
こんにちは。
この記事は、小6男子・小4女子・小2女子・1歳男子の4人の子供を育てる現役ママライターが執筆しています。
突然ですが、皆さん漢字は得意ですか?
大きな声では言えませんが、筆者は、あまり得意ではありません。
特に書き順は結構ごちゃごちゃです。(笑)
昔から染みついた誤った書き順はなかなか治らず、子供の漢字ドリルをみて「え、ここって縦を最初に書くの⁉︎」というように子供にバレないようにこっそり驚いていることがたまにあります…。
大人になってからも学ぶことの多い漢字ですが、小学校のうちに苦手意識を持ってしまうと、なかなか克服するのも大変ですよね。
今回は、小学生が楽しく漢字を学べるような勉強法を、リサーチしてまとめてみました。
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【学年別】小学校で習う漢字
※文部科学省による学年別漢字配当表を参照
1年生で習う漢字(80字)
『一』『木』『学』など、基礎的な漢数字や、学校生活を送るうえでよく目にする漢字を習います。
習う漢字の数だけで見ると少ないですが、ひらがな・カタカナの学習もするので、子供にとっては覚える文字が多く感じることもあるようです。
初めて漢字に触れる子供も多いため、家庭での復習もとても大切になってくると考えます。
筆者の次女は先日まで1年生でしたが、最初の頃は”漢字を習った!”とどこか誇らしげだったはずなのに、年度の終わりころには、止め・はね・はらいが適当になってしまっていて、春休みにやった漢字の復習がなかなかひどい出来でした。(汗)
2年生(160字)
『姉妹』『台風』『春夏秋冬』など、一文字での読み書きに加え、二つ以上の漢字を組み合わせた意味も学びます。
習う漢字が1年生の時に比べて倍になるため、漢字に苦手意識が付いてしまう子も出てくると思います。
3年生(200字)
『農業』『医院』『遊具』など、画数も増え、様々な部首も学びます。
また、3年生からは理科・社会・英語の教科も加わり、日課も6時間の日が増え、子供にとっては”勉強が大変”と感じる頃かもしれません。
実際に筆者の長女がつい先日まで3年生でしたが、この頃から教科に対する好き/嫌いが出てきていました。
長女の場合は国語(漢字)を覚えるのに苦手意識を持っていたため、漢字のテストがなかなか合格できず、親子で漢字の特訓をしたりと、とても苦労していました。
4年生(200字)
『菅・官』『令・冷』『位・泣』など、作りが似ている漢字も多く、『史・士・氏・司・試』などの同じ読みの漢字があったりと、意味を理解していないと間違いやすいような漢字を多く習います。
また、4年生で習う漢字を覚えると日本の都道府県が全て書けるようになるそうです。
5年生(185字)
『職』『謝』『暴』など、画数の多い漢字が増えてきます。
線や点の数があいまいな場合、間違えやすくなると言えそうです。
覚える数は3・4年生よりも多少減りますが、ほかの教科の勉強もどんどん難しくなり、委員会活動や習い事を始めている子が増えている事を考えても、漢字を覚えるのは大変そうです。
6年生(181字)
同音異字が多く、漢字の使い分けを覚えることを難しく感じる子が多いようです。
例えば、『収める・納める・治める・修める』の使い分けは、大人でも間違えることがあるのではないでしょうか。
『腹・胸・脳・肺』などの同じ部首、身体の部位を表す漢字なども、間違えやすそうです。
小学生におすすめの漢字勉強法や教材
漢字辞典を活用
アナログな方法ですが、侮れないのが漢字辞典です。
ただの漢字一覧を眺めているよりも、漢字の成り立ちや使い方の例なども載っているので、効率よく覚えることが出来るのではないでしょうか。
筆者は実際、小学生用の漢字辞典を祖父母に買ってもらって使っていたのですが、わからない漢字を調べるというより、漢字図鑑を読んでいる感覚で使っていました。
当時使っていたものは、漢字の成り立ちが図解されていて一目で理解でき、今後習う漢字についてもいつの間にか予習出来ていたためか、小学校の頃は漢字に苦手意識を持たずに過ごせていたような気がします。
これを書いていて漢字辞典の存在を思い出したので、早速次の休日に子供たちと買いに行こうと思います!笑
最近の漢字辞典は、キャラクターがモチーフになっているものや学年毎の索引が付いているもの、楽しく覚えられる漫画入りのものなどもあるようで、どれを買おうか迷ってしまいそうです。
ドリル
定番ですが、自分の”わからない”を見つけるためにもドリルでの学習は効果的です。
キャラクターと楽しく出来るものや、オールカラーで見やすいドリルも販売されています。
また、筆者は長期休み中など、子どもが宿題が早く終わってしまって手持ち無沙汰になっている時には、無料のダウンロード式のドリルを印刷してやってもらっています!
