皆さん、こんにちは。小学生姉妹のママ兼、ライターの私が、この記事では、キッズ携帯を買う時に気になるさまざまなポイントをご紹介します。
もうすぐ入学を控えたお子さんがおられるお家など、この時期はキッズ携帯の購入を考えておられる方も多いですよね。いざ購入しよう!と思うと、機種はどう選ぶの?お得に買える方法は?など、いろんな疑問が湧いてくるのではないでしょうか。そこで今回は、わが家の小4・小1の娘たちの周りのお子さんたちやママ友たちに、キッズ携帯を買う際の注意したいことや気になる疑問を聞き込みしてみました!
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本当に必要?キッズ携帯を使っているご家庭の感想と購入について
この記事を読んで下さっている方の中には、まだ購入そのものを迷っておられる方もいらっしゃるかな、と思うので、まずはすでに使っているおうちが、キッズ携帯の購入を決めたきっかけや、実際に使ってみて感じた感想をいくつかご紹介します。
キッズ携帯を使っているおうちはどのくらいの割合?
[画像引用:はみっく通信 【独自調査】小学生のスマホ所持率、持たせる理由]
以前の記事の中で、小学生の子どもにスマホを持たせる親550名に対して弊社が独自に行なったアンケートによると、キッズ携帯を使っているご家庭は小学生全体の14.1%でした。感覚的には「え?そんなに少ないの?」と感じたのですが、よく考えると、キッズ携帯を使っているのは低学年の子がほとんどで、高学年以上になるとスマホに乗り換えたり、キッズ携帯そのものを持ちたがらなくなって解約しているおうちも確かに多いように見受けられるため、全体の割合として見ると、そうなるんだなとも感じました。
実際に、小4の長女の誕生日会に集まったクラスメイトの子たち12人の中には、キッズ携帯を使っていた子が2人だけしかおらず、残りの10人のうち7人がスマホ(内、娘も含めた2人がキッズスマホ)を使っていましたが、小1の次女の誕生日会では10人中6人がキッズ携帯を使っていました。居住エリアや男女比に偏りがあるため、データとして数値化するのは難しいですが、私自身の体感としては、「低学年はかなりの割合でキッズ携帯を使っていて、高学年になってくるとキッズ携帯からスマホに移行する子が増えてくる」ように感じています。
キッズ携帯を持つメリット
ママたちに聞いてみたところ、やはりキッズ携帯を持つ1番のメリットは防犯面で安心ができる、という点でした。登下校だけでなく、習い事の行き帰りや、お友達と放課後に遊ぶ時など、小学生になると、子どもだけで移動する機会が増えることから、防犯目的で持たせている保護者の方が多いようです。「通学路を迂回したら迷子になり電話をかけてきた」「習い事のお迎えで行き違いがあり焦った」など、ヒヤッとするシーンでキッズ携帯が役に立ったり、必要性を感じて購入したというおうちもありました。
ちなみに、見守り用のGPS専用端末ではなくキッズ携帯を選ばれた理由を聞いてみると、「値段がそんなに変わらない」「通話やメッセージができる」といった意見が挙げられていました。防犯対策としてだけでなく、他の機能やコスパといったプラスの要素で、キッズ携帯を選ばれる方もおられるのかもしれませんね。
実際に使ってみたクチコミ
防犯面などの基本的な性能に関しての不満はほとんど聞かれなかったのですが、子どもの使い方に関しての不満は、どのおうちも、まあ出るわ出るわ…。(笑)
一例を挙げると
- 持ち歩くのを忘れる、無くす、落とす
- 使用方法が荒っぽい
- 必要な時に連絡がつかない
- 下校時にすぐ迎えにきてコールをしてくる
などなど。こういった部分からも、ママたちからは中古端末やお下がりで全然いい!という意見が挙がっていました。
最新端末?中古端末?買うならどっち?
端末の話で言うと、中古端末やお下がりなど、安いものを探した方がいい!というママと、新しい機種から選んだ方がいい!というママが二極化しているようでした。お子さんの性格による部分も大きく、また、どちらの意見も納得できるものだったので、両方の意見をご紹介しておきます。
こんなお家には最新キッズ携帯がオススメ!
