことについてまとめました。
口出しをしすぎない
毎日「宿題やったの?」など親に聞かれてうんざりしたという経験を持つ方もいるのでは。
本人は今からやるつもりだったのに!と思っても、口出しされるとやりたくなってしまうもの。
勉強を習慣化するためには子どものやる気も重要になってくるため、口出ししたい気持ちを抑えて待つ余裕も持てたらいいですね。
出典:ベネッセ教育情報
否定しすぎない
子どもに期待するあまり、こんなこともわからないの?と言いたくなってしまいがちですが、言われた方は、何だか否定されてしまったようで悲しい気持ちになってしまいますよね。
勉強を教えようとすると、親子共々感情的になり、険悪になってしまう…というママ友もいました。
教えるのが苦手という親は子どもの仲間になり、やり直しのつもりで一緒に勉強して、学ぶ姿勢を子どもに見せる方法も効果的だそうです。
出典:たまひよONLINE
決めたルールを守る
決めた時間に勉強していなかったら、ゲームやタブレットの使用時間を制限するなど、事前に決めたルールを守らせられるよう工夫しましょう。
言い訳が出来ないように、やるべき事を見える場所に貼っておくのも手ですね。
決めたことが守れていないのに、「少しだけ遊んでいいよ」とルールを破らせてしまうと、ルール自体の強制力が薄れてしまうので、きちんと守れるよう親子で協力する必要があるかもしれません。
出典:たまひよONLINE
子どもが集中できる学習環境
子どもが集中できる環境を作るのも、親の大切な仕事です。どうすれば集中して、効率的に学習ができるのか、いくつかご紹介していきましょう。
子どもと親が近い距離で勉強を行う
主婦の友社出版「東大脳の育て方」でのアンケートによると、東大生の60%がリビング学習をしていたのだそうです。
リビング学習のメリットは子どもの質問にすぐ答えたり、子どもの様子を見守りながら出来る事。
生活音や雑音がある環境でやることにより、静かでなくても勉強に集中できる力を養えるそうです。
学生時代、よくカフェで宿題をやっていましたがシーンとした図書館よりもザワザワしたカフェの方が集中出来た記憶があります。
家族の勉強時間を作る
親が子どものお手本として一緒に勉強をすることで、集中しやすくなったり、積極的に取り組んでくれるようになります。
娘は漢字の書き順が苦手なので、一緒に練習をしています。私自身も、調べてみると間違ったまま覚えているものも多く、親子での学習がいい機会になりました。
せっかくなので、漢字検定合格を目指し、親子で高め合いながら勉強をしているところです。
出典:ベネッセ教育情報
環境を整える
勉強に集中するためには勉強する部屋の環境を整えることも大事ですよね。
テレビやおもちゃ、漫画やゲームが視界に入ると大人でも気になってしまうので、勉強をする前には、机周りを片付けて、テレビは消してから始めましょう。
私も学生時代に部屋が散らかっているのが気になって、掃除を始めてしまい、勉強に集中出来なかったことがありました。
机の大きさも重要で、ドリルや教科書などが置けるスペースを確保できる大きめのものを選ぶといいそうです。
出典:ベネッセ教育情報
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レイアウトを見直す
机の近くや目の前に大きな窓があると外の様子が気になってしまったり、学習机の背後にドアがあると背後が気になってしまうので、背後を壁にすると良いのだとか。
部屋全体を見渡せるような配置にすれば、圧迫感がなくなるそうです。
レイアウトを変えるだけで効果がありそうなので我が家の机の位置も見直してみようと思います。
また自然光の元で明るい環境で勉強するには、右利きの場合は窓が左側になるように、左利きの場合は右側が窓になるように机を置くと良いそうですよ。
出典:新興出版社
さいごに
いかがでしたか。
子どもが勉強しているとついつい口出ししてしまいがちですが、親に言われるとなぜかやる気が出なくなってしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
また小学生が勉強をやりたいと思う気持ちや集中できる環境を作るには親のフォローも必要だなと感じました。
これからは子どもと一緒に学習したり、見守るスタイルで応援したいなと思います。