
こんにちは!
Hamic編集部 パパライターのしゅんやです。
小学3年生(長男)と年少の男(次男)の父親です。
我が家では、お風呂後の寝る時間までの間に行うカードゲームにはまっています。
とはいっても、次男もできることが前提なので、ババ抜きがメインになるんですけどね!
カードを配る時間、息子はカードを触り早く遊びたいと騒ぎますが、ちゃんと待つということを教えるように心がけています。
何気なくはじめたカードゲームですが、ルールを守らなければ遊べないということを体感して納得させることができるので、実生活にも役立ちそうな気がしています。
そして、何よりもババ抜きの終盤は親子ともにとてつもなく盛り上がるので、久しぶりに遊んでみることをお勧めします!童心に帰れますよ!(笑)
さて、今回は使わなくなったスマホ(お下がりスマホ)をお子さんに与えようと考えている保護者様向けの記事です!
どうすればお下がりスマホを使用できるのか?お下がりスマホを使うメリットは?どんなことに注意すべき?具体的にどんな格安SIM会社があるのか?
など、分かりやすくまとめました!
ぜひご参考にして頂ければと思います!!
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お下がりスマホのメリット
①端末代金がかからない
端末代金がかからないことが最大のメリットではないでしょうか?
お下がりスマホなら、子どもに高価なスマホを購入するというハードルもなくなり、そのまま使うのであれば本体0円で利用できます。
今のスマホは本当に高いですよね?
スマホの値段もピンキリで最近では10万円前後のスマホが主流になっている感じがしていて、なかなか我が家は手が出せません・・。
かといって安いスマホを買うと動作が遅く使い物にならないこともしばしば・・。
幼稚園の頃よりかは少しは落ち着きましたが、まだまだ走り回って遊ぶ小学生ではポケットから落ちて画面がバキバキ、水没、なんて話も多々あると思うので、まずはスマホの扱い方を学ぶためにもパパやママのお下がりスマホを使わせるというのが親としても安心ではないでしょうか?
②格安SIMを使えば通信料が安い
お下がりスマホを一番お得に利用するのは、スマホありきで契約ができるプランを用意している格安SIMがおすすめです。
格安SIMはいわゆる大手キャリア以外の携帯会社のことです。
LINEMO、Y!mobile、IIJmio、など・・各社さまざまな料金体系でしのぎを削っています。
基本的に、データ容量を何GBまでにするか?で、月額は決まってきますので、お子さんの使用頻度を予想して契約するのがいいのではないでしょうか?
小学生の間は、外でYoutubeやオンラインゲームをしないかぎり、1GB(多くても3GB)で良いと個人的には思うので、各社の最安プランで契約するのが良いのではないかなと思っています。
ちなみに、データ容量を使い過ぎるとぱたっと使えなくなるわけではなく、最低限の連絡程度(LINEなどは利用可能)であればそのまま使えますのでそこは心配無用です!
③実際に使用していた機種なので、操作方法を教えやすい
日常的に使用していたスマホのお下がりなので、操作方法に関してはご自身でかなり理解しているのではないでしょうか?
新規で購入したスマホを子どもに渡した場合、操作方法がわからないと言われても一緒になって試行錯誤せねばならず、なかなかうまく行かない場合なんかは互いにイライラして口喧嘩に発展してしまう可能性もありそうですよね・・(我が家は100%喧嘩に発展します)
このような事態を起こさないようにできるのも、お下がりスマホのメリットではないでしょうか?
どうやって中古端末を使えるようにするか
まずは・・利用予定の回線で利用可能な端末なのか調べることろから始めましょう!!
*ほとんどの場合問題ないと思いますが、お下がりスマホを使わせようと思っていたのに、いざ契約しようと思ったら対象外の端末だった!なんてことがあると大変です
利用予定の携帯会社のページ(格安SIM)から利用可能端末を調べるとよいと思います。
ちなみに大抵の格安SIMは大手からの乗換を想定していますので、基本的には対応していると思いますが、Amazonや楽天で発売されている中華スマホなどを利用されていた場合は非対応なこともありますので、念には念を入れ確認する方が良いと思いますよ。
①スマホの初期化
私達が普段使っているアプリなどをそのまま使わせるのは大抵問題ないと思いますが、万が一利用されては困る類のものもあるかもしれませんので、まずはいったん初期化するのが良いかと思います!
親子と言えど、子ども専用として使うのであれば前所有者であるご自身のデータは完全に消去して初期化してから渡す方が無難です。(必要に応じてバックアップしておくとなお良いですね)
《 OS別 初期化手順 》
【iPhone】
iPhoneを完全初期化は、端末のみで実行できます。 デバイス本体の「設定」アプリを開き、「一般」>「リセット」の順にタップして、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選びます。 そして操作確認のため、パスコードの入力画面が表示されます、パスコードと Apple ID のパスワードを入力し、「iPhoneを消去」をタップします。 これで、端末が初期化を実行し、しばらく待つと、全データと全データが消去され、iPhoneは工場出荷時の状態に戻ります。 |
【Android】
Android端末の「設定」から「システム/一般管理」に進みます。 続いて、「リセット」項目を選び、「工場出荷状態に初期化(すべてのデータを消去)」を選択すると、確認画面が表示されます。 確認画面では、内容を確認後、「端末をリセット」を選択します。これで初期化が実行されます。 |
また、これはちょっとしたテクニックなのですが、大手キャリアユーザーの場合は端末保障サービスに加入していることがあると思います。
それを活用し端末を長く使うという手があります!
