
みなさん!こんにちは!Hamic編集部・パパライターのしゅんやです。小学3年生と年少の男の父親です。
さて、今回は小学生に持たせる防犯グッズに関して紹介します。
警察が子どもや女性に対して声がけを行った犯人に聞き取りをした結果、『周囲に知らせる』『大声を出す』『逃げる』ことが犯行をやめる理由の約8割だそうです。
また犯罪行為者の約9割が『大きな音』『大きな声』で逃げ出すというデータもあり、周囲に知らせる行為は犯罪を防ぐ非常に有効な手段だと言えます。(株式会社中日書房 ホームページより)
女子児童が下校途中、後ろから近づいてきた男に「お菓子を買ってあげるからこっちへおいで。」などと声をかけられたが、女児が持っていた防犯ブザーを鳴らすと、男は走って逃げて行き、被害を免れた。といった事例もあるそうです。
一般的に防犯グッズは「ブザーがきっかけで助けを呼ぶことができる」と認識している人が多いので、犯人の存在を周囲の人に知らせ諦めさせるために有効なアイテムであると認識を改め直すほうが良いかと思います!
それでは小学生に持ってもらいたい防犯グッズを紹介していきます!
防犯ブザーについて
皆さんご存じだと思いますが・・『防犯ブザー』とは大きな音を鳴らして、非常事態を周囲に知らせる防犯グッズです。
ただ、「実際に遭遇した場合、本当に鳴らせるのか」「鳴らしたことで相手を逆に怒らせてしまうのではないか」など不安もありますよね。
「いつでもブザーを鳴らせるぞ!」と外から見える位置に防犯ブザーを身に着けるアピールが、子どもを守る抑止力になる可能性は大いにあります。
それでは、防犯ブザーの効果を3つご紹介します。
1.犯罪を未然に防ぐ効果
まずは防犯ブザーを見つけることで効果を発揮します。防犯ブザーは物理的に攻撃を防ぐ力はありません。
しかし周りに見えるようにランドセルに防犯ブザーを付けることで視覚的に犯行を抑止することは可能です。
不審者からすると『ブザーを鳴らされるかもしれない』というプレッシャーを与えることができ未然に防ぐ効果が発揮されると思います。
2.不審者がいることを知らせる効果
防犯ブザーは、とても大きな音で危険を周囲に知らせる効果があります。
突然、不審者と遭遇すると、恐怖からなかなか大声を出せないことも少なくありません。
そのような時に防犯ブザーがあれば、子どもに代わって不審者の存在を知らせてくれるので非常に便利です。
実際に鳴らしたことがある人は分かると思いますが、防犯ブザーの音は非常に大きく周囲に危険を知らせる効果はかなり高いのではないかと思います。
3.犯罪を中止させる効果
不審者(犯罪者)の最大の敵は『周囲に知られる』ことです。
ですので、不審者が近寄ってきたすぐ後に素早く防犯ブザーを使用すれば不審者の犯行を中止させることが可能です。
大きな音を鳴らして、非常事態を周囲に知らせる「防犯ブザー」には「いざというとき、本当に鳴らせるのか」「鳴らしたことで相手を逆上させるのでは」などの不安があるのも事実です。
しかし、「いつでもブザーを鳴らせる」というアピールが、犯罪者から子どもを守る抑止力になる可能性は大いにあります。
GPSトラッカーについて
『スマホを持たせるにはまだ早い』だけど『居場所が知りたい』そんな皆さんにおすすめなのがGPSトラッカーです。
小型で軽い端末が多く、ランドセルなどにも簡単につけることが可能です。また、充電なしで使える端末もあります。
ただし、防犯ブザーとは異なり、初期費用や月額コストが発生するものが多いのも事実です。各社サービスは様々なので、それぞれの家族にあったものを選ぶことが大切です。
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キッズ携帯と子供用GPSどちらを選ぶべきか?比較ポイントを紹介
キッズ携帯について
キッズ携帯とは、子ども向けの機能を備えた携帯電話のことです。
特に「GPS」や「防犯ブザー」の機能を充実させており防犯に強いのが特徴です。
キッズ携帯の中には、所定の場所でしか使用できないものや、あらかじめ設定しておいた範囲を離れた際に子どもと保護者の両者に知らせてくれるものもあり非常に便利です。
キャリアによって月額/利用料金は異なりますが、月およそ500~1,000円程度で利用できるモデルがほとんどです。
家族割が利用できるものもあるので、あわせて確認してみるのもよいかと思います。
防犯ブザーを選ぶ際のポイント
①一目で防犯ブザーとわかるもの
可愛らしいキーホルダーのようなデザインなど、一見防犯ブザーに見えないものも沢山販売されています。
しかし、お子様に持たせる場合は、一目で防犯ブザーだと分かるものを選ぶべきです。
防犯ブザーは、身に付けているだけで犯罪抑止になると言われています。
不審者に防犯ブザーの存在をアピールするためにも、「ザ・防犯ブザー」というデザインを選びましょう。
②音の大きさ
ブザー音が聞こえないものはなんの意味もありません。
防犯ブザー選び最大のポイントは、ズバリその音!
