皆さん、こんにちは。小学生の姉妹ママ兼はみっく編集部ライターです。
今回の記事は2022年にサービスが開始された「プラスメッセージ」について。
従来、キッズ携帯でのメッセージは、ショートメールがメインで、不便なことも多く、「スマホデビューするまでは不便に慣れるしかないか…」と諦めていたご家庭も多くあったのではないかと思います。しかし、プラスメッセージが使えるようになったことで、メッセージのやりとりが格段に便利になりました。
とは言え、プラスメッセージが使える端末は、各社最新機種のみ。プラスメッセージが使える機種にするか、リーズナブルな機種にするか、迷っておられる方もおられるかもしれません。
今回は、キッズ携帯の機種で悩まれている方にも参考にしていただけるよう、プラスメッセージとはどんな機能なのか、どんないいところがあるのかをご紹介させていただきます。
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電話回線でメッセージ。最新機能「プラスメッセージ」って?
[画像引用:au プラスメッセージ サービス詳細]
まずはプラスメッセージとはどんな機能なのか、簡単にご紹介させていただきます。
参考:+メッセージ プラメブログ
長文OK!無料で送受信できるメッセージ機能
プラスメッセージは、 電話回線を使ってメッセージのやりとりをするショートメールと、写真や長文が送れるEメールのいいところを合体させたサービスです。
従来のSMSが、一通あたり670文字までしか送れなかったのに対し、プラスメッセージは2,730文字まで送れるようになり、料金も、一通あたり3.3円掛かっていたのが、実質無料になりました!
「無料」ではなく「実質無料」なのは、送受信する時、実際にはパケット代がかかっているからです。しかし、キッズ携帯を販売している三キャリア共に、プラスメッセージにかかるパケット通信料を基本使用料に含んでいるため、プラスメッセージの使用料や送受信料として支払う料金は0円になる、というわけです。
対応機種はdocomo KY41C auマモリーノ6 SoftBank キッズフォン3
冒頭でも触れたように、キッズ携帯として販売されている端末で、プラスメッセージが使えるのは2022年2月以降に発売された、限られた端末だけとなっています。現状で使用できるのは
- docomo→KY41C
- au→マモリーノ6
の2機種です。SoftBankのキッズフォンは非対応なのでご注意ください。
SMSもこれまで通り使える
プラスメッセージが使える端末は、これまで通りのショートメール・MMS(SoftBankの場合のみ)も使えます。兄弟姉妹で、上のお子さんはプラスメッセージが使えない端末を使っている場合など、兄弟間ではショートメールでやり取りをするということも可能です。
プラスメッセージの魅力って?
さて、プラスメッセージの基本がわかったところで、ここからは、私が思うプラスメッセージの魅力をご紹介していきます。
魅力①格安SIMキャリアなど別キャリアへも送受信可能!
キッズ携帯とプラスメッセージをやりとりする相手方は、プラスメッセージアプリをインストールすることで、送受信が可能になります。従来のキッズ携帯では、同じキャリアの端末にしかメッセージが送れない場合もありましたが、プラスメッセージは、格安SIMなど異キャリアの端末にも送受信できるので、おばあちゃん・おじいちゃんや、友達ともやりとりがしやすくなりました。
孫と直接やりとりできたら、祖父母も喜んでくれそうですね。
魅力②ジュニアも嬉しい写真やスタンプ送受信機能
キッズ携帯といえば、低学年のお子さんが使うもの、というイメージがありましたが、プラスメッセージができるようになったことで、中・高学年のお子さんでも、楽しくメッセージのやりとりができるようになっています。自分が撮った写真を送ったり、送ってもらったり、スタンプのやり取りができるなど、LINEのように、にぎやかでわくわくするメッセージができますよ。
Androidだとデフォルトでプラスメッセージアプリが入っているなど、スマホを使っている子ともやりとりしやすいのも◎
魅力③グループトークで一斉連絡も楽に
プラスメッセージでは、一対一のやりとりだけでなく、LINEのように、複数名でのグループトークが可能です。家族グループや、よく遊ぶお友達グループなど、予定の調整や一斉連絡がぐんと楽になります。
お子さん・お友達・ママ友・お友達ママ、というグループを作って、ママ友と友達ママは、子ども同士のやりとりを見守る、という使い方をしているママ友もいましたよ。
【注意!】楽天モバイル等使えないキャリアも
ここまで記事を書いて、私自身もプラスメッセージに興味が湧いてきました。早速アプリをインストールしてみよう!とアプリストアで検索してみると、「この端末では非対応です」との記載が…。調べてみると、docomo・au・SoftBank回線を使っているキャリアなら利用ができるのですが、独自回線を使っている楽天モバイルの端末は、使用ができないのだそうです。
プラスメッセージでやりとりをしたい相手がいて、最新機種を選ぼうとされているのであれば、相手方がプラスメッセージ対応機種かどうかをあらかじめ調べておいた方がいいかもしれませんね。
最後に
本記事では、最新のキッズ携帯に搭載されている「プラスメッセージ」機能についてご紹介しました。今までできないとされていた様々なことができるようになり、「楽しさ」がぐんとアップしたキッズ携帯。
「防犯面がメインだから、リーズナブルな端末でいい」「子どもが持ちたくなるような、楽しさのある端末がいい」ご家庭ごとに、ニーズや使い道を相談してみてはいかがでしょうか。
もう少し機能が欲しいなら…
キッズ携帯の機能では物足りない、ゆくゆくは持つであろうスマホの練習期間として、保護者が見守りながら使える子ども用スマホが気になる…というご家庭におすすめしたいのが、弊社のHamicMIELSです。インターネットで検索できたり、アプリが入れられたりと、機能面ではスマホ寄りなのですが、GPSがついていたり、使い方を見守れたりと、防犯面ではキッズ携帯以上の実力を持つ端末になります。
ぜひこちらも、選択肢の一つとしてご検討くださいね。