
皆さん、こんにちは。
5歳女の子・2歳男の子を育てているママライターYUKIです。
桜満開のこの季節、我が家の5歳の娘は、幼稚園の進級(年中→年長)が待ちきれない様子。
と、同時に近所のお友達がランドセルで写真を撮っているのを目の当たりにし、「小学校」への憧れも生まれてきたようで…。「私は何小に行くの?」「早く小学校へ行きたい」なんて言葉も出てきました。
ついこの間幼稚園に入園したと思ったら、来年は小学生、あっという間です。
「小学校」は勉強しに行く所で、遊び中心の保育園・幼稚園とは違うという現実に、漠然とした不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
そこでこの記事では、先輩ママたちに話を聞いて、私が行っている小学校への入学準備や小学校までに身に付けた方がよいことをとことん解説します!
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小学校と保育園・幼稚園との違い
そもそも小学校と保育園・幼稚園の違いってどんなところがあるのでしょう。
この違いを知ることで、何をすればよいかが見えてくるのではないかなと考えました。
違いその①:勉強中心になる
保育園・幼稚園は遊び中心のカリキュラムです。
しかし小学校は「義務教育」、つまり「勉強」。1コマ45分の授業が1日に何コマもあるのです。
ひぇー、幼稚園で遊びまわっていた子どもが、そもそも45分も座っていられるのか!?
私は特にここに大きな不安を感じていました。
違いその②:自分で登下校する
小学校と保育園・幼稚園の一番の大きな違いかもしれません。
保育園・幼稚園は必ず親が付き添いますよね。
しかし小学校へは、雨の日も風の日も自分一人で行かなければなりません。
大きな道路や車の往来が激しい道を通る時、ふざけて道路に飛び出さないか…通学時に不審者に遭遇してしまったら…などなど、考えるととても心配になってしまいます。
違いその③:自分一人で考えてやることが増える
小学生になると、朝の着替えからランドセル準備、宿題などなど、自分一人で考えてやることがぐんと増えます。
もちろん親が手伝うこともあるでしょうが、周りの先輩ママに聞いても、自分でやる習慣をつけさせている人が多いように感じます。
ここまで、小学校と保育園・幼稚園の違いを見てきました。
ここからは、就学前に身につけさせたいことを「勉強編」と「生活編」に分けて解説していきます♪
就学前に身につけさせたいこと:勉強編
自分の名前を書ける/読めるようにする
小学校への漠然とした不安を抱いていた私は、小学校教員をしている友人2名に「入学前にどこまで勉強をしたらよいか」をそれぞれ聞いたことがありました。
すると、二人揃って「自分の名前が書けて読めればOK」という予想外の回答が。
小学校的には入学後に平仮名を勉強するため、自分の名前が書けて読めれば十分という認識のようですが、実際には平仮名を書ける子が多いとのこと。
自分の名前を書けて読めるようにしておくことは必要かもしれない、と感じました。
また、初めから勉強に対して苦手意識を持ってしまうのは残念なので、名前以外の平仮名も書けて読めるようにしておくと、余裕をもって楽しく勉強に取り組めるかもしれませんね。
鉛筆を正しく持てるようにする
小学校では、勉強中心となるため、鉛筆を使って書く時間が長くなります。
そこでポイントとなるのが、「鉛筆の持ち方」です。
実は恥ずかしながら、私は鉛筆を正しく持てていません。
そのため手指の可動域が狭く、字が綺麗に書けない!(長年の悩みです…)
また体に偏った負担がかかるので、長時間字を書くと手が痛くなります。
小学生になると親の見ている時間がほとんどなくなりますよね。
一度変な持ち方が身についてしまうと、私のように大人になっても修正できず、字にコンプレックスを抱いてしまう可能性もあります。
私の娘も初めは正しい持ち方で書いていますが、段々とズレて変な持ち方になってくることが多いです。
ぜひ就学前の親が鉛筆の持ち方を注意できるうちに、正しい持ち方を身に付けられると、安心かもしれません。
ちなみに、鉛筆の練習をするなら「三角鉛筆」が良いようです。
普通の鉛筆よりも持ちやすい形になっています。
鉛筆に付ける矯正サポーターも売っていて、これをつければ常に正しい持ち方で書けるのでおすすめです。
正しい鉛筆の持ち方は姿勢の正しさに、姿勢の正しさは集中力にもつながっています。一緒に就学前の鉛筆トレーニング頑張りましょう♪
(トレーニングというと大げさに聞こえてしまいますが、随時子どもの持ち方を見てあげて、直してあげる感じです)
勉強の習慣をつける
保育園・幼稚園時代、毎日遊びまわっていた子どもにとって、小学校に入ってから急に勉強の割合が多くなることに、戸惑いを感じてしまう子もいるのではないでしょうか。
我が家では、Z会の通信教材を使って、1日3枚ほどプリントをやっています。所要時間も20分かからないくらい。周りのお友達に聞くと、こどもチャレンジも多いです。
でも教材うんぬんではなく、「毎日続けること」が大切だと私は思っています。
毎日続けることで、やがて習慣になります。
我が家でも最初は集中力がもつのは5分ほどでしたが、今では当たり前のように20分のプリントに取り組むようになりました。
この習慣があれば、小学校で勉強の割合が増えても大丈夫かな?なんて思っています。
我が家は時間を取ることができたので通信教育を選択しましたが、共働きのご家庭にはKUMONなどの塾に通わせるのもおすすめですよ♪
時計を読めるようにする
先輩ママに聞くと、時計も小学校で習うようですが、自分でやることが多くなるのが小学生。
