新一年生・もうすぐ一年生キッズに教えたい!小学校入学を機に身につけた方がいい「防犯対策」って?

皆さん、こんにちは。小学生姉妹と、0歳ベビー子育て中の、はみっく編集部ライターです!長女は今年度から、ついに6年生。時が経つのは早いものです…。

さて、そんな長女が入学した頃から、娘たちに私が口を酸っぱくして伝えているのが、防犯対策について。小学校に上がると、登下校や放課後の活動など子どもだけで過ごす時間が増え、母としては不安に感じるシーンも少なくありません。

今回は、私が娘たちに伝えてきた内容や、周りのママ友たちが実践している方法を基に「小学生が知っておきたい防犯対策」をまとめてみました!新一年生になったお子さんがおられるおうちや、もうすぐ小学生になるお子さんがおられるおうちは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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小学校入学を機に知っておきたい基本の防犯対策

こども園や幼稚園での防犯教育や、ご家庭でお子さんに教えておられるおうちも多い、基本の防犯対策をまずはご紹介します。未就学児のうちでも、大切なところはしっかり教えておきたいですね。

子どもが覚えやすい防犯標語「いかのおすし」をおさらい!

東京都と警視庁が提唱している防犯標語「いかのおすし」は、子どもの頃に聞いたことがある!というパパママもおられるかもしれませんね。

  • ついて「いか」ない
  • くるまに「の」らない
  • 「お」おごえをだす
  • 「す」ぐにげる
  • おとなの人に「し」らせる

という5つのポイントを覚えやすくしたフレーズなので、一つ一つを説明した上で、「繰り返し」「具体的に」親子で確認しておきましょう!

登下校時に気をつけるべきポイントは?

「避けては通れない」という意味で、小学生が一番気をつけないといけないタイミングが、登下校時です。特に、低学年のうちは

  • 通学路を外れない(迷子防止&帰宅が遅い日など、親が探しに行った時にすれ違わないように)
  • 1人になる時間を最小限にする(家が近い子と一緒に帰るなど)
  • 防犯ブザー等の防犯グッズをすぐに使えるように(電池の定期チェックなど)

の3点をしっかり注意しておくといいかもしれません。

下校時の旗当番をしていると、4月には毎年何人かの迷子の一年生に遭遇します。寄り道をし、帰り道がわからなくなる子が多いようで、中には、学校を出てから1時間以上さまよっていた子も。不安を感じている時は、知らない人のこともあっさり信じて、頼ってしまう場合も少なくないため、迷子にならない工夫と共に、迷子になった時の対処法もしっかり伝えておきたいですね。


知らない人に声をかけられたら?

子どもにとって難しいのが、「知らない人かどうか」「いい人が悪い人か」という見分けです。ご近所の人でも、相手は覚えていても子どもは覚えていない、というケースは実際によくあるため、親しげに話しかけられると、我が家の小6長女でも「あれ?この人知ってる人だっけ?」と迷うのだとか。

我が家では、「知っている人か」「悪い人か」がわからない時には、様子をうかがったりせず、「急いでいるので、さようなら」というように教えています。

「知らない人とは話しちゃダメって言われてるので」というフレーズは、知らない人じゃないよ!と言われた場合に、子どもの混乱を招く上、そこから会話が始まってしまう可能性もあるため、「会話を始めさせずに、言い捨てて逃げられるフレーズ」を用意しておくのがオススメです。


地域の見守り活動「こども110番の家」を見つけておこう!

「子ども110番の家」は、子どもが犯罪に巻き込まれそうになった時に助けを求められる、地域の「駆け込み寺」的なおうちです。ボランティアで、子どもたちの安全を守るために活動されているご家庭がほとんどで、何かあった時には、子どもを保護して、関係各所へ連絡してくれることになっています。子ども110番の家は、家の外から見てすぐわかるところに、「子ども110番の家」という表示があるので、登下校ルート上の、どこに子ども110番の家があるか見つけておくと、いざという時に安心できそうです。

お家で「防犯教育」!家庭でできる対策って?

