皆さん、こんにちは。小学生姉妹のママで、はみっく編集部ライターの筆者です。
今回は、母目線で気になる、キッズ携帯の「できる」「できない」をリサーチしてみました。
わが家でも、小4の長女に、キッズ携帯を持たせていた時期がありました。しかし、使っているうちに機能面でものたりなく感じたり、娘が管理しきれなかったこともあり、キッズ携帯自体にマイナスなイメージがついてしまった時期さえありました。
スマホがどんどん新しい機能を付け加えられて行く現代。キッズ携帯も、もしかすると調べてみないと知らないような新機能がついているかもしれません!そこで本記事では、「こういう機能があったらキッズ携帯がもっと使いやすかったのかな?」と想像して、実際にそんな機能があるのかどうかを、リサーチしてみました。
では早速見ていきましょう。
参考:
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まずは基本の機能
通話
キッズ携帯の機能として、一般的にまず思いつくのが、電話機能。もちろん、最新機種でも電話は通常通りにできます。親から子どもへの帰ってきてコールや、子どもからのSOSコールなど、電話ができると便利なシーンは多いですよね。防犯対策として、アドレス帳に登録できる人数は制限されていて、登録外の番号には発信できない点は注意が必要です。
「イマドコサーチ」(GPS)などの位置情報サービス
位置情報共有サービスも、キッズ携帯と言えば!という代表的な機能です。イマドコサーチや安心ナビなど、キャリアごとに呼び名も機能性も違いますが、どれにせよ端末の位置情報をサーチできるサービスが使えるようになっています。
ちなみに、この位置情報共有サービス、親が子どもと別キャリアだと使えないことがあるのはご存知でしたか?(私は最近知りました。) auとuqなど同系列のキャリアなら使える場合もあるようですが、すべての端末・キャリアで使えるわけではないため注意が必要です。 ちなみに、弊社で販売している「ファーストスマホ」Hamic MIELSなら、親のキャリアに関係なくすべての機能が使えます!気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。 |
ショートメール・メールなどのメッセージはLINEみたいに進化!
わが家の長女がキッズ携帯を使っていた時には、メッセージの送受信にショートメールを使用していました。送れる文字数も少なく、装飾といえば絵文字・顔文字くらいなのに、送受信料もかかって…。自然とメッセージのやりとりは減り、ほぼ電話のみの端末になっていました。
しかし、現代ではショートメールだけでなく「プラスメッセージ」が使えるようになり、スタンプ機能やグループトークなど、LINEのようなやりとりができるように!文字数もたっぷり送れるのに、無料で送受信ができるので、親子でのやりとりもぐんと楽しくなりそうです。
こんな機能・使い方は「できる?」「できない?」
キッズ携帯から写真を送る→できる◎
au・docomoから現在販売されているキッズ携帯のうち、最新機種にあたる端末は、カメラ機能を搭載しており、撮った写真は、先ほどご紹介したプラスメッセージで送ることができます。
写真を撮って家族にシェアする機能は、あるのとないのとで、子どものワクワク感は大違いですよね!子ども目線の写真は、大人から見ると新鮮で面白い物もあるので、写真をきっかけに、家族のコミュニケーションも広がりそうです。
※最新機種ではない端末だと、カメラが付いていなかったりプラスメッセージ非対応だったりと、写真の送受信ができない場合があるので注意!
