家庭で話し合いたいスマホ・キッズ携帯のルールって?先輩ママがやってみてわかった注意点や決め方

皆さん、こんにちは。小学生姉妹のママで、はみっく編集部のライターです。

新年度が始まり、今年からキッズ携帯やスマホを使い始めたお家は、「思ってた感じと違う...」 「もっとこう使って欲しいのに...」といった問題点が見えてきた頃ではないでしょうか?

わが家の小2次女も、キッズ携帯を使い始めて1ヶ月ほどの頃にトラブルが続き、家庭内でのルールの見直し や、情報機器を扱うモラルについて再指導したことがありました。
(お友達と自撮りした写真をあちこちで見せびらかす、学校帰りに電話をかけてくるなど...。)

使い始める前に、ある程度のルールを決めておられるおうちは多いかと思いますが、ルールは使い始めてからも、お子さんの性格や使い方に応じて再検討していく必要があるのかもしれませ ん。

と、いうことで、今回は、おうちでのルールの決め方や守れなかった時どうするかなど、お子さん が情報機器を使う上での「取り決め」について、わが家の体験談やリサーチをもとにご紹介したい と思います!

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スマホ・キッズ携帯を使う上でのルールって?

各ご家庭ごとに、細かい内容は違っているかと思いますが、ルールには主に「子どもの安全を守るためのもの」「社会的に注意しないといけないもの」「情報機器の使い方に関するもの」の三種類があります。それぞれの項目から、ご家庭ごとに必要なルールを考えてみると思いつきやすいですよ。

子どもの安全を守るためのルール

スマホやキッズ携帯を持たせる理由として多いのが、お子さんの安全を守るための防犯目的ですよね。

そんな防犯アイテムとしてきちんと機能させ るためには、子どもに守ってもらわないといけないルールがたくさんあります。

例えば、「遊びに行くときは必ず持っていく」「きちんと充電をする」スマホの場合は、「知らない人と繋がらない」などもこの項目に含まれますよね。

ルールを決めようと考えた時には、大人が比較的思いつきやすいのがこの項目かもしれません。

社会的に注意しないといけないルール

小学校に持っていく場合、「学校ではランドセルから出さない」などの取り決めが学校から共有さ れているのではないでしょうか。

そういった社会的に守らないといけないルールは、子どもの世界 でも意外とたくさんあります。学校でのルール以外にも「歩きながら操作しない」「図書館で電話が かかってきたら外に出て通話する」「病院ではマナーモードに」など、TPOに合わせて細かくルー ルを決めるおうちもあるようです。

情報機器の取り扱いに関するルール

キッズ携帯やスマホを使い始める時に、大人が心配になるのが、使いすぎにならないか・健康を害さないか、といった部分です。

ゲーム機などなら「1日何時間まで」「超過したら使用不可」ときっ ぱり決めてしまえますが、キッズ携帯・スマホはいざという時に使えないと困るため、はっきりとした時間制限を設けにくいと感じる方もおられます。

家ではリビング以外で使わない」「ダラダラ長時間メッセージのやりとりをしない」というように、ルールを工夫して使いすぎない仕組みを考えて みるのも一つの手でしょう。

ルールを作る時のポイント

「どんなルールが必要か」がわかってきたら、「具体的にどんな風にルールを決めればいいのか」 が気になりますよね。

文部科学省が保護者向け啓発資料として配布している「話し合っていますか?家庭のルール〜 安全で安心なインターネット利用のために〜」  では、ルールを作る時のポイントが紹介されていたので、ここからはそのポイントから私が特に大事だと感じるものをピックアップしてみました!

