小学生の修学旅行2025最新事情!おこづかいは何円?スマホやキッズ携帯は持ち込める?

こんにちは。「はみっく通信」編集部ライターで、小6と小3の姉妹&1歳の男の子のママの筆者です!

二学期が始まり、いよいよ小学校生活の大イベントともいえる「修学旅行」のシーズンがやってきました。我が家の長女も、小6になってからずっと心待ちにしていた修学旅行が目前!親としても、学校から配布される資料を読みながら「もう卒業も近いんだなぁ」としみじみしています。

ただ、いざ持ち物リストや日程を見てみると、自分が子どものころとはすっかり変わっていてびっくり。“令和の修学旅行”は、平成や昭和とは大きく違うところがたくさんあるんです。

この記事では、最近の小学生の修学旅行事情を、日程・行き先・持ち物・おこづかい・最新ルールなどからご紹介します。修学旅行を控えているお子さんの保護者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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修学旅行の新常識って?!

令和の修学旅行は、日程も内容も、親世代とは大きく変化しています。コロナ禍や教育方針の変化を経て、「短期間・体験重視・デジタル活用」というのが最近のトレンド。ここでは、特に驚いた新常識をご紹介します。

日程は「一泊二日」が主流に

私が子どものころ(約20年前…)は二泊三日が定番だったのですが、長女の学校では一泊二日。(時代は違えど、地域は同じです。)SNSでつぶやいたところ、日程が短縮されているのは私たちの地域だけでなく、全国的に一泊二日になっている学校が多いことがわかりました。

理由としては、

  • 学校の授業時間確保のため
  • 各家庭の経済的負担を減らすため
  • コロナ禍以降のスケジュール調整の影響

などがあるようです。子どもとしては、日程的に物足りないかもしれませんが、親の立場からすると準備がシンプルになるのは助かる気もします(笑)

行き先は「歴史的建造物」より「体験型施設」

関西在住の私たちママ世代の、小学校時代の修学旅行の定番と言えば「奈良・京都のお寺巡り」。奈良公園の鹿に追いかけられるのまでがデフォルトでしたよね(?)関東で子ども時代を過ごしたママの修学旅行先は、日光東照宮だったとのことで、私たち世代の修学旅行としては歴史的建造物が定番だったのかな?と思います。しかし、最近は子どもが楽しめる体験型スポットを取り入れる学校が増えているようです。

たとえば、

  • テーマパークやアミューズメント施設
  • サイエンス系ミュージアム
  • グループで楽しめるアスレチックや自然体験

もちろん歴史学習の要素は残しつつも、「子どもたちが自分から楽しめる」「思い出に残る」ことを重視しているのかな、と感じました。

タブレットで事前学習も

ギガスクール構想の影響で、一人一台、タブレットを配布されている最近の小学生。そのタブレットを活用して、娘たちは行き先について調べたり、グループで発表し合う取り組みをしていました。

修学旅行中も、係の子が、保護者に配信するためのブログを配信してくれるそうで、デジタル端末とうまく付き合っていく方法も、小学生が学ぶべきタスクになっているんだなあと改めて感じました。

修学旅行の持ち物事情

持ち物リストも、昔とはずいぶん変わりました。安全面を考えたアイテムが加わったり、個別対応が認められたりと、より子どもに寄り添った形に進化しています。

キッズ携帯の持ち込みOKな学校も

「修学旅行にスマホや携帯を持たせてもいいの?」と気になる親御さんも多いと思います。長女の学校では「キッズ携帯」の持ち込みがOKでした。修学旅行から帰ってくる日が、普段よりも遅い時間になることや、修学旅行中の事故や自由行動中の防犯対策の面から、何年か前から許可されるようになったのだそうです。

ただしルールがあり、

  • 緊急時以外ではカバンから出さない
  • 持っていく場合は免責事項の承諾書の提出
  • 修学旅行中の使用は当然NG

といった感じで、あくまで安全確保のための利用です。学校によっては完全に禁止のところもあるようなので、学校のある地域や行き先によっても違うのかもしれません。

番外編【HamicMIELS nicoなら安心して持たせられるよ!】

うちの子、個人端末を持っていったら、部屋で出したりこっそり遊んだりしないか心配…という方もおられますよね。(まさに私がそうです。)うちの長女はすでにスマホを使用しているのですが、修学旅行に持って行かせるのは少し心配なので、次女が使用しているHamicMIELS nicoを貸してもらって、持っていくことにしました。

ファミリーリンクの「スクールタイム」機能で、不要な機能は使えないよう制限して持ち込んでもらう予定です。電池持ちもスマホよりはいいですし、万が一電池が切れても見守りはできるため、夜に充電ができない環境でも安心して持たせることができますよ。

おこづかいの金額は?

