なんで直らない?忘れ物を繰り返す子どもの原因と対策を調べました!

皆さん、こんにちは。

今回は、小学生がなぜ忘れ物を繰り返すのか?繰り返さないためにはどのようなことに気をつけるべきか?という内容の記事です。

「宿題を机の上に置きっぱなし」「タブレットを充電したまま放置」などなど、呆れるくらい忘れ物が多いお子さんに、頭を悩ませているパパ・ママは多いのではないかと思います。

申し遅れました。私は小3と年少の男の子二人の父親で、Hamee編集部ライターです。

この記事が、私を含めた、子どもの忘れ物に悩む保護者の方の参考になれば幸いです。

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子どもが忘れ物を繰り返してしまう原因は?

「なぜ忘れ物を繰り返してしまうのか」について、ネットで調べていると、あまりに忘れ物が多い子は発達障害の疑いがある!と断言しているようなサイトもあり、不安に感じておられる方もおられるかもしれません。

しかし、小学生が忘れ物をする原因は、一つではなく、さまざまな要因が複合化して、「忘れ物をしやすい子」を使っています。それらの原因を、まずはチェックしてみましょう。

原因1 必要だということを忘れてしまうから

連絡帳を書き忘れていたり、書いていても内容を忘れている・おうちで確認しない(思い込みで準備をする)ことが原因で、忘れ物をしてしまう子は案外多いもの。きちんと毎日連絡帳を正しく書いているか、おうちでも確認して準備ができているかを見てみると、忘れ物原因があっさり見つかるかもしれません。

原因2 忘れても問題ないと思っているから

低学年のお子さんに特に多いのが、忘れ物をしても特に問題ないと感じているケースです。「忘れ物をしたらどうなるか?」「どんな迷惑をかけるか」の想像力が欠如しているのかもしれません。

原因3 準備する余裕がない

学校から帰ってきて、宿題、友達と遊んで、習い事・・など、小学生も社会人同様に多忙です。たくさんのやることをこなし、就寝前などに明日の準備をしている場合、疲れから注意力が弱まっている可能性もあります。

こんな特徴には要注意!?忘れ物が多い子の特徴は?

特徴1 “後回しにする癖がある”

遊びや宿題・習い事に追われ、次の日の準備を後回しにし続けると、次の日の朝に時間に追われながら焦りながら準備することになります。

いったん後回しにすることで気持ちは楽になりますが、かえって朝準備にかけられる時間が少なくなり、冷静に持ち物を確認することができず忘れ物をしてしまいます。

特徴2 “集中力がなく気が散りやすい”

次の日の準備をしているときにTVを見たり、ゲームやタブレットを手に取ったり意識がそれていることはないでしょうか?

誘惑の多い場所で準備をしているとそもそも何をしていたのか忘れてしまうかもしません。

また、余計なことを考えて準備していると必要でないものを準備してしまうかもしれません。

特徴3 “整理整頓ができない”

以前、息子のランドセルや机の中身が、ぐちゃぐちゃのプリントだらけで、衝撃を受けた経験があります。

整理整頓が得意!という子はなかなか少ないかもしれませんが(私も恥ずかしながら整理整頓は苦手でした)整理整頓できていなければ探す必要がでてきて、面倒になってしまい忘れ物につながります。

子どもの忘れ物防止アイデア

子どもとの対話を大切にする

    忘れ物の多い子には適切なタイミングで声がけすることが重要だと思います。

    翌日の持ち物に関して「時間割確認した?」「宿題いれた?」「先生が持ってきて〜って言ってたものない?」など次の日の学校のことをイメージさせることで忘れ物が減るかもしれません。

    ただし、完全に上の空で返事される懸念があるため、ゲームやTVを見ているときはNGです。夕食の後や入浴後など、気持ちを切り替えやすいタイミングに声をかけてみましょう。

    学校の準備をルーティーン化する

    翌日の準備をするタイミングは、帰宅後・宿題後・習い事の後・夕食の後・入浴後など各ご家庭それぞれだと思いますが、どのタイミングにせよ、毎日の習慣として統一するのがおすすめです。

