キッズ携帯って学校に持って行ける?確認方法や小学校ごとのパターンあれこれをママが調査してみました!

皆さん、こんにちは。小学生姉妹のママで、はみっく編集部ライターの筆者です。

今回の記事では、キッズ携帯を小学校に持っていけるのか否かについての記事になります。入学を控えたお子さんがおられるお家や、お子さんの防犯力をアップしたい!というパパ・ママの中には、キッズ携帯の購入を検討されている方は少なくありません。ただ、せっかく購入したキッズ携帯が、場合によっては、思っているほど使えないこともあるのはご存知でしょうか?

実は、キッズ携帯は学校によっては持ち込みを禁止されていて、見つかると取り上げられるなどの処置をされる場合があります。「登下校が心配で持たせたのに、学校に持っていけないんじゃ意味ない…」となる前に、キッズ携帯が持ち込めるかを確認しておきましょう!

ここからは、確認の方法や、どんなパターンがあるか、詳しくみていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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キッズ携帯は小学校に持ち込めないって本当?

「防犯用なんだし持ち込みできるでしょ?」「自分たちの学生時代は携帯電話持ち込み禁止されてたような…。」など、持ち込みに関しての価値観は、人によって割と幅があるように感じます。まずは、「持ち込めないなんてことがあるの?!」という方のために、持ち込めない事情や実際の学校現場の状況をご紹介してみたいと思います。

文部科学省は一部許可している!

キッズ携帯や携帯電話の持ち込みに関して、文部科学省はこんな風に見解を述べています。 

 

(1)携帯電話を登下校中に持つ目的は、防災・防犯に限定する。

(2)校内では、携帯電話を使わない。

(3)校内では、携帯電話の電源を切って、かばんにしまい、学校の指示があるとき以外は、決して出さない。

(4)登下校中は、携帯電話はかばんの中に入れ、災害時や犯罪に巻き込まれる等の緊急の場合以外では、携帯電話を使わない。手に取って操作しない。

(5)子どもが、ルールに従わずに、携帯電話をかばんから出したり、使ったりした場合は、学校が携帯電話を預かって保護者に直接返却し、学校と保護者が協⼒して指導する。


[引用:文部科学省「小中学校における携帯電話の取扱いに関するガイドライン」]

つまり、行政としては、防犯・防災目的で、ルールを守って使えるのであれば、学校に持ってきていいよ、という認識です。ガイドラインを読んでみると、子どもに関する防犯意識の高まりや、児童の登下校時間に災害が起きて大混乱を招いた過去から、それまでの「携帯電話の持ち込み禁止」を解除する形になった、ということのようです。

それでも持ち込み不可の学校も…

それなら、どこの学校でも携帯電話を持ち込めるんじゃ?とお考えになる方もおられるかもしれません。しかし実際には、こういった「行政からのお達し」は現場にはまだまだ浸透していない場合もあるようで、「うちの学校、持ち込み禁止だわー」というママ友が、私の周りだけでも数名います。

中には、「以前は持ち込みしてもよかったのに、ルールを破る子がたくさんいたから持ち込み禁止になった」というママもいて、学校側にも事情があるケースもあるようです。

どうやって確認するの?

では、通っている(または通う予定の)小学校が、キッズ携帯の持ち込みを許可しているかどうかは、どのように確認するのでしょう。

在校中なら担任の先生に確認でOK

すでに小学生のお子さんがおられるのであれば、担任の先生に聞いてみましょう。先生方もよく聞かれることなので、返答内容も共有されていて、学年主任の先生や役職付きの先生ではなくても、その場でお返事してもらえるケースが多いようです。学校によっては、遠方から通学している子だけ・学童を利用している子だけ・低学年だけなど、利用する人を制限している場合もあるので、子ども伝いにやりとりするよりも、電話などで親が直接やりとりする方がスムーズかもしれません。

入学前ならご近所の先輩ママ・パパに聞いてみる

入学前のおうちなら、同じ地域のママ友などに聞いてみるのも一つの手です。決まりではこうなってるけど、実際は…という「裏話」がある場合も。保育園や幼稚園と比べて、細かく教えてくれない部分も多い小学校生活では、先輩パパ・ママが頼りになるシーンも多々あります。(入学してすぐ、予定表に書かれた「SC」の意味がわからず、念の為仕事を休みにしたものの、スクールカウンセラーさん来校日という意味で拍子抜けした私です。)相談できる先輩パパ・ママがいないのであれば、これを機に児童館などで近隣の知り合いを作っておくのもいいかもしれません。

