子どもにお下がりスマホを渡すのはどう?手順や気を付けたいことまとめ

こんにちは!

Hamic編集部 小学3年生(長男)と年少の男(次男)の父親で、ライターのしゅんやです。

さて、今回は使わなくなったスマホ(お下がりスマホ)をお子さんに使わせようと考えている保護者様向けの記事です!

どうすればお下がりスマホを使用できるのか?お下がりスマホを使うメリットは?どんなことに注意すべき?具体的にどんな格安SIM会社があるのか?など、分かりやすくまとめました!

ぜひ参考にして下さいね。

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お下がりスマホのメリット

①端末代金がかからない

今のスマホ端末は年々高騰しており、最近では10万円前後が主流になっています。まだまだ走り回って遊ぶ小学生に持たせると、ポケットから落ちて画面がバキバキ!水没!なんて話も多々あると思うので、端末代金はなるべく安く抑えたいもの。

お下がりスマホなら、子どもに高価なスマホを購入するというハードルもなくなり、そのまま使うのであれば本体価格が持ち出しなしで利用できます。

②格安SIMを使えば通信料が安い

小学生の間は、外でYoutubeやオンラインゲームを頻繁にしないかぎり、データ使用量は1GB〜3GB程度なので、格安SIMを使うと、通信量も安く抑えられます。

格安SIMを取り扱うキャリアは、LINEMO・Y!mobile・IIJmioなど様々あり、基本的に、データ容量を何GBまでにするか?で、月額は決まってきますので、お子さんの使用頻度を予想して契約するのがいいかもしれません。

③実際に使用していた機種なので、操作方法を教えやすい

日常的に使用していたスマホのお下がりなので、操作方法に関してはご自身でかなり理解しているのではないでしょうか?

新規で購入したスマホを子どもに渡した場合、操作方法がわからないと言われても一緒になって試行錯誤せねばならず、互いにイライラして口喧嘩に発展してしまう可能性もありそうですよね・・(我が家は100%喧嘩に発展します)

このような事態を起こさないようにできるのも、お下がりスマホのメリットではないでしょうか?

使わなくなったスマホを使えるようにする方法

まず、利用予定の回線で利用可能な端末なのか調べるところから始めましょう!利用可能端末は、各携帯会社のWebページから調べることができます。

 いざ契約しようと思ったら対象外の端末だった!となると大変です。

ちなみに大抵の格安SIMは大手からの乗換を想定していますので、基本的には対応していると思いますが、Amazonや楽天で発売されている海外端末などは非対応なことも。念には念を入れ確認しておきましょう。

①スマホの初期化

親子といえども、プライバシー保護は必要です。まずは保護者が使っていた時のデータなどを初期化しましょう。OS別の初期化手順は以下の通りです。

①-1 iPhone

デバイス本体の「設定」アプリを開き、「一般」>「リセット」の順にタップして、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選びます。

そして操作確認のため、パスコードの入力画面が表示されます、パスコードと Apple ID のパスワードを入力し、「iPhoneを消去」をタップします。

これで、端末が初期化を実行し、しばらく待つと、全データが消去され、iPhoneは工場出荷時の状態に戻ります。

関連記事: iPhoneを子ども用スマホとして利用するには?注意点から具体 ... 

①-2 アンドロイド

Android端末の「設定」から「システム/一般管理」に進みます。

続いて、「リセット」項目を選び、「工場出荷状態に初期化(すべてのデータを消去)」を選択すると、確認画面が表示されます。

確認画面では、内容を確認後、「端末をリセット」を選択します。これで初期化が実行されます。

 端末保障サービスに加入しているのであれば、お下がりする前に端末を修理・交換してもらうと、長く使えて便利です。

例えば、画面の割れなども端末保証サービスの適用条件になるので、3000円から8000円(キャリアやサービス使用回数により異なります。)程度で直せます。

また、過度にバッテリーが弱くなっている場合、キャリアによってはバッテリーを有償で交換できます。携帯保証サービスに入っていない場合でも、さほど金額がかからないのであれば電池の交換だけでもしておくといいかもしれません。

②SIMロックが解除されていない場合

SIMロックは、「使えるキャリア回線を限定するためのロック」です。2021年夏ごろ以降(時期はキャリアにより異なります。)から、あらかじめSIMロックが解除された状態で販売されている端末が多く出回っているため、すでにロックが解除された状態になっている端末もあります。

