【目的別に解説】小学生の子供にはどんな習い事をさせるべきなのか? メリットやおススメを紹介します

勉強中の女の子のイラスト

こんにちは!はみっく編集部のママライター・めぐです。

皆さんのご家庭では、お子さんにどのような習い事をさせていますか?
小学生全体の8割近くが1つ以上の習い事をしているというデータもあり、日々忙しく習い事に通っているお子さんも多いのでしょうか。(参考:学研教育総合研究所【小学生の日常生活・学習に関する調査】)

我が家でも習い事はいくつかしていますが、始める時には何をさせるべきか、かなり頭を抱えたことを覚えています。

今回の記事では、小学生のお子さんにどのような習い事をさせるべきか悩んでいる親御さんに向けて、目的別に解説していきます。

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小学生に習い事をさせるメリット

まず、習い事をさせるメリットについて考えてみましょう。

新しい出会いや学びがある

筆者自身、子どもの頃にはたくさんの習い事に通っていて、学校の授業だけでは得られなかった学びや、新しい友人、先生との出会いもあり、世界が広がったと感じています。このような繋がりや学びは、私にとって人生の財産の一つです。

そんな、自身の経験から、親として子どもたちにもできるだけ多くの機会を与えてあげたいなと考えています。

時間の管理ができるようになる

先述のように、私自身、たくさんの習い事をしていたことで、時間の使い方について工夫出来るようになったと感じています。

例えば、習い事の宿題は、遊びたい気持ちが大きく嫌になることもありましたが、遊ぶためには早く宿題を終わらせなければという意識を持てるようになってからは、自分なりに時間配分やスケジュールを決めて取り組むようになりました。

これは大人になった今でもとても役に立っており、たくさんの習い事をさせてくれた両親に大変感謝しています。

机に向かう習慣ができる

これも私の経験談ですが、習い事で出されるたくさんの宿題をこなすことで、自然と机に向かう習慣ができました。
自分の中で「これをやらなければ遊べない」という意識があったので、宿題は自分から進んで取り組んでいたように思います。


この習慣があったので、机に向かうことは苦ではなく、「勉強しなさい!」という母親とのバトルがないまま大人になれたのかな、とも感じています。

目的別 おススメの習い事

さて、ここからは具体的な例を挙げて、目的別におすすめの習い事をご紹介していきます。

【礼儀を学ばせたい】武道など

礼儀を学ばせたいなら武道がおススメです。
武道とは

  • 柔道
  • 剣道
  • 弓道
  • 相撲
  • 空手道
  • 合気道
  • 少林寺拳法
  • なぎなた
  • 銃剣道

の総称で、平成24年度から全国の中学校で武道の授業が必修科目となりました。
武道では「礼に始まり礼に終わる」と言われるほど、礼儀を重要視されています。
「よろしくお願いします」、「ありがとうございました」などときちんと挨拶をすることや、先生の話をじっと動かずに聞き、目上の人に対しての丁寧な言葉遣いを身につけることなどを学ぶことが出来ます。

実際に周囲の子ども達を見ても、武道を習っている子は、いつも大きな声で挨拶をしてくれたり、姿勢良くしっかり話を聞くことができたりすると感じますし、親御さんに聞いても生活リズムなども整うので「習わせてよかった」という声をよく聞きます。

【将来役に立つスキルを身につけたい】英会話、プログラミングなど

小学生の子どもにやらせたい習い事ランキングではではとくに人気の高い英会話グローバル社会で生きていくために必要不可欠な能力です。
小学3年生から英語の授業が始まるので、低学年のうちから英会話を習わせるご家庭も多いようですね。

私たち親世代では読み書き中心だった英語の授業ですが、今では高校卒業時までに「聞く」「話す 」「読む」「書く」といった内容をバランスよく身につけることが目標となっており、英会話も重要視されているのだとか。

英語の発音やリスニング力については、早く始めればそれだけネイティブに近づけることができるので、小学生の習い事にもってこいなのです。

また、2020年度から小学校で必修化されたプログラミング教育も、人気が高い習い事の一つです。

実際にはプログラミングという教科が存在しているわけではなく、他の教科の内容と一緒に学ぶことになっており、どの程度の時間を割り当てるかは各学校が判断することになっています。そのため、プログラミングを通して学びたい思考力・判断力・表現力等や、プログラミング的思考は、学校の授業だけでは学びきれない可能性が大きいです。

