
こんにちは!
この記事は、小5長男・小3女長女・小1次女・1歳次男の4人の子供を育てています現役ママライターが執筆しています。
小学校高学年になると、遅かれ早かれ誰もが思春期を迎えます。
いままではただただ可愛かった我が子が、だんだんと大人になっていく姿は成長を感じつつも、親としては戸惑う部分もあるのではないでしょうか?
実は筆者も、我が家の長男がまさにいま思春期に差し掛かり、接し方に悩んでいる一人でもあります。
筆者自身が三姉妹の中で育ったので、男の子のことは心も体もわからない部分が多く、日々頭を悩ませています。
きっと同じように悩むパパさんママさんもいるのではないかと思います。
今回の記事では、そんな小学校高学年の思春期男子・思春期女子との接し方や心と体の状態について、リサーチしてまとめてみました。
▼関連記事 |
小学校高学年の思春期あるある
反抗的になる
周りのパパさんママさんに聞いた結果、ほぼ全員が子供が以前と比べて反抗的になったと感じていました。
筆者自身も長男に対してそう感じており、最近は本当に口が達者になり、何かにつけて言い争うことがよくあります。
あまりよくない言い方をするなら、「ああ言えばこう言う」という状態です(笑)
買い物に付いてきてくれなくなる
少し前だったらちょっとスーパーに行くだけでも付いてきてくれていたのに、だんだんと一緒に行ってくれなくなるようです。
もれなく筆者の長男もソレで、いつの間にか今ではお留守番係になっています。
実際にスーパーへの買い物中など周りを見ると、小学校低学年くらいの子供を連れたパパさんママさんはよく見かけますが、高学年の子供は少ないなと感じました。
容姿を気にするようになる
思春期になると、からだにも様々な変化があり、また恋愛や性に関しても興味を持ち始めることから容姿を気にしだす子が多いようです。
思春期には少し早いかもしれませんが、筆者の長女も最近、鏡の前に立っている時間がすごく長くなり、時間のない朝でも「ママ~アイロンやって~」と言ってきたり、家を出るギリギリまで服を選んでいたりする日があります。汗
思春期のこころとからだの状態
自我が発達する
思春期のこころの状態はとても不安定だと思います。
自我について調べたところ、全パパママがきっと経験した2歳ごろの”イヤイヤ期”で芽生えた自我が、思春期を迎え、周囲の仲間や集団での行動の中で徐々に確立していくそうです。
そのため、友達と集団で行動することが増え、親から自立したいとという思いが生まれる反面、親から離れる不安な気持ちも持っているために、精神的に不安定になるようです。
筆者自身の時を思い返すと、確かに何かあると周りと自分を比べ、優越感に浸って満足したり、逆に劣等感にかられてモヤモヤしたりと感情が忙しかった記憶があります。
同じような思い出がある方もいるのではないでしょうか?
体が大人に近づく
“思春期には体の変化が起こり、男子は男性らしく、女子は女性らしい体になってきます。
小学校までは小さかった男子が中学や高校で急に背が高くなったり、ヒゲが生えたり、声が低くなったりします。
女子は胸が膨らんで、月経が始まり体の丸みが出てきます。”
東洋大学医療センター イルボスコより引用
上記にあるように、カラダに変化が訪れるのが思春期なようです。
また、思春期には男女差があり、また個人差もあります。
女の子の方が男の子よりも早く思春期に入り、からだの変化が出始めるのも早い傾向があるため、周りにいる高学年の女の子が急に大人っぽくなったと感じる方もいるのではないでしょうか?