不審者を撃退したり、周囲に危険を知らせたりするには、大きな音の方がより効果的です。
全国防犯協会連合会推奨品の基準は、「85デシベル」とされているため、この数値を基準に選ぶのがおすすめ!100デシベル以上の大音量防犯ブザーも市販されていますよ。
ちなみに、100デシベルは電車が通過する時のガード下の音量に例えられます。自分の耳も痛くなるレベルです!
③使いやすさ
防犯ブザーは、いざという時の使いやすさも重要です。
不審者に遭遇した時は、大人でも慌てるもの。
子どもなら尚更使いやすいものを選ぶべきです!
先にご紹介した防犯ブザーの「3つのタイプ」は、それぞれにメリット・デメリットがあります。
小学校低学年の子が使う場合は、総合的にみて「ヒモを引くタイプ」が使いやすくおすすめです。
防犯ブザーのおすすめ製品
1.防犯スケット
まずはなんと言っても、一目で防犯ブザーだとわかるデザインです。
そして、大音量で周囲に危険を知らせるランドセルショルダーの金具につけやすいように、キーホルダーはフックタイプになっており、固定用のマジックテープまでついています。

防滴仕様になっているので、雨に濡れても簡単に壊れることはなく丈夫で、ブザーを鳴らす紐の部分には反射材が含まれているので、夕方や夜間の持ち歩きに向いています。
また、全国防犯協会連合会の優良防犯ブザー推奨品となっているので品質面でも安心です!
2.ギュッと1秒!スグナル防犯ブザー
本体ごとギュッと握ることで警報が鳴るため、子どもにとって使いやすいのが特徴です。
ブザーを止める時は3秒間長押しする必要があるため、不審者は音を止めることができずにげるしかないのでは??
ランドセル固定ベルト、電池残量スイッチ、LEDライト、反射シールなど、便利な装備が沢山付いており申し分なしです。
なお音量は、90デシベルあるため安心です。
3.otta.g (オッタジー)
音声が送れるスマート防犯ブザーです。
ブザーを鳴らす際は△ボタンを2秒以上押さないとならないのがデメリットかと思いますが、☆ボタンを押すと子どもから最大10秒のメッセージを送れ、聞くことも可能。(メッセージのやりとりができるのは、契約者が招待した人のみ)。
端末代+月額料金は748円(GPS見守りプラン)
- 即位方法:GPS、携帯電話のネットワーク、ottaタウンセキュリティ
- 電池持ち:約4日
- ottaタウンセキュリティエリアでは、GPSよりも正確な位置を記録
GPSをトラッカー選ぶ際のポイント
①電池持ち
いざというときに電池残量がなく位置が特定できない・・なんてあってはいけません。
GPSトラッカーはリチウムイオンバッテリーを搭載しているものがほとんどです。GPSはそれなりに電力を使用する処理ですので、うまく節電でき使用時間の長いGPSトラッカーを選ぶべきです。
②GPS性能
GPSの精度については、誤差10m-1cmまで幅広く存在します。精度が高いほど高コストですが、精度が悪すぎると持たせる意味もありません。
ほとんどの子ども用GPSトラッカーはバランスのとれたGPS性能を有していますが、一度確認は必要かと思います。
GPSトラッカーのおすすめ製品
1.GPS BoT(ボット)
現在、同類の製品の中でも最もユーザー数が多いGPS BoT(ボット)。
やはり利用者数が多いものは安心ですよね。
ただのGPSトラッカーではなく子どもをAIで見守る、小さなAIみまもりロボットです。出発、到着・・何かあれば親のスマホにすぐ通知が来ます。
端末代5,280円+月額使用料528円とリーズナブル。
- 即位方法:GPS、みちびき、BeiDou、Galileo、SBAS、アシストGPS(A-GPS)
- 電池持ち:最長1カ月
- 子どもがふだん行かない場所に行くと自動でお知らせ
2.みてねみまもりGPS
上記GPS BoTとほぼ同等の機能ですが、色が4種類展開ありおしゃれに使えそうです。
本体価格5,280円+月額528円と使いやすい料金設定。
ペールトーンがおしゃれな4色展開です。
バッテリーの持ちは業界No.1。
- 即位方法:GNSS( GPS / みちびき QZSS / BeiDou / Galileo / GLONASS ) アシストGPS( A-GPS ) WiFi 携帯基地局 加速度センサー ジャイロセンサー
- 電池持ち:最長1カ月
- 出発・到着を自動でするAI機能
3.coneco (コネコ)
「子どもがいつ習い事から帰るか知りたい」「急用で子どもと約束した時間に遅れそう」
そんな経験はありますよね?