ケースを交換する→できる◎
[画像:楽天市場 デザインスマホケース・カバーJACK]
キッズ携帯も、大人用のスマホと同じように、ケースを付けたり交換したりすることができるのをご存知でしたか?うちの娘が使っていた頃は、ケース自体がほとんど販売されておらず、スキンシールのような物を本体保護の目的で貼っていたように記憶しています。
この項目を書くにあたって、ECサイトで「キッズ携帯 ケース」と検索をしてみたのですが、まぁ、出るわ出るわ!純正品から非純正品・ハンドメイドなどなど、こんなにも種類があるのかと驚いてしまいました。
子どもが持ち歩く物なので、傷や破損の不安は拭いきれませんが、ケースがあれば多少は安心して持たせてあげられそうです。
SIMフリー端末として格安キャリアのSIMを使う→不可能ではないが…△
キッズ携帯は、端末によってはSIMの取り出しや差し替えが可能なSIMフリーになっています。よって、格安キャリアのSIMを差し替えること自体は、不可能ではありません。ただ、各社のキッズ携帯向け通信プランは、格安SIMキャリアの通信プランよりもリーズナブルな上、端末購入先と通信キャリアを別々にしてしまうと、位置情報のサーチなど、基本的な性能が使えなくなってしまう恐れがあります。
SIMの差し替え・キャリアの乗り換え自体が出来ないわけではないものの、そうするメリットは特に思いつかないかな、と感じました。
キッズ携帯を取り巻く環境の「できる?」「できない?」
中学生がキッズ携帯を使う→できなくはない△
三大キャリアのキッズ携帯向けプランを見てみると、概ね「契約時に12歳以下」であることが必須条件になっていることがわかります。つまり、契約自体を12歳までにしてしまっている端末については、中学生になってからも、そのまま継続して キッズ携帯を使うことが可能です。
ただ、中学生になるとスマホを持っている子が多くなるため、部活動の一斉連絡がLINEグループに送られてきたり、授業の動画や学習アプリを使うことが推奨される塾があるなど、キッズ携帯では対応しきれないシーンが出てきます。
プランが使えないわけではないのですが、中学生以降もそのままキッズ携帯を使っていると不便なシーンに行き当たる場合がある、という点は理解しておく必要があるかもしれません。
ランドセルの外側にキッズ携帯を付けて登下校→学校による△
[画像引用:楽天市場 モバイルフィルム楽天市場店]
私自身が子どもだった頃は「勉強に必要ないものは持ってきてはいけません!」と言われていたものですが、今では多くの児童が、個人でGPSやキッズ携帯を学校に持っていっています。
キッズ携帯には防犯ブザーとしての役割があるため、保護者の方の中には、ランドセルの肩紐のところに取り付けて使用したいと考えられる場合もありますよね。
結論から言うと、キッズ携帯をランドセルの外側に付けられるかどうかは、学校によって異なります。私が知っている限りでも、
- 持ち込みは許可するがランドセルの中から出してはいけない
- ケースから出さないことを条件にランドセルの外側に取り付けても良い
- 遠距離通学の児童のみランドセルに取り付けたり非常時の使用を許可する
など、それぞれにかなりルールが違っているのがわかります。ランドセルに付けてもいいのかが気になる方は、一度学校に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。
通信契約終了後におもちゃとして使う→できる◯
上の子のキッズ携帯の通信契約を切っておいて、下の子が 使うようになったらまたキッズ携帯として使いたい!というご家庭が、契約を切っている間はおもちゃとして使っていた、という話を聞きました。
詳しく話を聞いてみると、キャリア契約をしていない状態でも、防犯ブザーなどいくつかの機能が使えるのだとか。現行の最新機種であればプラスメッセージやカメラ機能も使えるようなので、キッズ携帯として使わなくなった端末も、おもちゃとしては使えそうです。
最後に
三大キャリアから2023年に発売された最新機種は、私が知っている頃のキッズ携帯とは大きく変わっていて、より子どもが楽しんで持ってくれそうな機能が追加されていることに驚きました。
キッズ携帯と言うと、低学年の子が防犯対策として親に持たされている物、というイメージがありましたが、カメラやプラスメッセージがあれば、子どもも自分から持ちたくなりそうですね。キッズ携帯では物足らずスマホに移行…という時期も遅くなり、GPS端末を持たせるよりも、長期的に見るとお得になるおうちもあるかもしれません。
スマホリテラシーを学べるキッズスマホも
キッズ携帯よりももう少しスマホ寄りの端末で、ネットリテラシーやSNSとの付き合い方を実践練習したい、というご家族におすすめしたいのが、弊社のHamic MIELSです。期間限定でお試し利用してみたい!という場合にも便利な、サブスク形式の「Hamicシェアプラン」もありますよ。
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本記事が、キッズ携帯の購入を検討されているご家庭の参考になれば幸いです。