物価高の影響もあり、持っていくお小遣いも増えてるんだろうなあ…と思いきや、長女の学校では今回「4,000円まで」。私が小学生の頃の修学旅行のしおりを見てみると、お小遣いは5,000円になっていたので、時代は変わってもお小遣いはそんなに変わっていないように感じます

日程が一泊二日に短縮されて、お金を使う機会が減っているのも影響しているのかもしれません。

「個人的な事情」への個別対応は柔軟に

昔に比べると、個人の事情をかんがみて、個別対応をしてもらえる場面が増えていると感じます。

例えば、娘の小学校では

  • スキンケア用品や衛生用品の持ち込み
  • 薬の持ち込みや服薬のサポート
  • アレルギーへの対応

など、子どもごとに事情が違う部分には、事前に相談すれば対応してもらえるとアナウンスがありました。うちの娘はハウスダストや動物のアレルギーがあり、以前あった宿泊研修の際、目と喉が腫れて寝れなくなってしまったことがあったため、今回は先生たちに相談して、アレルギーの薬の持ち込みを許可してもらいました。

多様性が認められる時代だからこそ、個別の事情にも寄り添ってもらえるようになったのかもしれませんね。

令和ならでは!の変化はここにも

持ち物や日程以外にも、令和の修学旅行ならではの変化があります。

写真は「子どもたちが撮ってクラウド共有」

学校行事の写真といえば、写真屋さんが同行して撮ってくれた写真を、後日親が購入するといったイメージがありますよね。

娘たちの学校では、先述の「ブログ配信係」がいるためか、班に1人、タブレットを持ち歩くことになっていて、それを使って写真撮影も行うのだそうです。「他の人が映り込まないようにする」「お店のものや食べ物を撮る時は許可を取る」などのデジタルリテラシーの実践的な学習も兼ねているそうで、撮った写真は、班ごとに保護者にも共有してもらえるのだとか。

 社会の流れ的にも、低学年のうちから「写真マナー」についてしっかりお子さんに共有しておけるといいのかもなあと改めて感じました。

「いざという時」もデジタル活用で個人情報を保護!

私たちの時代だと、宿泊イベントの際には、いざという時のために保険証のコピーを学校に提出していましたよね。令和の修学旅行では、「保険証のコピーを子どもに託して学校で集めるのは個人情報漏洩のリスクが高いためやりません」(by教頭先生)とのこと。

もしも病院に行くような事態になった場合は、修学旅行先から保護者に電話連絡をして、保護者は、学校からのお便り配信アプリを使って保険証の写真を送付するのだそうです。

(保険証を使わない子の方が多いのに、全員分の保険証コピーを集めたり、修学旅行後に廃棄したりといった「個人情報的に気を使う作業」が増えるのは学校としても非効率的ですよね。)

他にも、出発する当日に提出する「健康チェックシート」をスマホで入力して提出するという学校もあると聞きました。紙で提出すると、当日の朝に教職員の方が確認作業をすることになるため、負担軽減策として取り入れられているのかもしれませんね。

 修学旅行という、気を使うことの多いイベントだからこそ、デジタル活用で先生たちの負担が減って、その分、別の必要なことに時間を割いてもらえるのであれば親としてもありがたいなと感じました。

 

まとめ:修学旅行は時代とともに進化中!

令和の修学旅行について書いた本記事、いかがだったでしょうか。私自身、日程が短くなったり、持ち物のルールが柔軟になったり、デジタル活用が進んでいたりと、親世代の記憶とはだいぶ違っているなあと驚かされる部分がたくさんありました。

ただ、変わらないのは「子どもたちにとって一生の思い出になる大イベント」であること。どんな形であっても、仲間と過ごす時間やドキドキする体験は、きっと大人になってからも鮮明に覚えているはずです。

これから修学旅行を控えているご家庭は、ぜひ子どもと一緒にワクワクしながら準備を進めてくださいね。

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