    当日の朝準備をする、というおうちもありますが、なるべく準備は前日に行い、当日の朝再度かるく確認するぐらいが忘れ物を減らすポイントになるのかもしれません。

    始めは親が誘導して、親子で一緒にルーティン化するまで続けてみましょう。

    モノの整理整頓

      普段から学校で使用するものを整理整頓し、わかりやすくすることは忘れ物対策に効果的です。

      なかなか子どもだけで整理整頓をするのは難しいので、最初のうちは親が手伝うことが必要かと思います。(整理整頓が苦手な親御さんもいるかとは思いますが・・)

      学校のものは1か所にまとめておくことが重要です。子どもと一緒に収納場所を決めましょう! 

      【番外編】アプリ等で子ども用端末を活用

      子どもが持っているのであれば、普段から使う端末にリマインドアプリを入れるのも、忘れ物対策に効果的です。

      ギガスクール構想の影響もあり、うちの子どもたちも、学校から配布されたタブレットを使用しています。連絡帳代わりのアプリで翌日の持ち物を確認したり、音楽や国語の朗読を録音したりと、毎日フルに使っている様子は、私自身が子どもだった頃からは想像できないハイテクさで驚きます。

      とは言え、学校で配布されるタブレットに、学校指定以外のアプリを入れられない仕様になっている場合も多いですよね。小学生の、タブレット・スマホ使用率はかなり高くなっているので、普段使っている端末にリマインドアプリを入れて、保護者と同期しておくのも手です。

      翌日家を出るまでに、何度も目にすることで、自然と意識して、忘れ物を減らせるかもしれません。

      個人端末をもっていない子なら、これを機に「スマホデビュー」してみませんか?弊社のHamicMIELSは、子どもには楽しく・親には安心なファーストスマホです。

      少しだけお試し利用してみたいのであれば、Hamicシェアプランもぜひチェックしてみて下さいね。

      忘れ物に対し保護者がしない方が良いこと

      忘れ物を届ける

        子どもが忘れ物をした際、親が学校まで忘れ物を届けることはやめたほうが良いです。

        忘れ物をしても親が届けてくれると子どもが思うようになってしまった場合、忘れ物をしないようにする意識が芽生えない可能性があります。

        水筒など、ないと健康上の不安が出てくるもの以外は、なるべく届けず、我慢するのも手かもしれません。

        子どもの代わりに持ち物の準備をしない

        子どもが忘れ物を繰り返すので、「私が準備したほうが確実だ」「私が準備したほうがイライラしない」とお思いかもしれません。

        しかしこれも、グッとこらえることが大切です。忘れ物をするという失敗も経験の一部ですから経験させましょう。

        仮に、親が準備したにも関わらず忘れ物があった場合、忘れ物を親の責任にし、人任せにする癖がついてしまうかもしれません。

        忘れ物に対して怒る

        子どもが忘れ物をすると、親としては「どうして忘れたのか?」と怒りたくなってしまいがちですが、この「どうして」は過去に向かって原因を追究するマイナスの言葉で、この言葉をかけられた子どもは言い訳を考えます。

        そんな時は、「どうして」ではなく「どうしたら」に変えてみるのはいかがでしょうか?

        「どうしたら」は未来に向かって解決を促す言葉なので、子ども自身が忘れ物について考えるきっかけになるかもしれません。

        まとめ

        子どもの忘れ物は、親のサポートと子ども自身の経験で改善していくのが望ましいとされています。

        忘れ物をするのも経験ですから、どうして?ではなくどうしたら忘れ物を減らせるかな?と子ども自身に考えさせるのが一番の解消法ではないかと思います。

        そんな偉そうなこと言いながら、大人だって忘れ物するときありますよね?()

        有名なエビングハウスの忘却曲線では、覚えた後1時間で約6割忘れてしまいます。

        人間は忘れる生き物です。重要だと思ったことしか脳に残りません。

        忘れ物をしないこと=とても重要なこと、と脳に残るまで根気強く子どもと向きあっていけるといいですね。お互い、頑張りましょう!

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