皆さん、こんにちは。
5歳女の子・2歳男の子を育てているママライターYUKIです。
今回のテーマは「小学生のお手紙事情」。
私が小学生だったうん十年前もお手紙交換は流行っていて、よく書いていた記憶があるのですが、イマドキ小学生はどうなのでしょうか…?
ちなみに幼稚園に通う娘も、現在お手紙交換ブームの真っ只中にいるようで、毎日誰かしらからお手紙をもらったり、書いたりしています。
小学生になってもこのブームは続くのか、その時注意するポイントはあるの?などなど、小学生のお手紙事情をたっぷりリサーチしました♪
子どもが手紙を書くことのメリット
文字の練習
子どもが手紙を書くことのメリット第一位はなんといっても「文字の練習」です。これは私も実体験していて、平仮名を覚えていなかった娘が、幼稚園でお手紙交換をすることで、どんどん文字を覚えていきました。
初めは文字表を片手に一字一字確認しながら書いていましたが、今では文字表なしにスラスラ書いている様子。いつの間に覚えたの!?と驚いています。
また文字をたくさん書くことで、文字の形やバランスを意識するように。段々と手紙らしい構成で自分の書きたいことを書けるようになってきました。
ただでさえ「書く」という行為が少なくなっている時代、お手紙交換で文字の練習にもなって一石二鳥です。
友情が深まる
手紙は相手のことを思いながら時間をかけて書くもの。
受け取った側はうれしくなりますよね。手紙を交換することで、相手とのつながりが深まり、友情も深まります。
幼稚園に通う娘を見ていても、お友達と仲が良くなってくると、お手紙交換→更に仲良しのパターンが多いような気がします。
感情の表現
直接伝えられない気持ちをお手紙でなら、伝えられることってありますよね。
お友達とケンカしてしまった時、家のポストにお手紙が入っていて、それがきっかけで仲直りできたという子どもの話も聞いたことがあります。
また自分の感情を整理して文字にすることで、自分自身を客観的に見る機会にもなります。
相手に伝えたいことをまとめるために、書く内容の順番や論理的なつながりを考える必要もありますね。手紙を書くことで、自己表現の練習にもなっているのかもしれません。
子どもが手紙を書くことのデメリット
時間と手間がかかる
心を込めて書くからこそ、お手紙を書く時って時間がかかりますよね。これは大人でも言えることです。
幼稚園生の娘ですら、「〇〇ちゃんにお返事書くの忘れてたー!」といって慌てて朝書くことがあります。宿題に習い事に遊びに忙しい小学生にとって、手紙を書く時間を確保するのはなかなか難しいかもしれません。
プライバシーとセキュリティ
学校でお手紙を落としてしまった…なんてことが起きる可能性があります。
小学生のお手紙にそんな重要なことは書いていないと思いますが、好きな子の話や今の悩みといったプライベートな内容が書かれているかもしれません。
紛失してしまった場合は、第三者に見られてしまうことも。子どもにはそのリスクをしっかり伝えたいですね。
また、過去にお手紙交換でトラブルになってしまった話を聞いたことがあります。人の悪口は書かないといった基本的なことも改めて伝えることも大切かもしれません。小学校によっては、トラブル防止の観点から、学校でのお手紙交換が禁止の学校もあるようです。
小学生女子に渡すお手紙の書き方ポイント
では小学生女子に渡すお手紙の書き方のポイントはどんなところでしょうか?
幼稚園に通う娘が書いたり、もらったりするお手紙は、ちょっと前までは「〇〇ちゃん、だいすき」が定番でした。ところがここ最近は、「遊べて楽しかったね。また遊ぼうね」などと、少しずつ高度な内容になってきた様子。
小学生のお手紙はさらに更に大人っぽくなっていくのですね!勝手に感慨深くなる母です(笑)
小学生女子に渡すお手紙の書き方のポイントは、「とにかく可愛くカラフルに」です。小学生女子は可愛いものが大好きなお年頃。ペンやシールでデコっちゃいましょう♪
デコれるアイテムを少しご紹介します!
・ラメペン
インクにラメが入っていて、書くだけでキラッキラなお手紙になります。娘もよく使っていて、この前インクがなくなり、2本目を買いに行きました。
特におすすめなのが、パイロットの「KeseLamé(ケセラメ)」です。フリクションボールペンになっていて、消すことができます。
子どもって少しでも間違ってしまうと、紙を新しいものにしたがりませんか?
