ラン活最前線!ランドセル事情2023

はじめに

みなさん、こんにちは!
はみっく編集部のママライターで、5歳と2歳を育てる2児の母の筆者です。

今年年長さんの長男の周りで、よく話題に上がるのは、やはりランドセルのこと。

うちの場合は、先輩ママ友から、ラン活は大変!という声をよく聞いていたので年長になってすぐに始めたのですが、土屋鞄のランドセルに本人が一目惚れ。せっかくなので、購入する前に色々見てみようとデパートや他のメーカーも見学しましたが、やっぱりあのランドセルが忘れられない!との強い希望で、あっさり決定しました。

今回はラン活を始めようとしている保護者の方に向けて、筆者自身の経験やランドセルメーカーの情報を元に、様々な角度から、ラン活のリアルな情報をお届けします。

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意外と知らない!ランドセルの歴史や役割

ランドセルの歴史

ランドセルは、オランダ語で背負い鞄を意味する「ransel(ランセル)」が語源で、幕末に輸入され、軍隊で使われた布製のバッグが始まりと言われています。

子どもたちが使うようになったのは、明治10年に学習院初等科が学用品を入れる通学鞄として使用したのがきっかけで、その後、明治20年に、現在のような箱型に変わりました。

当時、革のランドセルは高級品だったので全国的に広まるようになったのは、昭和30年以降の高度経済成長期を迎えた頃だったそうです。

両手が自由に使えて丈夫といったメリットから、日本独自の文化として根付いていき、最近ではアニメの影響で、海外の小学生にも人気があるそうですよ!

[ 参考:ランドセルくらぶ

ランドセルの役割

ランドセルには、荷物を持ち運ぶ以外にも、重要な役割があります。

①ランドセルの中にあるものを守る
撥水加工をしているランドセルも多く、急な雨や傘を差すのが苦手な子でも中身を濡らさずに持ち歩けます。

またクッション性もあるのでタブレットなどの衝撃に弱いものを保護したり、教科書などの紙類をキレイに持ち運ぶのに最適な形ですよね。私自身が小学生の頃、「ランドセルはボロボロになっても中身はキレイ」と言っていた友達がいたのを思い出しました。

②転んだ時にクッションになる
後ろに転んだ場合、背中や頭が地面に直接ぶつかるのを防いでくれます。不意なアクシデントが起こってしまっても守ってくれるのは、小学生にピッタリな機能と言えるでしょう。

③身体に負担がかかりにくくする

パンフレットを読むと、背負いやすさや重さを感じにくくする肩紐や背骨や脊柱に歪みが生じないようにする作りなど、成長期の小学生に安心して持たせられる工夫が、ランドセルにはたくさん詰まっていることがわかります。

デパートのランドセル催事で聞いた話によると、大手=背負いやすいというわけでなく、子どもの体格や姿勢によって背負いやすさが異なるため、実際に背負ってみて、フィット感を確認してみるといいのだとか。

④災害時に活躍する

登下校中に万が一地震などの災害が起こっても、ランドセルが身を守る手助けをしてくれます。地震の際にはランドセルを頭に乗せて守ったり、浮き輪のように水に浮くので、洪水などでも役立ちます。

ーーー

耐久性・機能性・安全性を兼ね備えたランドセルは活発な小学生を守るための様々な役割があることがわかりました。

[参考:フジタのブログ なぜランドセルを使うの?ランドセルの必要性について解説します! ]

 人気のランドセルブランドランキング

最近ではカラフルなランドセルが多く、子どもとラン活をしていてもこちらまでウキウキした気分になります。

私自身、子どもの頃背負っていたランドセルは重くて、登下校が辛かった思い出があるので、子どもにはなるべく軽い物を、と探していたのですが、実際の重量だけでなく、重く感じさせない工夫や身体に優しい設計がされているものなど、「軽さ」一つとっても、各社いろんな方向からアプローチしていて、おもしろいですよ。

[参考:SEARCHcle  ランドセルブランドおすすめランキングTOP10 【2024年入学向け】選び方や平均価格も解説

第3位:鞄工房山本(男の子/レイブラック、アンティークブロンズ、女の子/ラフィーネ、アンジュール)

鞄工房山本の人気のカラーは男の子が1位 黒、2位 紺、3位 キャメル。女の子は 1位 ラベンダー、2位 ワイン、3位 ローズピンクだそうです。

色やデザインが豊富で、スタイリッシュなデザインが特徴。特に黒いランドセルは、どのメーカーも似たような見た目が多いためか、ステッチの配色が効いている鞄工房山本のものが、印象に残りました。

肩ベルトも、8段階調整できるようになっており、成長に合わせて、いつでも背中にフィットした状態で背負えるのも嬉しい。

価格は49,900(税込)~。

[参考・画像引用:鞄工房山本

第2位:土屋鞄(RECO)

