小学生のための塾選びガイド!ポイントや注意点を解説します

こんにちは!

この記事は、小6男子・小4女子・小2女子・1歳男子の4人の子供を育てる現役ママライターが執筆しています。

いまはいろいろな習い事がありますが、その中でも代表的な習い事の一つが塾だと思います。

皆さんのお子さんは、塾に通っていますか?

小学生をお持ちのママさんパパさんなら、塾に行くべきかどうか、悩んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。

筆者の子供は現在、塾に通っていないのですが、子供の周りの子が塾に行き始めたという話を聞くたびに、親子でソワソワしています。

今回は、そんな小学生の塾選びについて調査した結果をまとめてみました。

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通塾の始めどきや、気になる塾の費用

塾に通う小学生の割合

(出典:インタースペース https://mamastar.jp/manabi/

上記の調査結果によると、小学生で塾に通っていると回答したお子さんは全体の24.3%でした。

また、塾に通いだしたきっかけとして一番多かったのは『受験のため』、次いで多かったのは『本人が通塾を希望したため』となっているようです。

通塾にかかる費用目安

(出典:文部科学省 子供の学習費調査

https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00001.html

【公立・私立小学校における学習費総額の推移】をもとに調査しました。

直近の調査結果(令和3年度)では公立小学校に通う家庭では24.8万円、私立小学校に通う家庭では66.1万円となっており、年々塾などの学校外活動費にかける費用は上昇しているようです。

月々で考えると、大体2万円〜5万円の費用がかかっている結果を受けて、筆者は正直、高いなぁ…と思いました。

というのも、筆者の小学生の子供達もサッカー・習字・フラダンスなどいくつか習い事をしているのですが、3人の月謝を合わせても2万円前後なのです。

この金額を1人に…と考えると、筆者個人的にはやはり高く感じてしまいます。

ただ、それだけ塾にはお金をかける価値があると考える親御さんも多くいるということなんだと思います。

通う小学校が、公立なのか私立なのかでも大きく差があるようでした。

【目的別】塾選びのポイントや注意点

学校の学習補助として

高学年になるにつれて学習内容も難しくなり、学校の授業を受けている時にも、だんだんと自分の苦手に気付き始めている子が多くなってくると思います。

周りとの差を埋めたい。苦手を克服したい。など、あくまでも学習のベースは学校で、その補助として塾を検討しているのであれば、『補助塾』を検討することをお勧めします。

『補助塾』とは、学校で行っている学習内容を十分に理解するための塾で、学習範囲も学校での学習のペースに合わせていることが多い印象です。

理解力を深めるための予習・復習を中心に学習していくため、勉強に対する自身も身につけることができると思います。

個別指導を取り入れているところも多く、一人一人に合った指導をしてもらえるところが多いようです。

中学受験に向けて

中学受験を見据えての塾を検討しているのならば、『進学塾』をおすすめします。

対受験への強さが特に特徴的で、その多くが集団指導を中心としているようです。

各学校の入試傾向や、対策などの情報も豊富に保持しているため、受験を見据えている子供や親にとってはとても心強い存在になるのではないでしょうか。

その分勉強のスピードはとても速く、宿題の量も多いようです。

テストの結果でクラス分けされたり、順位付けがあったりと、周りに対してライバル心が芽生え競争心が生まれる環境であることは、受験に対してのメリットでもあります。

ですが一方で、その競争に心が疲れてしまう子も一定数いるようですので、親としては注意が必要なんじゃないかと思います。

学校が苦手だが勉強はきちんとしたい

学校や、教室で集団の中で受ける授業が苦手なこどもに塾を検討中でしたら、『オンライン塾』がおすすめです。

オンライン塾のメリットとしては、送迎・通塾の負担がないことがあげられると思います。

個別指導型だと1時間当たりの相場が通塾型とさほど変わらないくらいの費用が掛かるようですが、映像授業(自分のタイミングで映像の授業を見ながら勉強するタイプ)だと、ひと月当たり3,000円~10,000円が相場になっているようです。

一言でオンライン塾といっても、内容も費用も様々なので、家庭の状況や子供の心境に合わせて選ぶことがポイントだと思います。

塾通いを始める際に意識すべきこと

必ず体験してみる

学校活動でも同じように、先生との合う/合わないや、授業や学習のスピード感が合っているか、競争性の有無など、事前によく確認しておくことが重要です。

そこで有効なのが、入塾体験だと思います。

実際に体験することで、子供がここへ通いたい!という気持ちが湧くかどうかや、塾のシステムを親も詳しく質問することが出来ます。

入塾前の体験は、安価に設定されているか、塾によっては無料で行っている所もありますので、是非調べてみてください。

筆者も、小学生の頃仲の良かった友達が塾に通っており、友達もいるし自分も塾に行こうかな?と軽い気持ちで体験に行き授業を受けたことがあります。

その時の塾が、市内でも有名な進学塾だったようで、いざ行ってみると内容もちんぷんかんぷんで周りに付いていけず、あっさりと入塾は諦めた、という実体験です。

目的をはっきりする

上の項目で、目的別の塾選びポイントをご紹介しましたが、塾に通う目的が何なのか?をはっきりしておくことはとても重要だと思います。

入塾前に親子で話し合う機会を設けて、同じ方向を向いているか?子供の希望や描いている通塾生活と、親が思っていた目的がズレていることも出てくるかもしれないからです。

特に高学年の思春期になると、家での口数も減ってくる子もいると思います。

子供がどんな風に考えているかを読み取るのが難しい時期でもあるので、一回話し合って目的をはっきりさせておくことは今後の通塾生活にも大きな影響があるのではないでしょうか。

さいごに

今回は、小学生の塾事情について調べてみました。

実は筆者自身、塾に通った経験がほとんど無く、調べていてはじめて、塾の種類や選び方を学びました。

そしてつい最近、論理的な考え方を身につけて欲しいと思い、塾のプログラミング教室の体験に息子を連れて行ったばかりなのですが、息子の場合は合わなかったようで通塾には至りませんでした。

データとして塾の種類や、費用を調べることは出来ますが、やはり子供の気持ちや実際の学習を体験することは大切なんだな、と筆者も実感しました。

我が家の場合、6年生の息子は特に受験も考えていないので、次に塾選びに悩むとしたら中学校に入ってからかな…と思っていますが、その時がきても焦らず、子供に合った塾を見つけていけたらいいな、と思っています。

今回の記事が塾選びで悩む方にとって参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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