- メッセージのやりとりを楽しみたい
- 大人用スマホに憧れがある
- 子ども自身が物の管理が苦手ではない
docomo・auの現行の最新機種は、プラスメッセージやカメラ機能が付いた端末になります。2023年の始めごろに一斉に発売されたので、うちの小1の娘の周りでは、やはり最新機種を持っている子も多いようです。
「そう何度も買い替えないし、次々に新しい型が発売されるわけでもないので、一番新しい物にしておく方が長く使いやすいのでは」「従来の端末よりも、よりスマホに近い機能が付いているので、長く使えそう」と言うふうに、長く使えることを重視して選んでいるお宅が多いようでした。
ただ、「機能的には最新機種が魅力的だけど、落としたり雑に扱うことを考えると、少しでも安い端末の方が…」という方も多かったので、ものを壊しやすかったり、扱いが雑な子には向いていないのかもしれません。
こんなおうちには中古・型落ち端末がオススメ!
- 初期費用を抑えたい
- 無くしたり壊したりしそうで心配
- 端末にこだわりがない
使う期間が限られているキッズ携帯だからこそ、お下がりや中古端末を使っている子も割と多く見られます。持ち慣れないうちは、落としたり無くしたりするというケースも少なくありません。娘の友達の中には、4月から8月までの間に、お祭りやショッピングセンターで3度落として帰ってきて、その後海で落として無くなってしまったという強者もいましたよ(笑)。キッズ携帯とはいえ、新規で買うと端末代金は決して安くないので、無くしたり傷だらけになってしまっても諦めのつく価格でゲットできる中古・型落ち端末を購入するのも一つの手かもしれませんね。
その他、キッズ携帯についてのアドバイス
キッズ携帯について聞いていると、他にもいろんなアドバイスを受けたので、個人的に「なるほど!」と思ったものをいくつかシェアします。
紛失対策は必須!
以前にもキッズ携帯の紛失対策の記事(【キッズ携帯】すぐ試したい!紛失防止の定番アイデアから裏ワザまで現役ママが解説します)でもご紹介したのですが、キッズ携帯にはGPSがついているため、特に紛失対策をしていない、というご家庭が多いようです。しかし、実際には、キッズ携帯を無くしたり落としたりした時、GPSだけでは探しきれないケースも少なくないのだそうで、子どもが無くさない・落とさないようにする工夫はしておいた方がいいとのことでした。
学校に持ち込めるかの事前確認
入学前のご家庭なら、キッズ携帯を学校に持って行ってもいいのかどうか、事前に調べておく方がいいでしょう。申請用紙を出しておけば持ち込みOKだったり、持ち込み自体がNGという学校もあります。「隠してランドセルに入れていたら、入学してすぐだったためか、学校でランドセルの中身チェックがあって、学校に呼び出された」というママもいましたよ。せっかく買ったのに、学校に持ち込めない!とならないように、事前に確認しておくと安心です。
キッズ携帯以外の選択肢も
小学校に入学したらキッズ携帯!と漠然と思い込んで、その他の選択肢を考えてみることがなかったことを後悔しているママもおられました。インタビューをしているわが家が、キッズ携帯ではなく「キッズスマホ」のHamicMIELSを利用しているため、ということもあるのかもしれません。
HamicMIELSは、キッズ携帯よりもスマホに近い自由度と、キッズ携帯以上の防犯性能や見守り機能が付いた、子ども向け端末です。ネットリテラシーや情報端末との付き合い方を、親の目の届く範囲から、実践形式で学んでいきたいと考えておられるご家庭なら、選択肢の一つとして検討してみるのもおすすめです。
最後に
今回の記事では、ママ友や子どもたちにリサーチをして、意外と知らないキッズ携帯のことを、あれこれ聞いてみました。小学生ママとしては、お友達が持っているのを見かけたり、話題を耳にする機会も多く、よく知っているような気になっていたキッズ携帯ですが、一つ一つを詳しく聞いてみると、知らないこともまだまだたくさんあって驚きました。
本記事が、キッズ携帯の購入を検討中の方に、参考にしていただけると幸いです。
◯参考・画像引用