[画像引用:文部科学省「 話し合っていますか?家庭のルール〜 安全で安心なインターネット利用のために〜」]

ルールが必要な理由を周知

まず始めに、親子で決めるルールが、大人だけのものではなく、子どものために必要なものであることを子どもにわかってもらうのが大切です。

資料の中では「ルールがトラブルから自分自身を 守ってくれることを伝える」と記載されています。安全に使うため・使いすぎて生活リズムを崩さないため、など、お子さんのために作るルールであることを確認しておきましょう。

話し合って作る

一方的に親がルールを作って守らせるのではなく、「こんなふうになると困るから、こういうルールが必要かも」と親が提案して、子どもに納得してもらえるよう、話し合うのもポイントです。

親に押し付けられていると感じると、子どもは抜け穴を見つけてルールを破るようになってしまう場合も。

(うちの娘はYouTubeアプリの利用時間を超過したら、ブラウザのYouTubeを見るという抜け穴を発見していました...)話し合って、子どもに納得してもらった上で、守れなかったらどうするかまで決めておくのがいいかもしれません。

何かあったらすぐ相談

端末の紛失やSNSトラブルなど、お子さんに個人端末を持たせると、大小さまざまなトラブルが起きる可能性が出てきます。

怒られるのが嫌で隠したり、自分で対処できるだろうと報告をしてくれない子も多いので、「トラブルがあった時には、小さなことでもすぐに保護者に相談する」という ルールを作っておくのがオススメです。

もちろん、ルールがあっても子ども自身が相談してくれない(必要性を感じていなかったり隠そうとする)場合もあるので、「こんなことをするとこうなる恐れがある」という具体例をいくつか教えておくと、こういう時には相談したほうがいいんだなと理解してもらいやすいようです。

先輩ママの「ルール」教えて!

ここからは、私が娘達のキッズ携帯・スマホを導入するにあたって周りでリサーチした「各家庭の ルール」と、実際にわが家で運用しているルールをいくつかご紹介します!

  • 夜9時以降は使わない
  • 遊びや習い事から帰る前には連絡する(紛失対策) 連絡先の交換や登録は許可制
  • 家では指定の置き場に(入れっぱなし・置きっぱなし対策)
  • 下校時は1人になった時のみ使用可
  • よそのおうちやお友達の写真を勝手に撮らない
  • 自分の写真でも無闇に送らない
  • アカウント作成などの個人情報入力は親が行う(登録して大丈夫かの確認も兼ねて)

守れなかったら...

ルールを決める時には、守れなかった時にどうするかというペナルティに関しても決めておく必要 があります。

「使用禁止」としてしまうと、防犯面で不安になってしまうので、防犯的に問題ない方法で、子どもが「それは嫌」と感じる内容を考えるのがポイント!

わが家では長女・次女共にメッセージのやりとりが一番よく使っている機能なので、ルールが守れなかった場合にはメッセージアプリの使用禁止をペナルティにしています。

期間を、違反の罪の大きさに応じて三日〜二週間 ほどの幅にすることで、「それくらいのペナルティならルールを破ってもいいや」というマンネリ化への対策にもなっています。

HamicMIELSならルール/ペナルティも設定しやすい

キッズ携帯の場合、利用時間の制限などはできない場合が多いため、メッセージの使いすぎを制限したり、ペナルティで特定のアプリを使用できないようにするのは難しいかもしれません。

うちの 次女が使っているHamicMIELSは、Googleの提供するファミリーリンクというアプリで、各アプリ の利用時間を制限することができるようになっています。

一般的なスマホよりも親の目が届きやすく、キッズ携帯よりもデジタルリテラシーに触れやすいのが特徴で、次女は一年生の頃から使用しています。キッズ携帯からのステップアップや、制限が物足りないと感じるスマホユーザーの お子さんにもオススメですよ。

最後に

キッズ携帯・スマホを使う際のルールについてご紹介した本記事、いかがだったでしょうか。 お子さんの性格や行動パターンによって、必要なルールはかなり千差万別あるので、これ!といった正解はありません。

実際にうちでも、うっかりさんの長女には紛失対策のルールをたくさん設けていますが、荒くれ者の次女にはトラブル防止系のルールを中心に設けています。(笑)

成長に応じて状況も変わるので、その都度ご家族で話し合ったり教えたりしながら、情報リテラシーや防犯への意識を身につけていけるルールを共有していけるといいですね。

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