【夏休み】小学生の「子どもだけ」おでかけは何歳からOK?映画館・プール・お祭りetc…注意点&親ができる対策まとめ

皆さんこんにちは。小学生姉妹と、0歳ベビー子育て中の、はみっく編集部ライターです。

今年も、親はぐったり・子はハッピー!な、夏休みがやってきました。我が家の娘たちも、遊びに習い事にと、暑い中毎日忙しく駆け回っています。

そんな夏休みといえば、プールにお祭り・ワークショップなど、友達同士で行きたい!と言い出すイベントが盛りだくさん。夏休み以外でも、映画やショッピングモールなど、子どもだけでおでかけに行きたがるシーンは、意外と少なくありません。

今回は、我が家でのエピソードを交えつつ、「子どもだけで行きたがるおでかけ」について、親が知っておきたい注意点や対策を紹介します。

 

関連記事▽

小学生の「子ども同士のお出かけ」どこまでOK?

夏休みに入ると、子どもたちから「友達と○○に行ってもいい?」と声が上がることが多くなる我が家。親としては、「これって許可していいの?本当に子どもだけで大丈夫?」と悩んでしまう機会もよくあります。この項目では、まずは実際のエピソードを交えながら、私や周りのママ友がどうしているかを参考までにご紹介します!

プールと映画館に行きたい娘たち…どう対応する?

今年は、小6の長女が「友達とプールに連れていってくれない?」、小3の次女が「映画を見に、一緒に行こうって誘われた!」と言い出した我が家。

「子どもだけでプール!?」「映画って誰かに連れて行ってもらうの?!」許可していいのかだめなのか自体がわからず、しばらくフリーズしてしまいました。(笑)

早速ママ友たちに相談してみたところ、学年が上がるにつれ、イベントごとに子どもだけで行きたがる子も増えてくるようで、「地域のお祭りに、去年から子どもだけで行かせてるよー!」「この前、人気のアニメ映画を見に、子どもと友達を連れて行った!」など「経験者ママ」が案外たくさんいました

低学年は「近所&時間限定」で見守り付きが◎

ママたちにリサーチしてみたところ、小学校に入ったばかりの低学年は、まだまだ判断力や危機回避能力が未熟なため、遠出はせず、何かあっても親がすぐに駆けつけられる距離で、長くても半日程度のおでかけにしているというお家が多いようです。お出かけ先でも、完全に子どもだけにはしてしまわず、少し離れたところから見守ったり、拠点を決めてそこから見える範囲で遊ばせるなど、連れて行っている大人が見守るようにしているという声も。

中学年からは大人の引率のもとルールを決めて

3、4年生ごろになると、「周りを見る力」もついてきて、大人の言いつけを守って子どもだけで行動できるようになる子も増えてきます。その分、子どもだけで出かけたいタイミングも増え、我が家の姉妹のように、プールやお祭りといった、親としてはちょっと心配になるようなお誘いもでてくる印象。

校区内など、近くならいいですが、車で送迎をする必要がある距離へのおでかけなら、大人が引率して、ルールをしっかり決めておくといいかもしれません。

子どもの夏のお出かけで気をつけたい3つのリスクと対策

夏のお出かけは、楽しい反面、リスクもつきもの。

熱中症や迷子、トラブル時の対応など、親としては事前に準備しておきたいことがたくさんあります。

熱中症対策は「持たせる+管理」が大事

[画像引用:楽天市場 「首につけるだけ!心地よい冷たさをキープしてくれるアイスリングSUO  F.O正規販売店」]

夏といえばやはり気になるのが熱中症。飲み物や帽子といった基本的なアイテムはもちろんのこと、ハンディファンやネックリングなどの暑さ対策グッズも、個人個人でしっかり準備しておきたいものです。また、持っていたらOK!ではなく、「使ったら帰宅後に充電」「お出かけの時には忘れずに荷物にIN!」など、きちんと管理をするのもポイントです。

子どもに持たせる以上、破損や紛失はある程度覚悟しておく必要がありますが、友達とのお出かけ中だとまわりに心配をかけてしまう場合もあるので、記名をしたり、ストラップで首から下げられるようにするなどの工夫をしておくといいかもしれませんね。

混雑するイベントは「迷子対策」をしっかりと

お祭りや花火大会など、人が多い場所では迷子の心配も。親が一緒に行動しない場合、以下のようなルールを事前に決めておくと安心できます。

  • 「困ったらここに戻る」拠点を決めておく
  • お互いに連絡が取れる端末を持たせる
  • はぐれてしまったらその場から動かず相手に(もしくは親に)連絡をする

