皆さん、こんにちは。本記事は、小学生姉妹のママで、はみっく編集部ライターの私が、キッズ携帯紛失防止アイデアをご紹介します。
子どもが持つものだから、親が気をつけていても「無くした!」「どこかに忘れてきた!」といったシチュエーションが多々あるキッズ携帯。なるべく無くさないように、購入したらすぐに対策をしておきたいものです。
実際にキッズ携帯を子どもに持たせているママたちは、どんな対策をしているのでしょうか。今回は、周りのママたちやSNSで「キッズ携帯を無くさないためにしていること」リサーチしてみました。「裏ワザ」とも言えるような斬新なアイデアもたくさんあったので、良ければ参考にしてみてくださいね。
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定番・基本アイデア
まずは実践されている方も多い、基本的なアイデアからご紹介します。
ネックストラップ
[画像引用:楽天市場]
無くしやすい子にありがちなのが、どこかに置いてそのまま忘れてきてしまうパターン。ポケットに入れたまま遊んでいて、どこかで落としてしまった、という子も多く見受けられます。そういった事態の対策として、1番実践されているご家庭が多かったのが、ネックストラップ。いつでも身につけておくことで、置き忘れや落として紛失するリスクを、物理的に下げられます。最近は、大人でもショルダーストラップをつけてスマホを持ち歩いている方も多いため、あちこちで販売されているのを見かけますよね。小学生ママたちからも、使いたい時に探さずにすっと使えて、着信や通知に気付きやすいのがいいと聞きました。
※ストラップ紐の「付け方」に注目!※
キッズ携帯は、ケースを付けずに使っている子も多いため、スマホユーザーがショルダーストラップをつける時のように、ケースと端末の間に挟むタイプの部品が付けられません。防犯ブザー用の引き手と一緒にストラップホルダーにつけている子は、本人の意思に反して、防犯ブザーを鳴らしてしまうことも多く、本当のSOSを見逃してしまわないか心配している保護者の方もおられるようでした。 そんな中、ママ友たちの中で真似したい!と話題になったのが、こちら↓の背面につけるタイプの「スマホクリップ」。使っている親子曰く、防犯ブザーの誤作動も減り、端末がすべり落ちたりすることもなく快適なのだそうです。 画像引用:楽天市場 スマホクリップ |
ケースに連絡先や名前を
小学校でも「無くした時のために、持ち物には名前を書きましょう」と繰り返し言われているように、落としたり無くしたりした時に、誰のものかがわかると帰ってきやすいようです。キッズ携帯を落とす・忘れてくる場所は、基本的には子どもの多いテリトリーになるので、名前を書いておくと見つけた子が「その子知ってる!」と届けてくれることもあるのだとか。電車で習い事に行っていたり、おでかけする機会が多い子など、親の電話番号を書いているというおうちもありました。
マスキングテープを貼ってから書いたり、ケースをつけている子なら、ケースとの間に挟むのもおすすめです。
裏ワザ的変わり種アイデア
ここからは、そんなアイデアあったんだ!と私が思わず驚いてしまった、裏ワザアイデアをご紹介します。
「離れるとアラーム」を活用
[画像引用:REVEX 離れるとアラーム]
受信側と送信側、2つのキーホルダーが離れたらアラームが鳴るという「離れるとアラーム」を、キッズ携帯の紛失防止に使っている、というおうちがありました。元々はパパがバイクの盗難防止アイテムとして使われていた物だそうで、今は受信側をお子さんの自転車に、送信側をキッズ携帯につけておられるそうです。公園の入口に自転車を止めて遊んでいる、という程度ではアラームは鳴らないそうなのですが、公園にキッズ携帯を忘れて、家に帰ろうとしているとアラームが鳴り、忘れてきていることに本人が気付いて取りに戻るのだとか。