土屋鞄はカタログやオンラインショップでも、性別でなく個性で色を選んで欲しいというコンセプトで、ランドセルをジェンダー分けしていません。性別の枠にとらわれない、モダンなベーシックカラーを目指して誕生したRECOシリーズはシンプルにして飽きがこない洗練された色合い。実物を見てみても、6年間持つのに相応しいランドセルだなと感じました。

ふかふかの背あてが体への負担を軽減してくれそうなのもわが家が土屋鞄に決めた理由の一つ。人気のデザインは、5月頃から残りわずかになるので検討中の方は早めに見に行かれることをおすすめします。

価格は65,000(税込)円~。

[参考]

第1位:セイバン(モデルロイヤル)

「天使のはね」でお馴染みの、セイバンのランドセルは、小学生シェアNo.1だそうで、ママ友からもセイバンは使いやすいという声が聞かれました。

人気のモデルロイヤルでは男の子は剣とドラゴンやスポーツブランドのコラボ、女の子はリボンやコスメをモチーフにしたデザインなど子ども心をくすぐるデザインがずらり。

背負った時の快適さを追求した工夫も随所に散りばめられています。

10%オフになる早期割引や、店頭展示品が販売されるアウトレット店舗もあるので、安く買いたいおうちなら時期をずらすのがおすすめ。

価格は47,300(税込)~。

[参考・画像引用:セイバン ]

 セイバンでは、お家にいながらランドセルが試着してみられるアプリがリリースされています。フィットちゃんを購入予定ではなくても、ランドセルの大きさや雰囲気を感じることができるので、利用してみるのもいいかもしれません。

フィットちゃんランドセルアプリ

ランドセルの代わりにリュック派も?おすすめの通学リュック

[画像引用:montbell

ランドセルは義務なのかと思っている方も多いかもしれませんが、実はそうではないんですよ。

市長が、通学かばんはランドセルに限らないことを明示するよう要請したというニュースも見かけました。では、ランドセル以外の選択肢となると、どういったものがあるのでしょうか。ランドセルに代わるおすすめの通学リュックをまとめてみました。

わんパック(montbell

全国発売開始と同時に大反響だったという、930グラムの軽量さが売りの「わんパック」。個人的に、見た目がランドセルに似ているので、小学生の集団の中でも悪目立ちしなさそうなのがポイントです。

容量が13.5Lと少し小ぶりなのですが、広めの収納スペースもあり、通学だけでなく通塾にも使えそうですね。

価格は¥14,850(税込)でランドセルや他のメーカーのランドセル型リュックと比べてみてもリーズナブルなのも魅力的。

実際に、我が家のラン活でも候補にも上がっていて、今後もしセカンドランドセルが必要になった場合にはわんパックにしたいと考えています。

[参考・画像引用:montbell ]

 NuLAND ®

回収衣料品のリサイクルや工場での生産時に出た再生リサイクル布を使ったNuLAND®

通常のポリエステル生地のリュックと比較すると、Co2や膨大な水の使用を削減することができるそうで、環境に負荷をかけないリュックとして注目されています。

大容量でマチ幅が変動できるので、体操着セットや上履き、リコーダー、水筒など楽々入れることが出来るそうですよ。特に月曜日と金曜日は荷物が多くなりがちなので、日によって容量を変えられるのは嬉しい!

7色展開なのですが、オリーブ、グレープの色は6月中旬時点ですでに売り切れとなっていました。

価格は36,300(税込)~

[参考・画像引用:NuLAND ]

air ran.(ファミリア)

ファミリアから国内最軽量の880グラムの通学リュックが出たと聞いて、店舗にも見に行ってきました。

100グラムや200グラムの違いで、体感的に軽く感じるの?と半信半疑だったのですが、持ち比べてみるとその差は歴然!

かぶせには軽量で丈夫な人工皮革を使用し、本体は撥水の軽量ナイロンで、両サイドには伸縮性のあるポケットやファミリアのロゴも入っていました。

価格は69,300円(税込)と、ランドセルに近い価格帯なので他の通学リュックと比べると高く感じたのですが、ファミリアファンにオススメしたい通学リュックです。

[参考:ファミリア  ]

さいごに

今回はラン活最前線についてまとめました。わが子と実際にラン活をしてみると色だけでなくデザインなどのバリエーションも豊富なことに驚きました。人気のデザインなどはゴールデンウィークあたりに売り切れてしまうこともあるそうなので年長さんがおられるご家庭は、早めにラン活を始められることをおすすめします

6年間子どもの成長を見守ってくれるランドセル、皆さんもお気に入りが見つかりますよう祈っています!

 

入学準備をお考えのご家族に、もう一つご検討いただきたいのが、小学生になったお子さんの防犯対策。登下校やお友達と遊ぶ時など、子どもだけで出歩く機会が増えてくるので、GPSやキッズ携帯といった防犯アイテムは欠かせません

何を使うかまだ決めかねている、というおうちは、弊社のHamicMIELSもぜひご検討くださいね。

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