諸外国では幼児期からプログラミング学習を行う国もあり、プログラミングを習うことで、国際人として必要なスキルを身につけるのもポイント。

【身体能力を高めて身体を丈夫にしたい】スポーツ系

身体能力を高めて丈夫な身体を作るには、スポーツ系がおススメです。例を挙げると、スイミング、体操教室、少年野球、サッカー、バスケットボール、ダンス教室などがありますよね。

中でも、スイミングは心肺機能を効率的に向上させて、喘息にも効果的なことから、人気の高い習い事です。
水中で泳ぐことにより皮膚にも刺激があるので丈夫な身体を作ったり、体幹を鍛えられるそうです。泳ぐ力があれば、溺死などを防ぎ、自分の身を守ることにも繋がると考える親御さんも多いですよね。

また、スポーツ系の習い事は仲間と一緒に同じ目標に向かって努力できることも魅力の一つです。人との関わり方、上下関係など学ぶきっかけにもなります。大人になってから趣味として続けられるメリットもありますよ。

【計算能力を身につけさせたい】そろばん

親世代でも一度はやったことがある人も多いそろばん。

今の時代電卓やプログラムなど、すぐに計算結果を求められるツールがいくらでもあるのに、そろばんなんて習っても意味がないのでないかと思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

実際に周囲を見渡してみても、そろばん経験者は計算が速く、頭の回転も速いと感じることが多いです。上級者は頭の中でそろばんの珠を動かせるようになるとも聞きますし、イメージ力が身につくのではないでしょうか。

またそろばんで数字に慣れることにより、算数や数学の授業で苦手意識を持ちにくくなるという期待もできます。算数が難しい、苦手と感じる前に始めると良いかもしれませんね。

そろばんの習い事は、他の習い事と比べてリーズナブルなので気軽に始められる、将来履歴書に書ける資格を取得出来るというのも大きなメリットです。

習い事に通わせることによるデメリット

習い事にはたくさんのメリットもありますが、デメリットも紹介しておきます。

費用がかかる

1ヶ月に数千円から1万円を超える習い事もあり、習い事を増やすほど家計に負担をかけることになります。

月謝以外にも入会金、教材や指定用品、発表会の衣装や参加費、成長するにつれて道具の買い替えなどが発生する場合がありますので、入会前に確認することをおすすめします。

また習い事によっては体験レッスンを受けたら指定用品プレゼント、紹介で入会金が割引になる等あるのでよく調べてから決定すると良いでしょう。

帰宅後に遊ぶ時間が減る

1年生から宿題がある学校もあり、習い事をするとなると放課後に遊ぶ時間が減ってしまいます。
友達に遊びに誘われても断らなければならず、イヤイヤ習い事に行く子もいるようです。

家族と過ごす時間が減る

小学生から帰宅してすぐに習い事に行くと、帰ってからは晩御飯・お風呂・明日の宿題をしたらあっという間に寝る時間になってしまう事も。
送迎の時間しか話す時間がなかったという日もあるかもしれません。

期待したほどの効果が出ない

親目線でこうなって欲しいという大きな期待を持って始めた習い事に関しては、親が期待するほどの効果が出ないこともあります。そのような場合は本人もやる気がなく、惰性で続けていることも。
せっかくの習い事が、「無駄だった」ということにならないよう、習い事を始める前は親子で相談してみてくださいね。

防犯面での心配も

「親が送迎をしているけど、早く終わった日などに一人で待っている時が心配」「この前、習い事の帰り道に知らない人に声をかけられた子がいるらしい」など、習い事の行き帰りに関する防犯面の不安をデメリットに挙げるママもいます。

放課後の習い事だと、日が短い時期は薄暗くなってから帰る場合も少なくありません。何かあった時に、すぐに保護者と連絡が取れる環境をある程度整えておく必要はあると言えるでしょう。

そろそろ習い事を始めたいし、子どもにキッズ携帯やスマホを持たせようかな?とお考えの際、おすすめしたいのが弊社のプレスマホ「HamicMIELS」です。位置情報やアプリの利用などを保護者がしっかり見守れて、習い事が早く終わりそうな日にも役立つメッセージ機能もあります。

習い事自体続くかわからないし…というおうちには、サブスク形式でプレスマホが使えるHamicシェアプランもありますよ。ぜひご検討ください。

さいごに

小学生の子どもにどんな習い事をさせるべきか解説してきた本記事。みなさんが気になる習い事はありましたか?

将来こんな大人になって欲しいという期待から、子どもにもいろいろな習い事をさせたくなりますが、本人がやってみたい習い事に通わせるのが子どものやる気と自信につながります。最終的には子どもの自主性に任せて、やりたい習い事をやらせてあげるのもいいかもしれませんね。

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