皆さん、こんにちは。Hamic編集部です。
この記事にたどり着いた方は、お子さんの防犯の為に、キッズ携帯と子ども用GPSのどちらを持たせるか迷っている、という方ではないでしょうか?
そこでこの記事では、キッズ携帯と子ども用GPSの比較と、それぞれどんな人向きなのかを解説していきます。
関連記事▽
- Hamic POCKET(はみっくポケット)のGPSの精度ってどうなの?
- キッズ携帯はいつから(何歳)からも持たせるべきなの?持つ ...
- 【独自調査】小学生のスマホ所持率、持たせる理由
- 小学生に携帯やスマホを持たせるメリットとデメリットとは?
この記事でわかること
|
キッズ携帯と子ども用GPSの特徴
キッズ携帯とは?
キッズ携帯はいわば「ガラケー」の子ども版。
小学生の子ども向けのモバイル端末で、3大キャリアなどからも発売されています。
機種によっては、物理的なボタンが付いておらず、タッチ操作ができるなど、見た目も使い勝手もスマホっぽいものもありますが、アプリがインストールできないため、基本的なスペックはガラケーと同じ、と考えていいのかなと思います。
キッズ携帯には、連絡手段としてメールやSMS(ショートメールサービス)・プラスメッセージの機能が備わっています。
さらに子どもの居場所を把握することができるGPS機能がついています。
子ども用GPS
子ども用GPSとは、GPS機能を備えた手のひらサイズの小型端末の事です。保護者のスマホにアプリを入れることで、GPS端末を持った子どもの位置情報を追う事ができ、最近ではメッセージのやり取りができる機能が付いたものもあります。
指定したスポット(例えば小学校や自宅など)を到着・出発した時に、保護者に通知が送られるなど、機種ごとに子どもの見守りに特化した機能があることが特徴です。
キッズ携帯と子ども用GPSの比較
では、キッズ携帯と子ども用GPSの比較を
の三点から解説していきます。
機能・スペック面での違い
キッズ携帯と子ども用GPSの機能の違いについて解説していきます。
まず、キッズ携帯は音声通話機能はもちろん付いています。一方で、子ども用GPSは位置情報に特化している為、音声通話機能はありません。
音声メッセージのやりとりができる端末はありますが、通話ができるわけではないため、リアルタイムなやりとりができず、やきもきすることも。
また、位置情報機能についてはキッズ携帯・子ども用GPSどちらも付いています。
重量やサイズに関しては、機能が多い分、キッズ携帯のほうが大きく、子ども用GPSはコンパクトになっています。
キッズ携帯 |
子ども用GPS |
|
音声通話機能 |
〇 |
× |
位置情報検索 |
〇※1 |
〇 |
重量 |
約50g~150g |
約40g前後 |
サイズ(cm) |
約縦10cm×横5cm×厚2cm |
約縦4cm×横4cm×厚2cm |
※1有料の場合も。(HamicMIELSは無料。)
価格面での違い
では、価格面ではどうでしょうか?本体価格と月額料金で比較してみましょう。
本体価格に関しては、やはり機能面で充実しているキッズ携帯が1万円~2万円の価格レンジとなっています。
一方で、子ども用GPSは5000円前後となっており、比較的低価格で購入する事ができます。
ただ、GPSも月額料金の観点からは少しキッズ携帯のほうが高いものがあるものの、ほぼ同じ金額です。
キッズ携帯※2
|
子ども用GPS
|
|
本体価格
|
約1万2,000~1万8,000円
|
約5000円~6000円前後
|
月額料金
|
約500円~1000円
|
約500円
|
※2 三大キャリア及びHamicMIELS等のキッズ携帯(プレスマホやキッズスマホも含む)
小学校への持ち込みやすさ
学校へは、やはり子ども用GPSの方が持ち込みやすくなっています。キッズ携帯は多機能であるが故に、学校内でのトラブルも起きがちです。
そのため、学校側でもスマホや携帯の持ち込みを許可していない場合があります。
一方で、子ども用GPSは機能が制限されている為に比較的学校への持ち込みのハードルが低いパターンが多いです。
【関連記事】
小学生に携帯やスマホを持たせるメリットとデメリットとは?
ただ、近年文部科学省が、学校への携帯やスマホの持ち込みの制限を緩和しつつあります。一定の手続きを踏めば法律上もちこむ事が可能になる動きも出ています。
【関連記事】
小学生のスマホ所持率や持たせる理由について徹底分析
キッズ携帯※2 |
子ども用GPS |
|
学校への持ち込みやすさ |
△ |
〇 |
キッズ携帯と子ども用GPS、どっちがいいの?
キッズ携帯を選ぶべき人
キッズ携帯を持たせるべきは、子どもが移動する機会の多い人だと思われます。
習い事や学校が電車に乗って移動しなければならない距離にある場合、子どもに連絡がつかないと、イレギュラーな事態に対応しきれない心配があります。
例えば、地震などの災害が起こった場合や、危険人物に遭遇した時には、連絡が取り合えるほうが防犯・防災の観点からも安全が確保しやすくなります。
こまめに連絡が取り合えて、なおかつ位置情報を追う事ができるキッズ携帯は、遠くへお子様を移動させている保護者にとって必要な物だと思います。
子ども用GPSを選ぶべき人
GPS機能がキッズ携帯に付いているなら、子ども用GPSは要らないのでは?
と思った方もいらっしゃるでしょう。ただ、子ども用GPSは初期コストをかけずに子供の安全を確保したい保護者に向いています。
また、そこまで子供を遠距離に移動させないという方はGPSのみでも十分かもしれません。実際にキッズ携帯は、多機能であることから、学校でのトラブルになる可能性も高くなっています。
そう言ったリスクが心配な方や、機能がシンプルな物を選びたい方には子ども用GPSがオススメ。
まとめ
結論として、子どもが頻繁に単独で移動をする場合、キッズ携帯がよいでしょう。
一方でコストを低めに抑えたい、携帯でのトラブルを避けたい、といった方は子ども用GPSで十分だと思います。
「プレスマホ」という選択肢も
キッズ携帯かGPS、どちらにしようか悩まれている方に、もう一つの選択肢としてご提案したいのが、HamicMIELSです。
キッズ携帯やGPSは機能の制限が多く、子どもにとっては「待たされている」と感じる場合も。お出かけに持って行き忘れたり、持ちたがらない子もいるようです。
HamicMIELSは、電話やGoogle検索・アプリの使用など多機能で、見た目も大人のスマホに近いため、子ども自身が持ち歩きたくなる端末になっています。
多機能になると、スマホによるトラブルや使いすぎなどが心配になりますよね。HamicMIELSなら、見守り機能によって、子どもの利用方法をチェックしたり、制限することができます。
使い勝手や、我が子が問題なく使えるのかなど、ちょっぴり試してみたい!というおうちには、初期費用を抑えて短期間から使える、Hamicシェアプランもありますよ。
GPS機器・キッズ携帯のどちらを選ぶにせよ、お子さんの安全が守られることが最優先です。どんな端末であれば、子どもをしっかり見守ってあげられるのか、ぜひこの機会に、しっかり検討してみて下さいね。