皆さん、こんにちは。小学生姉妹と0歳ベビーを子育て中の、はみっく編集部ライターです!進級・進学がすぐそばに迫ってきたこの時期、「進級したら、そろそろスマホデビューなのかも?」と感じておられる保護者の方は多いのではないでしょうか。我が家の小2次女も、春からは3年生。「スマホは四年生から」という約束をしているため、スマホデビューまで、ついに一年を切りました。
というわけで、そろそろスマホデビューを考え始めたお家が、準備期間にあらかじめやっておきたい三つのことをご紹介してみたいと思います!
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①ネットリテラシー教育でスマホの危険性から守ろう!
スマホを使い始めるにあたって、あらかじめ知っておきたいのが、ネットリテラシーについてです。小学校でも学習があるため、知っている子も多いとは思いますが、家庭でも具体的な例を出して釘を刺しておくのが大切です!
個人情報の大切さ
お友達や自分の写真を第三者に送らない、会員登録でもむやみに住所や名前を提供しない、などなど、個人情報に関するリテラシーをしっかり伝えておくことで、ネットを使い始めてからのトラブルを防ぐことができます。我が家の小5長女も、個人情報をネットに漏洩させてはいけないことは知っていたのに、みんなが撮影した写真で植物図鑑を作るアプリで、住所が書かれた電柱が写り込んでしまっていたことがありました。ちょっとしたうっかりで、個人情報がするするっと漏れてしまうことを理解し、第三者の目に触れる情報には十分注意するよう伝えておきましょう。
課金トラブル
こちらも学校で口を酸っぱくして注意を受けているようですが、実際には「課金=悪」なのではなく、親に無断で課金することや、見えないお金を際限なく使ってしまうことが課金トラブルの原因になっていることを理解してもらうのが大切です。(我が家でも英語学習アプリなど、有料アプリでも意味のあるものには課金しています。)クレジットカードで支払うとどんなふうにお金が払われているのか、お金を稼ぐにはどんな苦労があるのかなど、機会を見て子どもに伝えておくと、課金トラブルの根本原因を潰せるかもしれません。
SNSトラブル
「不適切動画」「SNSいじめ」など、ネットリテラシーが不十分な子どもが、SNSを利用することで様々なトラブルが社会問題になっています。
顔の見えないやりとりで、相手にどんなふうに受け取られるかを想像するスキルは、自分自身がいろいろな立場で考えられるようになって初めて身につくものです。スマホを使い始めるまででも、「こう言われたら相手はどう思うかな?」というような声かけをして、リリースする前に言葉を吟味する癖がつけられるといいですね。
②ルールやマナーを共有するならコミュニケーションの強化を!
スマホを買ったら、ルールを作って親子で守っていくおうちが多いですよね。私自身の経験から、ルールやマナーを親から子に教える・守ってもらうためには、親子の信頼関係が基盤になってくるように感じています。「ルールを破ってても、どうせ親は見てないしバレないでしょ」とならないためにも、スマホ導入までにコミュニケーションを強化しておきましょう!具体的な方法としては以下の二点を挙げておきます。
「コミュニケーションの時間」を設定しよう
小5の長女の周りのママ友と話していて、よく話題にあがるのが「子どもがスマホを持つようになってから、親子で一緒に過ごす時間が減っている」ことです。実際にわが家も、子どもといる時間にはなるべくスマホを見ずに過ごしていましたが、子どもがスマホを持ってからは、それぞれにスマホを見ている時間が増え、会話も減った気がします。とは言え、習い事・家事などで双方忙しいので、コミュニケーションを意識していても、バタバタ時間が過ぎてしまう日も少なくありません。「朝食は家族揃って」「洗濯物を畳む時間には子どもの学校での話を聞く」など、コミュニケーションを取る時間をあらかじめ決めておいて、意識して子どもの話を聞いてあげるといいかもしれません。
「約束を設定」「守る/守らせる」の練習をしよう
[画像引用:文部科学省「 話し合っていますか?家庭のルール〜 安全で安心なインターネット利用のために〜」]
小さい頃から、約束ごとはご家族でたくさんしてこられているかと思いますが、スマホを使い始めてからの約束ごとに関しては、子どもに一方的に押し付けて守らせるだけでは、やや不十分なようです。長女は「YouTubeは一日30分まで」と決めていた頃、web版のYouTubeなら無限に見れる(Chromeは時間設定をかけていなかったため)ことに気付き、スマホ使用時間がかなり長くなってしまっていたことがありました。どうしてそのルールが必要なのか、守れなかったらどうするかをしっかり親子で話し合い、双方共に納得できるルールづくりが大事なのだと感じました。
③スマホ依存症の防止に。時間管理の習慣化を!
スマホを使い始める前に、パパママが一番心配するのがスマホ依存症や使いすぎについてです。使いすぎを防ぐためには、時間制限をかけたり、ルールを作るといった方法が一般的ですが、事前に準備しておくことで、時間管理をよりスムーズにできるようになりますよ!
「やるべきことからやる」癖付けをしよう
やるべきことをやらずにダラダラスマホを見てしまう、となるのを防ぐためには、スマホを持っていないうちに、やるべきことをやりたいことよりも先にする癖をつけておくのがいいでしょう。スマホを使い始めて、一旦「やるべきことを先延ばしにして、やりたいことをする」経験をしてしまうと、その後に「やるべきことを先にしなさい」と言われても、面倒に感じたり、反発したくなってしまいます。遊びに行く前に宿題をするなど、日常生活でも、やるべきこととやりたいことが一度に存在するシーンは多々あるので、意識してやるべきことを優先させる癖をつけていくといいですね!
寝る前の時間のルーティン化
スマホを子どもが使う場合の問題点の一つが、スマホに夢中になって睡眠時間が削られてしまうことです。そんな問題点を、ストレスなく解決するのが、スマホを使うまでに、寝る前の時間の過ごし方をルーティン化するという方法。例えば、お風呂→絵本→歯磨き、などの決まった流れを毎日繰り返すことで、スマホを使い始めてからも「夜何時以降はスマホを使わない」といった時間制限がやりやすくなりますよ。
スマホ以外の楽しみを!
うちの娘の場合、家にいる時で、やることがない時は基本的に常にスマホを見ている状態になっています。やることは終わっているし、のんびり過ごしたい時もあるかなあとある程度は許容していますが、あまりにもずっとだと、ちょっと心配になる時も。先日、娘の好きな鳥の図鑑とスケッチブックを渡してみたところ、急に集中してスケッチを始めてびっくりしました。本を読んだり、絵を描いたり、スマホを使う以外の楽しいことも、見つけておいてもらいたいですね!
まとめ:小学生のうちに親ができることって?
スマホを使い始める前の準備として、ご家庭で心掛けたいことをご紹介した本記事、いかがだったでしょうか。当然ながら「使い始めるまでにやりたいこと」は、スマホを使い始めてからはできないので、できる対策はなるべく全部やっておきたいものです。スムーズに・安全にスマホを使いこなせるよう、子どもが小学生のうちに親がしてあげられる準備はないか、各ご家庭で考えてみてくださいね。
取り組み方がわからない保護者さんはHamicMIELSで安全に「実践練習」も
子どもがスマホを使い始めるとどんな風になるか想像ができないから、何を準備したらいいかわからない!という親御さんにおすすめしたいのが、HamicMIELS nico です。一般のスマホよりは見守り性能が高く、キッズ携帯よりは自由度が高いので、「スマホ未満」の時期のお子さんが使うのにもピッタリ!どんなところに対策をしておいた方がいいか、使いながら考えてみるのもいいかもしれませんね。