そんな時アプリからconecoにメッセージを送れば、急な要件でもすぐに伝えることができるGPS端末です。
端末代は19,800円、月額料金は480円
- 即位方法:GPS
- 電池持ち:約4日
- 乗り物で移動を始めると「のりもの通知」
キッズケータイを選ぶポイント
①GPS機能
前述のGPSトラッカー解説参照
②防犯ブザー機能
前述の防犯ブザー解説参照
③コミュニケーション機能
基本的には通話とメール機能が該当しますが、Hamic POCKETであればLINEのメッセージアプリのような機能もあります。
例えばこどもが習い事中でもメッセージを送信しておけば、終わった後に内容を確認出来るので便利だと思います。
どこのキッズケータイを選ぶ?
大手キャリアのキッズ携帯
親が3大キャリアを使用しており、月額も安くなりメリットがあるのであれば検討の余地もあると思います。
通話や防犯ブザー機能の使用はできますが、インターネットの使用が出来ないものがほとんどです。
インターネットが使えることで不安に感じるかたもいるとは思いますが、私はインターネットこそ小さなころから触れて、良いところ・悪いところを感じたほうが良いと思ったため、この後ご紹介するHamicを選択しました。
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【徹底分析】キッズ携帯やスマホをいつから小学生の子供に持たせてる?
Hamicのキッズ用プレスマホ
私は長男にHamic POCKETを持たせています。
きっかけは ” プレスマホ ” というものが、ピッタリだと思ったためです。
▽プレスマホとは?
プレスマホとは?特徴やキッズケータイとの違いを徹底解説。
大手キャリアのキッズケータイはGPS、防犯ブザー、通話が可能ですが、インターネット接続できないものが多いです。
今の時代、インターネットは欠かせません。
子どもに徐々にネットの便利なところ、不便なところ、怖いところを教えていきたいという思いもあり、大手キャリアのスマホではなくHamic POCKETを持たせることとしました。
子どもに持たせて約1年経ちますが、こども自身の中でもインターネットというものを理解しはじめ、自身で判断できないものに関しては親に相談してくるので、徐々にリテラシーがついてきたのではないかと思いHamic POCKETを持たせて良かったと感じています。
おさがりスマホ
家族のおさがりスマホをGoogleファミリーリンクを利用し使用制限設定をした上でスマホを子どもに与える方法もあります。
日本では通常のGoogleアカウントが13歳未満の場合、作成できませんが、Googleファミリーリンクを活用することで13歳未満でもアカウントが作成可能です。
そもそもGoogleファミリーリンクとは、親の端末から子どものスマホを管理できるサービスです。
子どもが利用しているアプリを制限したり、利用時間の上限を設定したり、子どもの端末をロックしたり、子どもの端末の位置情報を確認したりすることができるので、使用しなくなったスマホがあれば子どもに持たせるのもアリかもしれません。
ただ、大人が使用していたおさがりスマホはサイズが大きく、重量も重いので子どもにとっては扱いづらく携帯しづらいかもしれませんね。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
防犯グッズもさまざまな物が世の中にあり非常に悩ましいと思いますが、ぜひ参考にして頂ければと思います。
ただ、このグッズを持って出掛けるのは子どもなので、子どもが好きなものを選んであげるのが良いかと思います!
ちなみに長男はHamic POCKETのケースに好きなBTSのシールを貼って嬉しそうに習い事に持って行ってます!笑