ここからは、お家でコツコツ取り組んでいきたい「防犯教育」についてご紹介します。

親子でやってみよう!防犯シミュレーションで危機管理力アップ

「こんな時どうする?」をシミュレーションして、対応策をあれこれ考えておくことは、子どもの危機管理力をアップさせることにつながります。例えば、「ご近所さんだよね、今から私も家に帰るところだけど、君の後を付けているように思われると困るから、お家の近くまで一緒に帰ろう」と言われたら…?このように、大人でもやや迷うような題を出してみて、親子で、ゲーム感覚で防犯意識をすり合わせてみるのもオススメです!

登校・下校ルートを歩いてみよう!危ない場所をリサーチ

入学前のお子さんなら、登下校ルートを実際に歩いてみましょう!ポイントは、見通しの悪い道や、管理されていなさそうな空き家、キッズ携帯・キッズスマホなどの電波が弱い場所など、防犯的に危険な場所をリサーチしておくこと。交通安全的な危険は、入学してすぐの頃に、先生が子どもを送りながら一斉下校をする際に教えてもらうケースも多いのですが、防犯面での危険は、学校ではあまり教えてくれません。(各家庭で、危険と感じる基準に差があるからなのかもしれませんね。)

ついでに「大雨の際には水が溢れやすい側溝」「ブロック塀が古くなっている家」など、防災的な危険も見つけておくといいですね!

地域の防犯情報をチェック!不審者情報の確認方法

[画像引用:神奈川県警察ピーガルくん安全メール

地域の防犯ネットワークは、活用していますか?私の住んでいる地域の場合、不審者情報や犯罪状況は登録した人へのみ送られてくる仕組みになっていて、何かあればリアルタイムでメールが送信されます。先日も、近所の公園で刃物を持った不審者の目撃情報がメール送信されてきて、お友達のお家に遊びに行っていた次女と、習い事に行っていた長女をお迎えに行ったということがありました。

専用アプリがある地域や、防災無線のある地域もあるので、各地域の防災情報は各自治体のホームページなどで調べてみて下さいね。

キッズ携帯・キッズスマホは「管理を習慣化できるか」がポイント!

防犯アイテムとして活用しているご家庭も多い、キッズ携帯・キッズスマホですが、使いたい時にきちんと使える状態で持っていることがなにより大切になってきます。どこかに忘れて来ていないか、充電は十分か、といった端末管理は、使い始めてすぐの頃はきちんとできていても、気が抜けてくるとないがしろになっているケースも少なくありません。「寝る前には充電する」「マナーモードのオンオフ」など、ある程度の端末管理が習慣化するよう、使い始めてしばらくは親もチェックしてあげられるといいかもしれません。

【番外編】防犯対策といえば!Hamic MIELS nico

キッズ携帯やGPS端末など、入学して様子を見てから考えよう、というご家庭や、入学までに購入したいなあと検討されているおうちにおすすめしたいのが、我が家の次女が使っているHamicMIELS nicoです。位置情報が見守れるだけでなく、ご家庭での情報リテラシー教育や、スマホを使うまでのステップとしても使えます。気になる方は、チェックしてみて下さいね。

まとめ:家族で話し合って防犯意識アップ!子どもの安全を守ろう

入学したばかりのお子さんや、もうすぐ小学生…というお子さんがおられるおうちに知っていてもらいたい、防犯対策についてご紹介した本記事、いかがだったでしょうか?

「そこまで心配しなくても大丈夫でしょ」「私たちの子どもの頃はみんなそんなことしてなかったし」とおっしゃるパパママもおられますし、ご家庭の考え方がそれぞれ違うのは当然ですが、何かあってからでは遅いですし、できる対策を念のためしておいても損はないのかな?と思います。

今回の記事を参考に、防犯対策について、ご家族で考えてみて下さいね。

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