自分のスマホがSIMロック解除されているかを確認する方法として最も確かな方法は、契約している携帯電話会社にチェックしてもらうことです。

SIMロックが解除されていない場合、携帯電話会社のウェブサイトから手続きをし、ご自身で解除手続きを進めることができます。

ウェブからであれば店頭と違い手数料も発生しないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

③SIMカードの準備

格安SIMキャリアは、データ容量が小さめの低価格なプランから選択ができるので、子ども用スマホにもぴったり。

しかし、最近はとても種類が多いのでどのキャリアにするか、なかなか決めることができないかと思います。

そこで今回は、使いやすさやセキュリティ面などを考慮して、子どもに持たせても安心なおすすめ格安SIMをご紹介します!(筆者のお勧め3選となります)

1.LINEMO

[画像:LINEMO公式webサイト]

特長

  • ソフトバンクと同じ高品質な通信が可能
  • LINEアプリがデータフリーで利用できる
  • フィルタリングサービスが無料

「LINEMO」は、ソフトバンクの系列キャリアのため、ソフトバンクと同じ通信・エリアで快適に利用できます。

また、お子様との連絡手段としては今では欠かせない「LINE」アプリがデータフリーで利用できるのは他社にはない魅力的なサービスです。

フィルタリングサービスが無料など、セキュリティ面も充実しておりおすすめです!小学生であればミニプラン(3GB) 990円で十分だと思いますよ!

2.Y!mobile

[画像:Y!mobile公式webサイト]

特長

  • ソフトバンクのサブブランドで高品質な通信回線
  • 全国各地にショップがある
  • 家族割がある
  • 余ったデータは翌月に繰り越しできる

LINEMO同様、ソフトバンクのサブブランドなので、通信回線は高品質で安定しています。

さらに、全国各地にショップがあるので、わからないことはすぐに相談できるのもGOODです。

料金に関しては、家族割もありますので子どもの利用状況を参考にして、通信環境などに問題なければ親も契約することで安く利用することができると思います!

3.IIJmio *私はここを利用しています

[画像:IIJmio公式webページ]

特長

  • 家族間でデータ量をシェアしたりプレゼントできる
  • 専用アプリからの発信で通話料が半額!

IIJmioは「SIMの種類」と「データ量」を自由に組み合わせられるほか、回線もドコモ網かau網を選ぶことができ、用途に合わせて自由な組み合わせをできるのが特徴。

また、最新のサービスもいち早く取り入れるなど、サービスの質の高さも魅力です。

親子で利用する場合、もしもデータ量が余ったり足りなくなったら、お子さんにデータをプレゼントしたり、家族でデータシェアをして分け合うこともできます。

子どもがスマホを使うために注意したいこと

①スマホを利用する時間

スマホの利用時間が長くなると、宿題など、本来やるべきことに割く時間が少なくなってしまいます。その結果として、日常生活や勉強に支障が出るケースもあるのではないでしょうか?

スマホの使用時間を制限したり、「夜◯時以降は使わない」など、子どもと一緒にルールを決めるのが良さそうです。

②スマホを使う場所

学校や、公共の場などでは、通話を控えたり、電源を切る・持ち込まないなど、スマホを使うにあたって心得ておくべきマナーを教えることも大切です。

また、子どもが小さいうちは「リビング以外では使わない」など、自宅内でも使っていい場所を制限するのも手です。親の目が届かない自分の部屋での使用を制限することで、使い過ぎを防ぐことにも繋がります。

③SNSに書く内容

警察庁生活安全局少年課が作成した「令和2年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況」によると、SNSをきっかけに犯罪に巻き込まれた青少年は、年間約2000名にも達しています。

SNSを利用する場合は、色々な人の目に触れる可能性があること、注意すべき内容や危険性を説明する必要がありそうですね。

【番外編】お下がりスマホに不安があるなら…

上述のような内容で、「本当に子どもにスマホを使わせても大丈夫かな…?」と不安に感じておられるおうちにおすすめなのが、弊社のHamic MIELSです。

お下がりスマホを使わせる前の段階として、ネットリテラシーやスマホ利用のルールを学ぶ「ファーストスマホ」として使える端末になっています。

初期費用を抑えて、短期間から使いやすいHamicシェアプランもありますよ。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

お下がりスマホは、端末代が不要ですし格安SIMを利用することで月額料金を抑えることができるため、各ご家庭にとって負担を極力少なくすることができるのではないでしょうか?

一方で、スマホを持たせるということで注意すべきことも増えていきますので、使い始める前、そして使い始めてからもしっかりと子どもとコミュニケーションを取っていきたいですね。

今回の記事が、皆さんの参考になれば幸いです。

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