朝の集合時間や、宿題をする時間、お友達との約束の時間などなど、「時間管理」が大切になってくるようです。
その時に時間の感覚が分からないと辛いかなと考え、我が家も早速取り組みを始めました。
取り組みといっても前述した朝のプリント時間に、市販の時計についてのドリルをやるだけ。
勉強の習慣づけにもなって一石二鳥です。
市販のドリルは、私が口で説明するより断然わかりやすいようで、娘は楽しく取り組み始めました。
お金を理解する
小学生になると、お小遣い制度を導入する家庭も多いようです。
お小遣いで自分の好きなものを買ったりするようになりますよね。
そこで我が家もお金にどんな種類があるかをわかってもらいたくて、こちらも先日から取り組み始めました。
ここでも市販のドリルを活用しています!お金シールを貼ったり、お絵描きしながらお金について理解していけるようで、こちらも遊び感覚で学んでいます。
就学前に身につけさせたいこと:生活編
いかがでしたか?ここまで就学前に身につけさせたいこと「勉強編」をお伝えしてきました。続いて「生活編」です。
自分で支度をできるようにする
小学生になると、ランドセルに教材を詰める「学校の支度」が毎日発生します。
保育園・幼稚園時代、親が準備していたのに、そんな急に自分でできるようになるの!?という私の衝撃に、先輩ママが教えてくれた対策が「保育園・幼稚園時代から少しずつ自分で準備をやらせておく」です。
これも「習慣化」ですよね。
私が先輩ママに教えてもらった具体的な方法は2つあります。
- 着替えを自分で選ばせる
- 幼稚園バッグの準備を自分でさせる
1.着替えを自分で選ばせる
最初は自分でできるようになるか不安だったのですが、割とすんなりできるようになりました。
男の子でも洋服選びとか楽しめるかな…と思った男の子ママ、大丈夫です。
これを教えてくれたのは、男の子の先輩ママでした。
我が家の場合は娘ですが、はじめは「どんな組み合わせで着るのじゃ~」というくらい、柄×柄や季節外れの服を選んできましたが、やっているうちにこちらの助言の頻度も減っていきました。
2.幼稚園バッグの準備を自分でさせる
こちらは急に全ての準備を任せることは難しかったので、我が家では段階的にやらせることにしました。
例えば、娘の幼稚園では、毎日持っていくもの(コップ&タオル)と週初めに持っていくもの(体操着&上履き&スモック)があります。
年中のうちは毎日持っていくコップとタオルの準備をやらせていました。
年長になる4月からは、週初めの準備もやらせるつもりです。
その際は、準備するものを紙に書いて貼っておくので、自分で紙を確認して準備してもらいます。
これって、まさに時間割を見て必要な教科書をランドセルに詰める練習になりますよね。
道路を歩けるようにしておく
こちらも先輩ママから教わりました。
えっこんな簡単なことが準備!?と思った方、多いのではないでしょうか。
私も思いました。
実はこれ、かなり重要です。
保育園・幼稚園時代、車やバス・自転車で送り迎えをしている方が大部分だと思います。
その場合、小学生になって初めて一人で道路を歩くことになります。
子どもたち、交通ルール知っているのかな…?横から出てくる車に注意して道を歩けるかな…?
防犯について教えておく
防犯についてきちんと教えることって重要なのに、意外と子どもと意識の共有ができていない気がします。
我が家でも「気をつけてね~」とは日常的に言っていますが、娘がどこまで理解しているのか確認したことがありませんでした。
不審者に出会ってしまった時は、大声を出して周りに助けを求めることや防犯ブザーの鳴らし方などを教えて、子どもの理解度を確認しておくと安心だと思います。
一度通学路を一緒に歩いてみて、危ない箇所がないか確認してもよいかもしれませんね。
入学前準備:番外編
最後に、入学前準備「番外編」をお伝えさせてください!
それは、「ランドセル活動、通称ラン活」です。
なんでも「活」をつければよいという風潮もどうかという話は置いておいて、そうなのです、今の時代「ラン活」に乗り遅れてしまうと、子どもの希望するランドセルが売り切れという事態に陥ります。
ランドセルは赤か黒だった時代には考えられないことです。
娘の年上いとこも、以前売り切れで第一希望の色をゲットできなかったという話を聞きました。
ラン活は、年中の3月(入学1年前)から始まります。
3月になると、ランドセルブランド各社、ラインナップや来店予約枠が公開されます。
希望の色がある方は、早めスタートがオススメです。
生産数に上限を設けているブランドも多く、人気色は夏には売り切れのところもあるよう。
春のうちに実物をみて注文できると、子どもが欲しいランドセルをゲットすることができるのではないでしょうか。
ちなみに我が家のラン活は終了しました(笑)
さいごに
さあ、ここまで勉強編と生活編に分けて就学前に身に付けておいた方が良いことをお伝えしてきました。いかがでしたか?
もちろん、全てやらなければならないということはありません。家庭の状況に応じて、できることから始めてみてはいかがでしょうか?
子育てに早い遅いはないと聞いたことがあります。そして正解もありません。
自分の家庭にあった方法で、子どもたちが小学校という新しい世界を楽しく、充実したものになるように、親としてできることを精いっぱいできたらと感じます。
それにしても、子離れが着実に進んでいるんだなぁ…と執筆していてシミジミしてしまうYUKIでした。
少しでも皆様の参考になったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。