自分のからだの発達に戸惑う
上記のように、思春期はこころもからだも発達している最中で、自分のからだの状態にこころが付いていけないと感じる子供もいるようです。
実際に筆者自身の経験としては、身長が急に伸びて、小学校6年生の時に母の身長を抜いたので、着る服も大人用になり、なんとなく大人認定されたような気持ちになったのを覚えています。
周りとの関わり方についても、それまで男女関係なく仲良く遊んでいたのが、気付けば女の子同士のグループでいる時間の方が長くなったのもこの頃です。好きな子の話をしたり、誰が誰に告白したとか、そんな会話が常に飛び交っていて、付いていくのに必死でした(笑)
また、初潮を迎えた時に祖母がお赤飯を炊いてくれたのですが、それを家族に知られることがとても恥ずかしく、おめでとうと言われても素直に喜ぶことが出来ずに涙したことがありました。
思春期を経験した大人から見れば喜ばしいことでも、やはり子供自身は戸惑う気持ちの方が大きいんじゃないかと思います。
いまでも地域や家庭によってはその風習があるそうですが、あくまでも筆者個人の意見として、自分自身は嫌だった記憶があるので、もし娘達にその時が来たらそっとしておこうと思っています。(笑)
思春期の女の子への接し方
ホルモンの変化がある
大人の女性でも、PMSなどホルモンバランスが崩れるとイライラしやすかったり、精神的に不安定になることがあると思います。
それと同じことが女の子のからだにも起こるので、子供自身もきっと感情を抑えられなかったり、不安な気持ちになったりするのではないでしょうか。
ママがいろんなアドバイスを送っても、子供自身が素直に受け入れられないことはきっとあると思います。
それも思春期のひとつと捉えて、ママは見守っていくのがいいのではないでしょうか。
頭ごなしに否定せず、とにかく子供の考えを尊重するのが大切な時期だと思います。
憧れのママ像になる!
また、女の子にとってママが憧れの存在になるのもきっとこの頃だと思います。
実際に筆者も、思春期の時期には母とたくさん喧嘩もしましたが、後から考えればどんな時も自分を受け入れてくれる存在であり、常に支えられていたと思います。
そんな母をいまではとても尊敬していますし、母としてのお手本はやっぱり、思春期の頃にみた母の姿な気がしています。
そしてパパは、かわいいだけだった女の子が女性へと変化するこの時期、子供の変化に戸惑ってしまうと思いますが、多感な時期に差し掛かった娘さんを、ママを大切にするように、ひとりの女性として大切に接してあげて欲しいです。
思春期の男の子への接し方
反抗的になる
思春期に入った男の子は、親から自立したいという気持ちから干渉されるのを嫌がったり、部屋にこもってコミュニケーションが取りづらくなったりするようです。
ちょっとしたことでも反抗的になったり、力も強くなり、こころとからだのコントロールが上手く出来ずに、時には物に当たってしまうこともあると思います。
もちろん、間違った行動に対してはきちんと指摘して叱るのが親の役目でもありますが、子供に吊られて感情的にならないようにするのが大切だと感じています。
実際に筆者も、長男に対しては感情的に怒鳴ってしまうことがあるのですが、結局お互い感情的に怒鳴り合っているだけで何も解決せずに、ただ疲れるだけということがよくあります。
そんな時は一呼吸おいてから、筆者も子供も冷静になって、『さっきの喧嘩のプチ反省会』を開くと、意外としっかりとコミュニケーションが取れたりするので、筆者自身も親のスルースキルを磨かなきゃなぁ…といつも思っています。
干渉しすぎない
また、友達関係や学校での出来事などもあまり話してくれなくなり、心配になることもあると思いますが、あれこれ詳しく聞こうとすればするほど、心が閉ざされてしまうように感じるので、ここはグッと我慢して見守っていなきゃいけないと思っています。
とはいえついつい、いろいろ聞きたくなってしまって、いつも長男にウザがられてしまうのですが…。
たまに長男が自分から話してくれる事があるので、そんな時は積極的に合いの手を入れ、聞き手に徹することで意外にもたくさん話してくれたりするので、待つ姿勢を持つ事も大切だと日々感じています。
さいごに
筆者の個人的な意見として、思春期の子供との接し方において一番心掛けていることを紹介します。
きっとこれから先、さまざまなからだやこころの変化に、周囲から悪気なく笑われたり、心ない言葉を言われることもあると思います。
子供が本当に辛い時に、頼りに出来る存在でありたいですし、そのためには常日頃から『どんなあなたも受け入れるよ』という気持ちを言動や行動で示していくことが大切だと思っています。
こんな偉そうな事を書きながら、実際にそれを出来ているかは微妙な所ですが…(汗)
筆者自身も4人の子供がおり、いままだ長男が思春期に差し掛かったところで、あと3回これがあるのか…と思うと不安になってしまいますが、思春期を終えて大人になった子供との関係は、思春期の過ごし方次第で、変わるような気がしています。
思春期に関しては筆者自身も手探りではありますが、同じく戸惑いや不安を抱えるパパさんママさんにとって、今回の記事が少しでも役に立てれば幸いです。
一緒に子育て頑張りましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。