
こんにちは!
この記事は、小6男子・小4女子・小2女子・1歳男子の4人の子供を育てる現役ママライターが執筆しています。
半年以上前になりますが、長男がサンタさんへのプレゼントにサッカーの漫画が欲しいと言っていて、「もうマンガを欲しがる歳なんだなあ」と感慨深くなりました。
筆者の漫画歴はうん十年になりますが、思い返せば小学4年生の時に、母がよく読んでいた”タッチ”を読んだのが始まりだったような気がします。
それまではあまり興味がなく、読もうとしても読めない漢字が多く意味を理解できなかったのですが、小学4年生になると読める漢字も増えて、面白く感じたのを覚えています。
暇つぶし程度に読む人もいれば、人生を変えるきっかけになる漫画と出会った人、心の支えにしている人、ストレス発散に読む人など様々だと思います。
そんな大人にもファンが多い漫画ですが、子供にとっても様々な学びに繋がる可能性があることをご存じですか?
今回は数多くある漫画の中から、子供におすすめな漫画をご紹介します!
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学習に繋がる漫画
学習漫画 ドラえもんシリーズ
低学年で、初めて漫画を読むのにおすすめなのが、お馴染みのキャラクターと楽しく学習できるドラえもんの学習漫画シリーズです。
あまり勉強が得意でない子でも、よくある”お勉強”以外に、なわとびの攻略法や将棋のやり方など、様々なことが学べるラインナップがそろっています。
高学年で漫画に慣れている子供にも、理科や社会、歴史や英語などの教科にも対応しているので、楽しんで学ぶことができると思います。
苦手な漢字を絵で覚えられたり、推理クイズなどもあるので、子供が興味を持てる内容の1冊がきっと見つかるのではないでしょうか?
対象年齢も幅広く、”小学1年生向け”や”小学6年生向け”と対象が絞られている物もあるので、全学年におすすめしたいです。
◆公式サイト:小学館 ドラえもんの学習シリーズ
学校では教えてくれないこと シリーズ
旺文社から発刊されている、こども向けの実用書シリーズとして根強い人気を誇るこちらの教育漫画シリーズ。
”時間のつかいかた”や”整理整頓”といった基本的な生活習慣が身につく内容から、”自身の育て方”や”夢のかなえかた”といった自己啓発系、”発表がうまくなる”や”文章がうまくなる”などのワンランク上の自分になれる内容など、こどもに身につけてほしいノウハウが楽しく学べます。
自分の悩みや日常で感じている不安や疑問を知ることができる内容ですので、小学校中学年頃からの子どもに特におすすめです。
このシリーズは、筆者のこどもも好きで読んでいます。学習漫画ではありますが、大人が読んでも面白く、わかりやすいので親子で愛読しています!
◆公式サイト:旺文社 「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ
科学漫画サバイバル シリーズ
こちらのシリーズ、実は筆者はあまり知らなかったのですが、今回の記事を執筆するのにあたって子供たちに、学習系の漫画で好きなのってある?と聞いたところ、小学生3人ともこのシリーズを答えていてびっくりしました。
なんでも、学校の図書室にあるらしく、いつも人気でなかなか借りられないんだそうです。
”科学漫画”とあるように、内容は理系ですが、難しそうな内容でも漫画で面白く描いてあるので、とてもわかりやすく工夫されているのが人気の秘訣なのではないかと思います。
大気汚染や地震などの災害に関してや、近年注目されるSGDsに関してなど、時事問題も楽しく学ぶことができます。
公式サイトの中では、学年別でおすすめが紹介されているので、低学年でも高学年でも、読みたい内容が見つかりそうです。
◆公式サイト:朝日新聞社 科学漫画サバイバルシリーズ
子どもの感受性が豊かになる漫画
スポーツ系の漫画
スポーツ系の漫画は、それぞれのスポーツの基礎的なルールも学ぶことができるので、漫画を読んでそのスポーツに興味を持つきっかけになることもあると思います。
また、バスケやバレー・サッカーなどチームスポーツではチームワークの大切さや仲間との関わり方を学ぶことが出来ます。
例えば、最近映画にもなったスラムダンクは、親世代にファンも多くこどもにも興味を持ってほしいと考えるパパさんママさんもいるのではないでしょうか?
