こんにちは!はみっくライターのみくです!
この記事では、育児コーディネーターの私が厳選したおススメのキッズ携帯・キッズスマホについて料金や比較、目的別の選び方についても解説していきます。
この記事に目を通してくださっている方は、少なからずキッズ携帯に興味を持っていらっしゃるのだろうと思います。キッズ携帯って一体いつから持たものなのでしょうか?
また、キッズ携帯はいつから持たせるべきなのかについては別の記事で解説しています。こちらもあわせてお読みください。
私の周囲では小2で所持率100%だったため、少し気になって調査してみました。もちろんご家庭によって適切なタイミングは異なるかとは思いますが、データを用いながら傾向を考察していきたいと思います!
▽参考記事 |
キッズ携帯はいつから持たせるのが正解?
携帯を持っている子の割合(学年別)
ここでは、携帯を持っている小学生の割合を学年別でみていきたいと思います。
NTTドコモが運営するモバイル社会研究所のモバイル社会白書2022によると、小学3年生になると、5割近い子どもがスマートフォンもしくはキッズ携帯を所持しているようです。(グラフ画像は全てモバイル社会白書2022から引用)
中学年になると活動範囲が広がり一人で行動することが多くなるため、所持率が急上昇しているのでしょうか。
高学年になると、キッズ携帯よりもスマホの所持率が上回っていることに驚きです。
▽参考記事
【独自調査】小学生のスマホ・キッズ携帯の所持率や持たせる理由について徹底分析
携帯電話の所有開始年齢
次は、一番最初に携帯電話を所有した、所有開始年齢について見ていきたいと思います。
グラフをご覧いただくとわかる通り、年々低年齢化傾向にありますね。
2021年にはキッズ携帯、スマホともに低年齢化しており、キッズ携帯に関しては約1年も購入時期が早まったということになります。
小学校入学と同時に検討するのがおすすめ
キッズ携帯における所有開始平均年齢である8.1歳というと、小学校2年生が該当します。
平均してこの年齢であるということを考えると、小学校入学と同時にキッズ携帯の利用を開始した人も多いと考えられます。
小学生になると毎日送迎をしていた幼稚園、保育園の時とは異なり、通学時に一人になることがあったり、共働きのご家庭ではお子さんが一人で習い事へ行ったりすることもあるかもしれません。
お子さんが一人で外出する機会が出てきたら、防犯のためにもキッズ携帯の所有を検討することをおすすめします。
キッズ携帯にはどんな種類があるの?
さて、ここからは具体的なキッズ携帯の種類について見ていきたいと思います!
一般的にキッズ携帯と呼ばれているものは、各キャリアから出されているものが基本です。
本章ではそれぞれのキャリアのキッズ携帯をご紹介するとともに、それ以外にキッズ携帯として使える商品も紹介してみたいと思います!
docomo:SH-03M
docomoから出されているキッズ携帯は、キッズケータイSH-03Mという機種。
(画像引用元:https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1910/11/news062.html)
カラーバリエーションは、イエロー、ピンク、ブルーの3色で、防犯ブザーのストラップの先がボタンの形になっていて、とても可愛らしいデザインです。主に以下の3つの見守り機能を使うことができます。
- 「おかえり通知」
- 「みまもりアラート」
- 「イマドコサーチ(月額220円)」
それぞれの機能は、以下の通りです。
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見守り機能以外にも、めざましや習い事の日を通知できるスケジュール、宿題の時間を管理できるタイマーとストップウォッチなど、子どもの生活に役立つ機能がたくさん搭載されています。
成長に合わせて表記をひらがなから漢字に変更できたりする点も、子ども目線で良いポイントだな〜と感じました!
商品についての詳細は、キッズケータイSH-03Mの商品ページをご覧ください!
au:mamorino5
続いて、auのキッズ携帯mamorino5のご紹介です。
(画像引用元:https://time-space.kddi.com/au-kddi/20190218/2578?bid=co_prts_ahc_0065)
ラベンダー、ブルー、ホワイトの3色展開で、バービー人形を彷彿させるようなポップな色合い。形的にも正方形に近く、可愛らしい感じです。
見守り機能としては、以下のようなものがあります。
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個人的にはココセコムのサービスがとても魅力に感じました。自分がすぐに駆けつけられなかった場合にも緊急対処員の方がすぐに駆けつけてくれるのは大きな安心に繋がりますよね。
その他、「出かけるよアラーム」という習い事などへの出発時間を知らせてくれる機能が搭載されており、お子さんの自立をサポートしてくれそうです。
商品についての詳細は、mamorino5の商品ページをご覧ください!
SoftBank:キッズフォン2
大手キャリア最後のご紹介となるのは、SoftBankのキッズフォン2です。
(画像引用元:https://s-max.jp/archives/1781388.html)
ミント、イエロー、ライトブルーの3色展開となっており、このミントは他のキャリアにはない色味で、小学生女子の好きそうな色合いだな、と思ったりします。ちなみにうちの姪っ子もこちらのミントを使用していました。
肝心の見守り機能はどうでしょうか?
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撮影機能がついた防犯ブザーは、とても良い仕組みですよね。その場その時の状況がわかるのは、万が一の際にとても安心です。
その他にも、カメラ&写真加工機能や学習アプリが搭載されており、お子さんにとって楽しめるコンテンツが多いと感じました!女の子には特に嬉しいポイントではないでしょうか。
すみっこくらしバージョンがあるのも、小学生には嬉しいポイントですよね!
Hamic POCKET
最後に、我らがHamic POCKETもご紹介させてください!
(画像引用元:https://hamic.ai/pages/hamic-pocket)
Hamic POCKETは、ピンク、ブルー、ホワイトの3色で展開しています。大人用のスマホに近い形でお洒落なデザインになっています。
Hamic POCKETの見守り機能は、以下の通り。
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商品についての詳細は、Hamic POCKETの商品ページをご覧ください!