説明会がまだならそのタイミングでも

入学前説明会は、各学校1月・2月あたりに開催されるところが多いかと思います。キッズ携帯や見守りGPSの持ち込みについても、そのタイミングで説明がある場合があります。しかし、中には十分な説明がない学校や、知りたい部分ではない説明しかないこともあります。実際、うちの娘の小学校でも、学校から推奨されるGPS端末の紹介はありましたが、キッズ携帯を持ち込んでもいいのかどうかは説明がなかったため、後半の質問コーナーで個人的に質問をしました。説明会は、入学時に必要なものなど、一度にたくさんの情報が入ってくるタイミングなので、頭がいっぱいになってしまいがちですが、知りたいことを聞きそびれないよう、あらかじめ考えておくといいですね。

キッズ携帯の持ち込み、実際どうしてる?

ここからは、私が周りのママたちにリサーチした、キッズ携帯の持ち込みルールについての回答をシェアさせていただきます。

キッズ携帯の持ち込みに関しては、全面禁止!という学校を除くと、以下の三つに分類されるようです。

書類提出パターン

 

うちの小学校を始め、多くの小学校で採用されているのが、誓約書や申請書を提出することで持ち込みが許可されるパターンです。私が書いたのは「カバンから出さない・触らない・学校で壊れたり失くしたりしても責任は負いません」などの約束事に同意しますという同意書タイプでした。同じような内容で、「学校のルールに従った上で適切に利用します」という誓約書を親子両方が書いたというパターンや、書類自体は持ち込みに関する申請(どうして持たせるかといった内容を記載したそうです。)だけで、提出時に口頭でルールの説明を受けたというママもいました。親が入学説明会を受けている間に、キッズ携帯の持ち込みを予定している子だけ、子ども向けにキッズ携帯取り扱い説明会を受けた、というところもありました。

一括預かりパターン

一部の児童(例えば遠方からの通学や学童利用児など)にだけキッズ携帯の持ち込みが許可されている場合や、私立の学校で取り入れられているのが、登校してすぐに担任の先生や職員室に預けるパターンです。詳しくお話を聞いたあるママの話では、取り扱いに関する書類を提出した上で、学校に着いたら自分の名前が書かれたジッパー付き袋にキッズ携帯(スマホの子もいるようです)を入れ、職員室の前に置かれたボックスで下校時まで保管してもらうのだとか。学校にいる時に携帯で遊んでしまう心配はなくなりますが、取り違えられないか(もちろんしっかり対策はされているのでしょうが。)など別の不安が出てきそうだなあと勝手に心配してしまいました。

暗黙の了解パターン

意外と多かったのが、こちらの「暗黙の了解パターン」。あるママによると、「キッズ携帯を持ち込みたいのですが」と担任の先生に言うと、「いいですよ!と大きな声では言えませんが、学校では出さずにひっそり持っていてもらえるなら、まあ…。」と言われて、書類等も特になかったそうです(笑)。このパターンの学校は、表向きには持ち込み禁止になっているものの、親の意向をくんで、そういった対応をしてくれているようで、こちらから聞いてみないとわからない場合がほとんどのようです。

最後に

キッズ携帯の学校への持ち込みについてご紹介した本記事、いかがだったでしょうか。低学年ではキッズ携帯を持たせるお家が多いですが、高学年になってくるとスマホを持ち込んでいる子も増えてきます。学校では持ち出さない・触らない・通知音が鳴らないようにするなど、親子でしっかりルールを共有し、適切に利用できるといいですね。

ちなみに、我が家が使っている、子ども向けファーストスマホのHamicMIELSは、平日の学校にいる時間帯を使用不可にすることができるので、安心して持っていかせています。(調子に乗りやすい性格なので、こういった機能がないと絶対に学校で見せびらかしたり遊ぼうとしたりしていたと思います笑。)うちの子、ルールが守れるか不安…というお家は、良ければチェックしてみてくださいね。

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