お子さんが、ネックストラップを付けていると遊びにくい!と、首から外して置いて遊ぶようになり、忘れてくることが増えてきたため、「離れるとアラーム」を活用するようになったそうで、使い始めてからは置き忘れてくることがなくなったと聞きました。
購入費用として3000円程度は掛かりますが、何度も忘れてくる・すぐに無くす、というお子さんなら導入してみるのも一つの手かもしれませんね。
iPhoneならAirTagで位置情報を
[画像引用:apple AirTag]
初めて聞いた時には、「キッズ携帯にもGPSはついているのに、なぜわざわざAirTagを?」と私自身も疑問に感じたのですが、AirTagのバッテリー寿命の長さや、端末のすぐそばまで案内してくれる機能性が、キッズ携帯を探しやすくしてくれるのだそうです。
AirTagの電池は年単位での交換なので、たまたまキッズ携帯の電池が切れてしまったり、無くした時にすぐ気付かず、気付いた時には電池切れ…という場合の保険になります。
[画像引用:apple AirTag]
また、キッズ携帯のGPSでは、大まかな場所はわかっても、細かい場所が分からないですが、AirTagなら、保護者のスマホでAirTagの場所まで細かく道案内してくれます。「公園の植え込みに落ちていて、GPSを頼りに公園内を探したり、電話をかけただけではみつからなかった」と言っていたママもいたので、キッズ携帯に元から付いている機能だけで端末を見つけるのは、難しい場合もあるのかもしれません。
帰る前に電話
初歩的な方法ですが、意外と思いつかないのが、帰る前や移動する前に子どもから親に電話をかけてもらう、という方法です。公園から・習い事からなど、今から帰るコールをしてもらうと、無くしてしまった場合でも、「この時点まではあったよね」という目安にはなるので、探しやすくなりますよ。
小学1年の次女の友達にも、遊びに行って帰る前にはいつもママに電話してる!という子がいます。そのおうちのママは、電話の後、子どもが無事に帰ってきているか、キッズ携帯のGPSで注意して見ているのだそうです。GPSの移動で、キッズ携帯を持ち忘れていないかもわかるいい方法だなあと感じました。
【番外編】HamicMIELSなら解決できるかも?
裏ワザ編の執筆をしながら、弊社のキッズ向け「ファーストスマホ」HamicMIELSなら、「AirTagをつける」「帰る前に電話をする」という対策をわざわざ行う必要なく、端末側で解決できるのでは?と気付きました。
[画像引用:Hamic Hamic MIELS]
まず、HamicMIELSには、電池が切れてしまってからも位置情報が送信できる位置情報ビーコンが搭載されています。もちろん、電池が切れてしまってからビーコンが使える期間はある程度決まっていますが、AirTag同様、端末の電池が切れてしまってからの「保険」としては十分運用できます。
「帰る前の電話」に変わる対策としても、 MIELSに搭載されている、特定の場所に近付いたり離れたりすると親スマホに通知を送信するジオフェンスみまもりが有効です。よく遊ぶ公園やお友達のおうちを登録しておくと、子どもがわざわざ連絡をしてこなくても、到着・出発がわかります。
防犯対策として付いている機能ですが、お子さんの紛失防止対策としても有効なのだなあと改めて気付かされました。
最後に
大人でも、スマホを駅のトイレに忘れたり、落としてなくしてしまうことはよくあります。そう考えると、大人よりも注意力が散漫な子どもたちが忘れたり無くしたりするのは、至極当然のことなのかもしれません。大切なのは、なるべく無くさない・落とさないように工夫をしたり、なくなってしまった時に早く見つけ出せる方法を考えておく、ということです。
今回ご紹介した内容以外にも、「家に帰ったら指定の置き場に必ず戻すようにする」「ズボンのベルトループにカラビナで着ける」など、様々な意見が挙げられました。 やはりみんな、バッチリ対策をしているんですね…!見習わなければ…。
みなさんのおうちも、お子さんにあった紛失対策アイデアを、ぜひこの機会にみつけてみてくださいね。