キッズ携帯をコスパと機能から選ぶ方法
ここまで各キャリアのキッズ携帯とHamic POCKETをご紹介しましたが、見守りという点において、そこまで大きな差はないと個人的には感じました。
それでは、どのような点に注目してキッズ携帯を選べば良いのでしょうか?
その選び方やポイントなどをご紹介したいと思います!
家族と同じキャリアを選んで家族間の通話を無料に
最低限の防犯対策という意味での導入を考えているのであれば、シンプルに家族と同じキャリアを選ぶことをおすすめします。
家族と同じキャリアにすることにすることで、家族間の通話は無料になりますし、携帯料金の支払いをまとめることができます。
私の姪っ子は小学校入学と同時にキッズ携帯を購入しましたが、やはり親と同じキャリアのものを選んでいましたね。
価格で選ぶ
やはり導入にあたって気になるのは、価格。同じような機能なのであれば、安ければ安い方が良いというのが本音ではないでしょうか。
各キャリアの端末代金や月額料金など、実際にかかる費用について比較してみたいと思います!
docomo キッズケータイ SH-03M |
au mamorino5 |
SoftBank キッズフォン2 |
Hamic POCKET |
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端末料金(税込) |
14,256円 |
15,840円 |
18,000円 |
12,100円 |
月額料金(税込) |
550円 |
737円 ※au PAYカードお支払い割適用時は550円 |
539円 |
1,100円 データ通信1GB付 ※2 |
国内通話料(税込) |
家族間:無料 家族以外:22円/30秒 |
家族間:無料 家族以外:22円/30秒 |
家族間:無料 家族以外:無料/1回5分以内、5分超過22円/30秒 |
なし |
SMS送信料(税込) |
国内SMS:1回あたり3円~ 国際SMS:1回あたり50円~ (受信無料) |
国内SMS:1回あたり3.3円~ (家族への送信と受信は無料) |
受信無料(送信不可) |
なし |
価格もそこまで大きな差はないですが、SoftBankの場合は家族以外との通話も5分以内なら無料であったり、SMSの受信が無料であったりとお得な感じがします。
しかし、注意が必要な点もあります。SoftBankのキッズフォン2は、SMSの受信は無料ですが送信ができません。
Hamic POCKETについては、通話料、SMS送信料がなしということは、全て無料ということ?!と思われるかもしれませんが、正確には違います。実はHamic POCKETは電話番号を持たないスマートフォン端末なのです。
通話やメッセージのやり取りなどは、専用アプリを利用して、家族のスマホとも、お友達の持つHamic POCKETとも、無料でご利用いただくことができるのです。(データ容量を利用する形)
キッズ携帯を目的に応じて選ぶポイント
見守り端末としての機能はどの端末においても大きな違いはありませんでしたが、料金の項目ではそれぞれのキャリアでの違いが見えてきましたよね。
キッズ携帯を購入する際には、どのような目的でキッズ携帯を導入するのか、という視点で考えてみるのもアリかもしれません。
見守り、家族間のやり取り
先ほどもご紹介した通り、お子さんの見守りや家族間でのやり取りにのみ利用する場合は、ノールックで家族と同じキャリアを選べば間違いないのではないかと思います。
子どもの自立のきっかけ作り
お子さんが一人でできることを増やすために、その安心材料としてキッズ携帯を導入するという場合もあるかもしれません。
その場合には見守り以外の子どもの自立をサポートしてくれる機能がついている端末を選ぶのも良いですよね。
例えばdocomoやauの習い事などの時間を知らせてくれる機能などが、それにあたるのかなと思います。
その他、Hamic POCKETでは通常のスマホ同様アプリを使えるので、色々なアプリを活用しながらお子さんの自立を促すということも可能になってきます。
お友達とのやり取りをたくさんさせてあげる
お子さんの世界を広げるために、キッズ携帯を活用したいというケースもありますよね。この場合にはキッズ携帯を選ぶ際に注意が必要です。
料金表の項目で少し触れましたが、SoftBankのキッズ携帯ではSMSの送信ができません。つまり、他キャリアのキッズ携帯とのメッセージのやり取りができないのです。
docomoとauの場合は、その2キャリア間のメッセージのやり取りは問題なくできますが、SoftBankとのメッセージのやり取りをすることができません。(正確には、SoftBankのキッズ携帯が受信したとしても、送信ができないため、メッセージのやり取りが一方通行になります)
この場合の解決策として、Hamic POCKETをおすすめさせてください!笑
Hamic POCKETはSMSが使えないため、docomoとauのキッズ携帯とはメッセージのやり取りができません。(SoftBankのキッズ携帯とはEメールを使ってやり取りができます)
これだけ聞くととても不便に感じますが、Hamic POCKET同士は専用アプリを使って無料でメッセージを送り合うことができるんです。もちろん、写真なども送り合うことも可能!
一緒にメッセージのやり取りをしたいお友達がいるけど親御さんの携帯キャリアがそれぞれ異なっている場合は、お子さん同士でHamic POCKETをお揃いで購入すれば、楽しいデジタルのコミュニケーションが生まれます。
更にこのやり取りは、親御さんがそっと見守れる仕組みがあるので、初めてのデジタルコミュニケーションも安心。ITリテラシーの向上のきっかけにも、もってこいですね!
さいごに
以上が、私のリサーチ結果とキッズ携帯選びの解説でした。
個人的には、機能や料金にそこまで大きな差がないのであれば、やはり目的に応じて選ぶのが良いのかもしれないなと感じました。
今回の記事が、皆さんのキッズ携帯選びの一助となっていれば幸いです。