皆さん、こんにちは。この記事は、小学生姉妹のママ兼、はみっく通信編集部のライターである筆者が、HamicMIELSビギナーさんに向けて、使い方や豆知識をご紹介するシリーズ記事になります。
第一回目である今回は、HamicMIELSユーザーが最も利用するであろう「Hamicアプリ」についてご紹介します。
本記事で出てくる、画面のスクリーンショット画像は、うちの娘(小1)愛用のHamicMIELSか、私のスマホで撮影したものになります。わが家のリアルな日常も垣間見えますが、予めご了承ください(笑)。
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Hamicアプリって?
Hamicアプリは、HamicMIELSに始めからインストールされているメッセージアプリです。大人用スマホでは、各アプリストアからインストールでき、Hamicアプリ同士でやりとりをすることができます。
Hamicアプリのいいところ
LINEやカカオトークといったメッセージアプリをすでに使用されている保護者の方は多いかと思いますが、そういった大人向けのアプリとHamicアプリの大きな違いは、「子どもが他の誰かとやりとりをしているところが見られる」という点になります。文字でのやり取りは、顔が見えないだけにトラブルにも繋がりやすいもの。スマホデビューをしてすぐに、お友達とのSNSでのやり取りでトラブルになってしまった、という話もよく耳にします。Hamicアプリで、メッセージのやりとりのマナーやリテラシーを学んでおくことは、今後のSNSトラブル対策にも繋がるかもしれませんね。
何ができるの?
子ども側のHamicアプリでできることは、基本的には以下の三点です。
- 通話
- 音声メッセージ
- メッセージ
ここからは、それぞれのやり方と、注意点をご紹介していきますね。
それぞれの機能のやり方
Hamicアプリは直感的に操作できるシンプルな構成になっていますが、スマホの操作に不慣れなお子さんだと戸惑うところもあるかもしれません。
一つずつ、順を追って操作方法をレクチャーしていくので、ぜひお子さんとご一緒にやってみて下さいね。
step1.通話をしてみよう!
通話のやり方には、2つの方法があります。まず1つ目は…
Hamicアプリを開いたらすぐに出てくる「トーク」画面(つながり・おしらせなどの別のページが開いているときは、下の方にある「トーク」を選択。)から、電話をかけたい相手の名前の右側に出ている電話のマークをタップするだけ!ロック画面を解除してから、最短2つの動作で電話がかけられます。
もう1つの方法は、
先ほどのトーク画面から、電話したい相手のトークルームを開いて、右上にある電話のマークをタップするだけです。娘は、メッセージを送りかけてから、やっぱり電話しよう!と思い立った時などにこちらの方法を使っているそうです。
step2.音声メッセージを送ろう!
次は、まだ文字入力に不慣れなお子さんや、急いでいる時などに便利な音声メッセージの送り方です。
メッセージを送りたい相手のトークルームを開いて、「メッセージをおくる」のボックスを押すと、マイクやカメラのマークが出てきます。
一番左のマイクのマークをタップすると、もう一回り大きなマイクのマークが真ん中に出てくるので、押しながらしゃべると、その音声がメッセージとして送信されます!
メッセージが短すぎると送信できないので、「まだ?」など短い文で送りたいときは、喋り終わってからも少しの間、マイクマークから指を離さず、秒数をかさ増しするのもポイント。
step3.いろんなメッセージをしよう!
Hamicアプリでは、普通の文字メッセージはもちろん、写真や絵文字の送信もできます。
文字のメッセージを送る時は、「メッセージをおくる」のボックスをタップし、文字を入力したら、紙飛行機マークで送信します。カメラのマークを押すと、そのまま写真を撮る画面が立ち上がり、写真の送信ができますし、カメラの横のピクチャマークを押すと、以前撮った写真やスクショ画像も送信できます。子どもが撮った写真は「そんなところに注目してたんだ!?」「同じ風景を見てたのに気付かなかった!」といった新鮮さが感じられることもあったりして面白いので、親子でたくさんシェアしてみて下さいね!
併せて伝えたい「ひとくちアドバイス」
お子さんにそれぞれの機能の使い方を教える際に、ぜひ併せて伝えておいていただきたいのが、マナーや注意点についてです。細かいポイントは、使いながら追々教えてあげるのもいいかもしれません。
通話のひとくちアドバイス
・名乗る?名乗らない?
最近は電話を受ける時・かける時に自分の名前を名乗らない人が、大人でも多くなっています。知らない番号からかかってきた時には、相手にこちらの情報を知られないため、名乗らないことが個人情報保護につながります。しかし、電話のマナーとしては「はい、〇〇です」と名乗るのが正しいので、どういう時には名乗る/名乗らないという基準を、親子で決めておくといいかもしれませんね。(わが家では、自分からかける時は名乗る、かかってきた時は名乗らないことにしています。)
・一方的にならない
子どもの電話で多いのが、相手の都合を考えない通話です。繋がってすぐに自分の用事を一方的に話したり、「帰り道、暇だから」とこちらが忙しいのに用事のない電話をしてきたり…。「今暇だから家に着くまでお話ししてもいい?」「今忙しい?」など、相手の都合をおもんばかる一言を言うだけでも、相手の負担にならず気持ちよく通話ができるかもしれません。
・切る時は「終わりの言葉」を
「じゃあ後でね」「ばいばいー」など、切る前には終わりの言葉を言う習慣をつけておきましょう。自分が話したいことだけ話して電話を切るのが癖になってしまうと、マナーとしても失礼ですし、何かトラブルに巻き込まれて途中で切れた場合との見分けがつきにくくなるため、防犯上の観点からも良くないと言えます。
余談ですが、わが家では周りにバレないように通話でSOSを出すための合言葉を親子で決めています。今のところ、秘密の合言葉を使うシチュエーションになったことはないですが、もしもの時にお互いが忘れてしまわないよう、たまに確認しあっています。 |
メッセージのひとくちアドバイス
・一度送ると取り消せない
LINE等他のメッセージアプリとは違い、Hamicアプリは、一度送ったメッセージを取り消すことができません。送る相手が間違っていないか、相手を傷付けるメッセージではないか、送る前にしっかり見直すようにしましょう。
・伝えたいことは明確に!
絵文字だけを連続で送ったり、「まだ」「大丈夫」など、疑問文なのか分かりづらいメッセージは、相手を混乱させてしまいます。明確に意味を伝えられるよう、こちらも見直しの際にチェックしておきましょう!
・読み手の気持ちを考えよう
既読無視や、長文メッセージにそっけない返信など、マナー違反とまでは言わずとも、相手をがっかりさせるメッセージは人間関係の混乱を生みます。このあたりはその都度注意しつつ学んでいくしかない部分でもあるので、メッセージの見守りや保護者とのやりとりの中で「あれ?」と思う部分がないか、親が気にして見ておくといいかもしれませんね。
まとめ
今回は、HamicMIELSを使い始めたばかりのユーザーさんに向けたHamicアプリの使い方や注意点をご紹介しました。今回の記事でのチャレンジをまとめると…
Hamic MIELSを使って
◻︎電話をかけてみよう!
◻︎メッセージを送ろう!
◻︎写真や音声を送ろう!
慣れると便利で、安心して使えるアプリなので、ぜひ活用してみて下さいね!