加入されている方は、そのサービスを利用することで電池をリフレッシュできる場合がありますので、まずは問合せてみることをおすすめします。
携帯保証サービスに入っていない場合でも、さほど金額がかからないのであれば電池の交換だけでもしておくのが良いと思いますよ。
長い間利用されている端末であれば、電池は劣化しているはずですので、いざお子さんが連絡等で使用しようとしたときに早々に電池切れになっていたということでは意味がないと思うので、ぜひ事前に確認してみてくださいね。
②格安SIMの準備
料金が安いデータ容量の小さいプランから選択ができるので、子ども用として持たせる初めてのスマホにも最適ではないでしょうか?
しかし、最近はとても種類が多いのでどの格安SIM(スマホ)が良いのかわからず、なかなか決めることができないかと思います。
そこで今回は、使いやすさやセキュリティ面などを考慮して、子どもに持たせても安心なおすすめ格安SIMをご紹介します!(筆者のお勧め3選となります)
1.LINEMO
特長
- ソフトバンクと同じ高品質な通信が可能
- LINEアプリがデータフリーで利用できる
- フィルタリングサービスが無料
「LINEMO」は格安SIMの扱いではないのですが、ソフトバンクのプランなので、ソフトバンクと同じ通信・エリアで快適に利用できます。
また、お子様との連絡手段としては今では欠かせない「LINE」アプリがデータフリーで利用できるのは他社にはない魅力的なサービスです。
フィルタリングサービスが無料など、セキュリティ面も充実しておりおすすめです!小学生であればミニプラン(3GB) 990円で十分だと思いますよ!
2.Y!mobile
特長
- ソフトバンクのサブブランドで高品質な通信回線
- 全国各地にショップがある
- 家族割がある
- 余ったデータは翌月に繰り越しできる
ソフトバンクのサブブランドなので、通信回線は高品質で安定しています。
さらに、全国各地にショップがあるので、わからないことはすぐに相談できるのもGOODです。
料金に関しては、家族割もありますので子どもの利用状況を参考にして、通信環境などに問題なければ親も契約することで安く利用することができると思います!
3.IIJmio *私はここを利用しています
特長
- 家族間でデータ量をシェアしたりプレゼントできる
- 専用アプリからの発信で通話料が半額!
IIJmioは「SIMの種類」と「データ量」を自由に組み合わせられるほか、回線もドコモ網かau網を選ぶことができ、用途に合わせて自由な組み合わせをできるのが特徴です。
また、他社ではまだ対応の少ないeSIMや5Gなどの最新のサービスもいち早く取り入れるなど、サービスの質の高さも魅力です。
また、親子で利用する場合、もしもデータ量が余ったり足りなくなったら、お子さんにデータをプレゼントしたり、家族でデータシェアをして分け合うこともできます。
③SIMロックが解除されていない場合
SIMロック解除にはデメリットはなく、選択の幅をグッと広げてくれます。
SIMロック解除をしても、現在契約中の携帯電話会社は利用できます。
自分のスマホがSIMロック解除されたかを確認する方法として最も確かな方法は、契約している携帯電話会社にチェックしてもらうことです。
SIMロックが解除されていない場合、携帯電話会社のウェブサイトから手続きをし、ご自身で解除手続きを進めることができます。
ウェブからであれば店頭と違い手数料も発生しないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
子どもがスマホを使うために注意したいこと
①スマホを利用する時間
スマホの利用時間が長くなると、本来やるべきこと(勉強、宿題、習い事の練習など)に割く時間が少なくなると思います。
その結果として、日常生活や勉強に支障が出るケースもあるのではないでしょうか?
勉強すると決めている時間帯や寝る前などには、スマホを制限するなど、子どもと一緒にルールを作りスマホの利用する時間を決めるのが良さそうです。
②スマホを使う場所
小学校においては、スマホの持ち込みは禁止されているところがほとんどだと思います。
学校以外の公共の場などでは、場所に応じて通話を控えたり、電源を切ったりするなど、スマホを使うにあたって心得ておくべきマナーを教えることも大切かと個人的には思います。
子どもにあまりスマホを使わせたくない場合は、自宅でもスマホの使える場所を決めておくのがよいかと思います。
たとえば、使える場所は家族がいるリビングだけで、親の目が届かない自分の部屋での使用を制限することも有効ではないでしょうか?
③SNSに書く内容
SNSを利用する場合は、色々な人の目に触れる可能性があるため、子どもが書き込む内容(人を傷つける言葉や、場所が特定できるような内容や写真)に対しても制限をする必要があると個人的には思います。
最近では、SNSを通して子どもが犯罪に巻き込まれる事件が増加しているようです。
警察庁生活安全局少年課が作成した「令和2年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況」によると、実際にSNSをきっかけに犯罪に巻き込まれた青少年が、約2000名にも達しています。
参考:令和2年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況
SNSを利用させる際は、注意すべき内容や危険性を明確に説明する必要がありそうですね。
(まだリテラシーが十分に備わっていない段階では、安易に利用させないという判断も必要かと思います)
さいごに
いかがでしたでしょうか?
お下がりスマホは、端末代が不要ですし格安SIMを利用することで月額料金を抑えることができるため、各ご家庭にとって負担を極力少なくすることができるのではないでしょうか?
一方で、スマホを持たせるということで注意すべきことも増えていきますので、使い始める前、そして使い始めてからもしっかりと子どもとコミュニケーションを取り続ける必要がありそうだなと感じました。
お下がりスマホも使わせ方に気を付ければ、初スマホとして十分魅力的な端末になるのではないかなと思います。