筆者の息子はサッカーを習っているのですが、習い始めてから『アオアシ』や『ブルーロック』などのサッカー漫画をよく読むようになりました。
自分がやっているスポーツだと更に、夢も広がりますしスポーツへの想いが膨らむように感じます。
また、”漫画内のキャラクターが練習の時、周りのメンバーより早く行って自主練をしている”という内容をみてから、息子も最近早く行って自主練をするようになりました。
漫画から、自主的に努力する大切さを学んでくれているのかなぁ、と思っています。
興味のあるスポーツ系の漫画なら、小学校低学年くらいから読むことが出来ると思います。
ワンピース シリーズ
ワンピースシリーズは、ファンだというパパさんママさんもきっと多いのではないでしょうか?
筆者もその1人であり、筆者の主人も息子も大ファンです。
冒険のおもしろさはもちろん、グッとくる名言に溢れ、胸が熱くなる場面も多く、こどももきっと夢中になるのではないでしょうか。
また、どのキャラクターもとても魅力的で人間味にあふれている所や、仲間との絆や友情を大切に想う気持ちが繊細に描かれているので、相手を思いやる気持ちの大切さがこどもにも伝わると感じます。
シリーズとしてもとても長いので、小学校高学年くらいになると特に楽しめると思いますが、ところどころ笑いもあるので低学年の子でも読めると思います。
ちなみに、筆者の息子は小学校3年生の時にアニメを見始めて、5年生になった頃に漫画の方を読むようになりました。
前向きな気持ちになれる漫画
僕のヒーローアカデミア シリーズ
僕のヒーローアカデミアの舞台は全世界の8割の人間が何らかの『個性』という特異体質を持つ世界で、『無個性』で生まれた主人公が、将来スーパーヒーローになることを夢見て数々の困難を乗り越え成長していく物語です。
絶望の中でも、前を向いて立ち向かっていく主人公の姿に勇気をもらえると思います!
また、漫画で描かれている多種多様な個性は、現実世界でも”全く同じ人間はいない”ということを感じられます。
こちらの漫画、筆者の主人と息子も好きなのですが、実は母(息子から見て祖母)も大好きで、幅広い年齢で楽しめると思います。
ただ、衝撃的な描写の部分もあるので小学校低学年には刺激があるかもしれません。小学校高学年からの年齢におすすめです。
恋愛系の漫画
小学校高学年頃になると、男女共に自分の容姿を気にしたり、恋愛に興味が出てくる子も増えてくる傾向にあるそうです。
同時に、多感な思春期に差し掛かり、自己肯定感や劣等感を強く感じる時期でもあるため、いままでは何でも親に話してくれていたのに、なかなか話をしてくれなくなってしまう子も出てくると思います。
そんな複雑な思春期を迎えた小学生高学年には、数ある恋愛漫画の中でも王道シンデレラストーリーがおすすめです!
『君に届け』や『海月姫』など、ドラマ化・映画化されたタイトルも多く聞いた事がある方もきっといると思います。
夢のようなドラマチックな展開に、夢中になった経験があるパパさんママさんもいるのではないでしょうか?
それまでは普通の女の子だったのが、些細なきっかけで人生が変わって成功したり、誰もが振り返るような大変身を遂げたり。
正直、現実世界にはなかなか起こりそうにない内容かもしれませんが、人にはいろんな可能性があることが感じられますし、読むと前向きな気持ちになれると思います。
さいごに
漫画で学習することで、内容が絵とセットで頭に入るので、文字だけで読むよりも理解しやすいという面もあるそうです。
また、普段読書をしない子でも漫画だと読める場合もあり、漫画が読書への入り口になったり、集中力を高めたりといったメリットもあります。
パパさんママさん自身も、小学生時代に読んで、影響を受けた思い出の漫画があるという方もきっといると思います。
今回おすすめしたのは、あくまでも筆者の独自のおすすめ漫画ですので、是非親子で楽しく学べる漫画を探してみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。