(ちびむすドリル:https://happylilac.net/syogaku.html)
無料とは思えないしっかりとしたドリルで学習でき、苦手な漢字のところを重点的に印刷したり、前年の復習・休み明けの予習を探して印刷したりできておすすめです。
ひたすら書く
個人的にはこの方法が、1番安価でかつ効果があると思っています。
昔々、筆者が漢字検定を受けるための受験勉強の時には、ただただひたすら書いて覚えていました。
市販されている漢字ノートや方眼ノートにマスを作り、覚えるまで書く!という方法。アナログですが、やり方が性に合ってさえいれば効果はあると思います。
漢字の本で学ぶ
漢字に苦手意識があるお子様には、低学年のうちから楽しく漢字が学べるよう、マンガで解説してあったり、クイズがあったりと工夫された漢字の本を読んで学ぶ方法もおすすめです!
子供からみても、漫画やクイズなら”教材”感が少ないので取り組みやすくなるのではないでしょうか?
いろいろな出版社から小学生向けの漢字の本が出版されていますので、チェックしてみてください。
漢字でしりとりをする
漢字しりとりは、例えば、『教材→材料→理科→科学→学校』というように、漢字でしりとりをしていきます。
漢字を覚えるというよりも、漢字の訓読みや音読みの特訓・応用力や熟語力も磨けると思うのでおすすめです。
紙と書くものがあればどこでもできるため手軽にできるところもポイントです。
筆者も長男や長女と何かの待ち時間がある時などにやることがあるのですが、意外に盛り上がります!
ある程度漢字を覚えていないと難しいと思いますので、小学校中学年〜高学年向けの勉強法だと思います。
親子で楽しみながら漢字に触れられますので是非おためしください。
漢字学習におすすめのアプリ
小学生手書き漢字ドリル1026
小学校6年間で習う全ての漢字に対応しているアプリです。
漢字の読み方・書き取り・四字熟語など満遍なく学ぶことができます。
また、メニューが学年ごとに分かれているので、子供に合わせた内容を選択できます。
書き取り問題は全て指で手書きで書いた文字を判定してくれます。
アプリの内容自体はシンプルですが、シンプルだからこそ子供が簡単に使えると思います!
漢字検定・漢検漢字トレーニング
こちらのアプリは、小学校高学年〜大人向けです。
今回、漢字が苦手な子供向けの情報を多くご紹介していますが、中には漢字が得意!大好き!という子もいると思います。
漢字が得意な子は、漢字検定に挑戦してみてはいかがでしょうか?
漢字検定のレベルは、6級は小学校5年生修了程度、5級は小学校6年生修了程度となっています。
このアプリなら、各級ごとに学習ができ、更に出題もジャンル分けされているので、満遍なく学ぶことができそうです!
また、こちらのアプリは無料な上に、各級ごとの漢字一覧も確認できます!漢字検定を受けてみようかな…と悩んでいる子は、まずアプリで内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。
さいごに
いかがでしたか?
日常的にスマホやPCを使うことも増え、文字を書く機会も減ってきていると思います。
”読めるけど書けない”という感覚を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
ただ、正直な所書ける必要性は減ってきているかもしれませんが、漢字が持つ意味を知ることや読めることはとても重要だと考えています。
日本語には、”同じ読みでも違う意味を持つ言葉”がたくさんあるからです。
筆者も家族で、テレビを見ながら回答して盛り上がる事があるのですが、特に送りがななどに関しては意外に子供達の方がしっかり正解していて、親は間違える…ということがたまにあります。
今回の記事を書くにあたって、漢字の学習法について調べていた所、筆者が子供の頃にはなかったような、楽しく漢字に触れる方法や教材がたくさんありました。
なにごとも苦しんでやるよりも、楽しんでやった方が捗ると思いますし、身につくのだと思います。
筆者のように、一度苦手意識がつくとなかなか払拭できなくなってしまうので、早いうちから楽しく漢字に触れることが大切のではないか、と感じています。
おすすめした方法や教材を、早速我が家でも取り入れていきたいと思います!
今回の記事が、お子様の漢字学習でお悩みのパパさんママさんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。