ママ友からも、お子さんとお友達を連れて行ったお祭りで、子ども同士がはぐれてしまった経験があるそうで、事前に「ママはここにいるから、何かあったらここに戻ってきてね」と決めていたおかげで、子どもたちが迷子にならずに済んだ!というエピソードを教えてもらいました。

キッズ携帯やスマホなど…トラブル・体調不良時に備えて「連絡手段」は必須

子ども同士でのおでかけでは、「迷子になった」「急に体調が悪くなった」といったトラブルも心配ですよね。キッズ携帯やメッセージのやりとりができるGPSなど、すぐに連絡が取れるツールがあると、親も子も安心しておでかけができそうです。

「スマホはまだ早いかも」なら、Hamic MIELS nico

小学3年の、我が家の次女が使っているのが、Hamic MIELS nicoです。スマホはまだ早い気がするけど、キッズ携帯を買うのは今更かも…というおうちにもぴったりな、キッズ携帯以上、スマホ未満な端末になっています。

メッセージや通話はもちろん、位置情報の共有やマップアプリの利用もできるため、子どものおでかけに持たせると、安心材料の一つになってくれそうです。

無理しない!「子ども同士でお出かけ」の代替案とサポート方法

「友達と出かけたい」と言われても、まだ遠出や人混みは不安…。

そんな時は、身近なイベントや親のサポートを活用して、「無理しないお出かけ」を選んでみてはいかがでしょうか。

地域イベントや校区内のお出かけなら安心

「友達とどこかに遊びに行きたい!」といううちの娘たちには、小学校で開かれる科学講座や、近隣の図書館のワークショップをおすすめしてみました。近場で開催されるものなら、土地勘がある分、迷子にもなりづらく、親が送迎する場合でも短時間で済みます。

児童館の夏祭りや学校のプール開放・地域の体育館のスポーツ教室など、探してみると子どもが興味を持ちそうなイベントが見つかるかもしれませんよ!

地域外のイベントは現地集合&現地解散もアリ

地域外のイベントで、大人の送迎が必要そうなお出かけでは、「だれが送迎する?」と探り合いになったり、「連れて行ってもらうのは申し訳ないかな?」「連れて行くなら現地ではどうしてたらいいの?」と、戸惑うことも多いため、現地集合・現地解散にするのも一つの手です。

家族のお出かけの間の一部分を、お友達と過ごすイメージなので、子どもも楽しめて、親側の負担も最小限に抑えられます。

このシステムを聞いて、我が家も次女の映画館は、現地集合→スクリーン室に送り出す→親見守りのもと併設のゲームセンターでプリクラを撮る→現地解散、という流れにしました!

おこづかいルールは「具体的に」決めておこう

お祭りやショッピングモールへの買い物など、お金を持たせるときは、具体的なルールが必要になってきます。

例えば我が家では

  • お金を使うお出かけの計画は、参加する子全員の親の許可を取ってから。
  • お金を使うお出かけは行けない、というお友達のことは無理に誘わない
  • お金の貸し借りや、奢ったり奢ってもらったりはNG
  • かかる金額をある程度計算して、いくら持ってくるかを事前に友達同士で統一する
  • 持って行くお金は使い切ろうとしない

といったルールを設けています。ママ友の中には「子ども同士でのお出かけは、予算千円までに決めてて、それを超える出費があるおでかけには親が同行することにしてる!」という人もいました。ご家庭ごとに、どんなルールが必要か話し合って考えてみてくださいね。

最後に:安全と自立、両方を大切にする夏にしよう

こどもだけでのおでかけについてあれこれリサーチした本記事、いかがだったでしょうか。我が家では結局、長女のプールは子ども4人のうち3人の親+兄弟姉妹が同行する家族ぐるみイベントになり、次女の映画館は現地集合&現地解散になり、どちらも、親としてはひとまず安心できる企画に落ち着きました。

子どもたちにとって、「友達だけでのお出かけ」はちょっとした冒険。でも、その一歩を後押しするには、親のサポートと準備が欠かせません。しっかり準備をして、親も子どもも納得できるおでかけにしたいものですね。

 

最新記事一覧

関連記事一覧

コメントを残す

コメントは表示される前に承認される必要があります。