実は身近な子どもの誘拐!防ぐためにやっておきたいことは?

みなさん!こんにちは!

Hamic編集部 パパライターのしゅんやです。

小学3年生(長男)と年少の男(次男)の父親です。

さて、今回は『子どもが誘拐されないために』というお題で話をさせていただこうかと思います。

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子どもの誘拐事件は、年々増加傾向

(出典:警察庁 令和2年度行方不明者 図表 より)

警察庁の統計によると、日本における行方不明者の人数は、年間8万人。

9歳以下の子どもに限定しても、1000人強もいるそうで、お子さんがおられるお家は不安になりますよね。2015年には10万人あたり8.7人だったところから、2018年には12.1人まで増えており、年々増加しているようです。

大半の被害は届け出た当日〜1週間以内に不明者の所在が確認でき、事なきを得ているそうですが、中には所在確認までに数カ月、長いときで2年以上かかるケースもあるそうで、もし自分の子どもだったら・・と考えるとゾッとします。

事件は身近なところで発生する可能性あり!?

警視庁が発表した[子供・女性に対する犯罪等を防止するための対策に関する調査研究]によると、子どもへの犯罪行為が行われる場所は、大都市・郊外問わず、駅や公園が多いのだとか。また、付きまといや声掛けなどの「前兆事案」は、大規模商業施設周辺や住宅街でも起こっています。
時間としては、夕方の15:00-18:00の時間帯が最も多く、60%以上を占めています。

夕方の公園や駅・自宅付近など、子どもからするとすごく身近なところに、犯罪行為が発生する可能性が潜んでいるんですね…。

熊本市のスーパーマーケットのトイレで女児が殺害された事件(2011年)では、犯人の男子大学生が店内で4時間も女児を物色していたそうです。

スーパーに買い物に行った時など、買い物を効率よく終わらせるためにお菓子売り場に子どもだけで行かせたりしますが、犯人はその隙を狙っているかもしれないので、親が一緒について行く必要があるなと個人的に反省しました。

吉川友梨さん行方不明事件

私が「小学生誘拐事件」というキーワードで真っ先に思い出すのは、今から約20年前の2003年5月20日、当時小学4年の吉川友梨さんが、大阪府熊取町で学校からの帰宅途中に行方不明となった未解決の事件です。(参考:大阪府警HP

▼事件の詳細

友梨さんは午後2時40分ごろに学校を出て、同級生3人と下校していたが、交差点で3人と別れ、1人となりその後行方不明となっている。

最後の目撃情報は、自宅から約400メートルの路上で、現場は住宅が密集しており、公民館や寺院も近く、人通りや車の通行がないわけではない。

その路上を友梨さんは1人で歩き、自転車に乗った同級生と軽く言葉を交わした後、消息が途絶えている。

現場付近で不審な白いトヨタクラウンが目撃されていることから、誘拐事件とみて捜査を続けているが事件解決につながる有力情報はいまだない。

私も当時、事件現場と近いところに住んでいたので、少し不安な気持ちになったことを覚えています。

子どもが誘拐されないためにできる対策は?

①見守りGPS

見守りGPSとは衛星を利用して位置情報を特定する機能が搭載された専用端末です。

小型のGPS端末を持たせることで、いつでも自身のスマホアプリから子どもの位置情報を確認することができるようになります。

スマホやキッズ携帯は学校への持ち込みが禁止されている場合もあるため、見守りGPSを持たせるおうちも多いのだとか。

GPSに搭載されたAIが子どもがよく行く場所を学習し、その場所への到着・出発を自動的に通知してくれるなど、見守りに特化した、シンプルながらも便利な機能面も魅力です。

息子の通う小学校では自治体から見守りGPSが配布されており、ランドセルにつけています。

②危険な場所を確認する

日頃から子どもとのコミュニケーションを通して危険な場所を確認しておくことも重要です。

通学路や公園などの行動範囲を親子で一緒に歩いて、危険な場所や助けを求める場所を確認しておきましょう。

我が家では、通学路は交番のある場所や人通りの多い場所を選んだり、街灯が少なく死角が多い場所には行かないように子どもに伝えています。

万が一知らない人に声を掛けられた場合に備えて、周辺の「子ども110番の家」も教えておくといいかもしれません。

③Youtubeなどを使い子どもの防犯意識を高める

防犯といわれても子ども達はピンとこないことが多いようです。そんな時は、Youtubeの防犯に関する動画を使うと、絵と音で理解ができ、話を聞くよりも記憶に残りやすくなりますよ。

小学生ともなると、ゲームや好きなYoutuberの動画を見ることも多いと思いますが、防犯など日常生活につながるような動画は一緒に見てあげると記憶に残りやすいかもしれません! 

おすすめの誘拐防止グッズ

amue link 

[画像:amue link webページより]

*端末5,980円+月額料金748円

amue link(アミューリンク)は、ソニーグループのGPS/センシングと通信、行動解析などの技術を凝縮した世界最小・最軽量の小型GPS端末です。

最大10ヶ所までのスポット通知機能に加え、複数人での見守りができるため、子どもの安全・危険を察知できます。ボイスメッセージで、ちょっとした連絡やコミュニケーションが取れる他、AIが行動手段を判別するため、乗る電車・バスを間違えた時などに伝えることもできます。

soranome

[画像:sora no me webページより]

*端末14,520円+月額料金539円(キャンペーン中なら5500円引きの9020円に)

soranomeには、SOSボタンという通知ボタンが搭載されていて、3回、または長押しするとSOSがスマホに通知される仕組みになっています。

子どもの移動履歴を30日間まで記録できたり、通知エリアを設定しておくと、出入りした際に通知が来るようにできるなど、見守りGPSとしての性能もバッチリ。

最長1週間もつ長時間バッテリーを搭載しており、バッテリーが少なくなると、スマホの方に連絡が入るので子どもが充電し忘れる心配がないのも嬉しい。

Hamic POCKETHamicMIELS

  • POCKET端末12,100円+月額料金1,100円
  • MIELS: 端末費用29,700円+月額費用1,100円

Hamic POCKET・MIELSは、GPS・防犯ブザー・通話・メッセージのやりとり・インターネット接続などができる、キッズ携帯と大人用スマホの中間に位置する個人端末です。

不審者・誘拐対策としての受動的な防犯対策はもちろんのこと、ネットリテラシーやSNSとの付き合い方を実践的に学ぶことで、大人用スマホを使い始めてから起こり得るトラブルを未然に防ぐ対策にもなります。

実際に我が家でも、長男にHamic POCKETを持たせていますが、ネットの便利なところと、不便なところや怖いところを少しずつ学んでいっているので、保護者としても非常に満足しています。

番外編:警察制作のYoutubeコンテンツ

グッズではないのですが、埼玉県警や愛知県警などからは防犯に関するYoutubeが配信されているので防犯に関する知識を得るのにおすすめです。

防犯クイズもありますので子どもと一緒に見ながら、こんな時どうする?と防犯意識を高めるのも良いかもしれませんね!

愛知県警察公式チャンネル

埼玉県警察公式チャンネル 

さいごに

子どもが誘拐されないためには?という視点でご紹介した本記事、いかがだったでしょうか。

私自身、リサーチをしてみてあらためて、近年の誘拐事件・行方不明の子どもの多さに驚くと共に、事前の対策や親子での情報共有の大切さを実感きました。

この記事をきっかけに、防犯アイテムの見直しや、防犯対策について、家族でしっかり話し合ってみていただければ幸いです。

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