お手紙を書く時も、「間違っちゃったから、新しい紙ちょうだい」とよく言われていました。このペンはインクもラメラメでかわいいだけでなく、消すこともできて、おすすめです。
(引用:https://www.pilot.co.jp/press_release/2022/10/25/keselame_3.html)
・香り付きペン
自分が小学生でお手紙を書く時に使っていたのが、香り付きペンです。
20数年前小学生だったよ、という読者の皆様、「プチコロン」シリーズ、覚えている方いらっしゃいますか?(笑)
調べると、今はお菓子の香りが付いたペンが売っているようです。
小学生にとって話のネタになる、香り付きペン、おすすめです!
・シール
シールを貼るだけで、お手紙がゴージャスに!
百円ショップでも可愛いシールがたくさん売られていましたよ♪
都度買いに行くのが面倒という方におすすめなのが、「ミセスグロスマン ステッカーセット」です。
1000枚以上入っていて、値段もお手頃。コストコでもかなりお安く売っています!
小学生女子がもらって嬉しいお手紙ツール
ではお手紙ってどんなものに書けば良いのでしょうか?小学生女子がもらって嬉しいお手紙ツールをご紹介します。
・レターセット
持っているだけでお手紙を書きたくなるレターセット♪
私の時代は安くても500円くらいしました。しかも封筒と便箋合わせて5セットくらいしか入っていないのです。ところが、今は百円ショップがあります!
セリアやダイソーでは、キャラものやスイーツ柄など、女の子心をくすぐるとってもかわいいレターセットが100円で売っています!
100円なら、親としても躊躇することなく買ってあげられますよね(笑)
また、100円ショップだけでなく、書店やロフト、プラザにもかわいいレターセットが売っています。
お出かけついでに、お子さんとお気に入りのレターセットを探すのもおもしろいですね。
・メッセージカード
お誕生日カードとしてもたくさんの種類が売っていますよね。音楽がなったり、そのまま飾れたりするメッセージカードも見たことがあります。
私のおすすめは、小さなメッセージカードです。長いお手紙は書けないけれど、ちょっとしたお礼を伝えたいという時に便利。メッセージを書いて、線の通り折ると、まるで封筒に入れたかのような形に。1枚でお手紙風になりますよ。
・メモ帳
レターセットよりもコストもかからず、簡単にお手紙を書くことができるのがメモ帳です。
かわいいメモ帳、たくさんありますよね!
メモ帳にお手紙を書いて、お手紙風に折るのがポイント!
(出典:手紙の折り方ガイドhttps://letters.tank.jp/kihon/basics1.html)
子どもと一緒に一度遊びながら折ってみるのも楽しいかもしれません。
・折紙
レターセットもメモ帳もない!そんな時は折り紙です。
折り紙が2枚あれば、とってもかわいいお手紙を作ることができます。
折り紙でひまわりを折って、ひまわりの種の部分にお手紙を書く方法です。
これは娘が幼稚園の先生からお手紙のお返事をもらった時、そのお手紙がひまわりの形をしていました。娘がとても喜んでいたのを覚えています。
いつもとちょっと違うお手紙を出したいときに、折り紙のお手紙はおすすめですよ!
(引用:https://www.origami-club.com/index.html)
・葉っぱ (タラヨウ)
以前娘が男の子からもらったお手紙で、驚いたと同時にとってもおもしろかったので、ぜひ皆様にご紹介させてください。
(出典:キッピーの山のラボ https://kippy-labo.jp/2020/09/25/hatupa0921/)
この葉っぱはタラヨウ(多羅葉)という木の葉っぱで、この葉の裏側に釘や爪先などで文字や絵を書くと、すぐにその跡が黒く変色します。そして、書かれたものは葉が枯れても残ります。
戦国時代に、武士がこの葉の裏に文字を書いて情報のやりとりをしたという話もあり、これがはがき(葉書)の語源になっているそうです。
切手を貼って、実際に郵便で出すこともできるのだとか。
なかなかないお手紙でおもしろいですよね!タラヨウの木を見つけたら、ぜひ試していただきたいです。
さいごに
小学生のお手紙事情、いかがでしたか?時代は変わっても、小学生女子のハマるポイントの本質は変わっていないのだなと感じました。
娘はいつも私にお手紙をたくさん書いてくれるのですが、忙しくてなかなかお返事を書いてあげられず…これを機に、この記事で紹介したアイテム盛りだくさんで、お返事を書こうと思います!
ちなみに我が家の近くにある小学校では、独自に校内郵便制度があるようで…
「何年何組の〇〇ちゃん」と宛名を記入し、指定の用紙でお手紙を書くと、届けてもらえるようです。
Lineやメールが主流の時代、お手紙を書く機会が減っているため、学校としても「手紙を書く」という体験を大切にしているのかなと感じました。
自分で手紙を書き、宛名を書き、切手を貼って、ポストに投函する…一連の流れを経験することで、手紙の仕組みも理解できますね♪
以上、小学生のお手紙事情でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。