皆さん、こんにちは。朝夕、少しずつ寒くなってきてすっかり秋が深まってきましたね。お子さんがおられるお家なら、そろそろクリスマスプレゼントについても考え始めておられるかもしれません。
今回の記事は、小学生のお子さんが「今年のプレゼントはスマホがいい!」と言い出した時に知っておきたい、スマホデビューへの懸念点と、解決策についての記事になります。
何を隠そう、我が家の小5と小2の娘たちも、今それぞれ使っている端末は、クリスマスプレゼントとしてゲットした物。バンダイナムコの2023年の調査でも、「子どもが欲しいクリスマスプレゼントランキング」第4位に、「スマホ・タブレットなどの電子機器」がランクインする結果となっています。[参考URL:BANDAI クリスマスプレゼントに関する調査]
しかし、保護者の方の中には、「小学生の子どもにスマホは早くない?」「スマホデビューさせるのはなんとなく不安…」と感じる方も多いのではと思います。
この記事では、そのあたりの保護者の方の不安とその解決策を、実際に子どもの要望に応えて低学年のうちにスマホデビューした我が家の実体験を交えながらご紹介していきます。
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データから見る「小学生とスマホ」
小学生にスマホは早いんじゃ?と感じる保護者の方も多いですよね。まずは、スマホに関するデータから見てみることにしましょう。
「みんな持ってる」って本当?小学生のスマホ所持率
お子さんがスマホを欲しがる理由として「みんな持ってる」と言ってくる…という話はよく聞きます。NTTdocomoのモバイル社会研究所が2021年に調査した「親と子の調査」によると、スマホを持っている子は、小学校低学年で15%、高学年になると33%。2018年から2021年までの間で倍以上の数値になっていることから考えると、2021年のこのデータよりも、現代はさらに多くの小学生がスマホを持っている、と言うことになるでしょう。
低学年だと、まだ「みんな」というほどではないんじゃない?とも思いますが、ちらほら持っている子もいる、という程度ではあるかもしれません。
[参考:子どものスマホ所有率上昇 小学生でキッズケータイ所有を上回るの …]
スマホデビューは何歳?何年生?
先ほどとは違うデータで、スマホをすでに持っている子は、一体何歳からスマホを使っているのかを調べたデータがあります。
2022年のHamicの調査によると、小学1年生から6年生までの、すでにスマホを使用している児童は、低学年のうちに使用し始めた子と、高学年になってから使用し始めた子は概ね半々の割合になっていることがわかりました。個人的に、「親と子の調査」の方で、中学生は8割程度の子がすでにスマホを使用していることから、「小学生でスマホを使っている子は、大体が中学入学前の、6年生の秋とかに購入してるんでしょ?」と考えていたのですが、低学年から使っている子も多いとは予想外でした。
[画像引用:はみっく通信【徹底分析】キッズ携帯やスマホをいつから小学生の子供に持たせ ...]
保護者の心配ポイント
小学生のうちからスマホを使っている子は一定数いるということがわかったところで、とは言え「うちはうち、よそはよそ!」ですよね。子どもは欲しがっているけど、うちの子はスマホを使って大丈夫なのか、心配に感じておられる方は多いのではないでしょうか。私自身や、周りのママたちの話を聞く限り、子どものスマホデビューに関する親の心配の内容は、主にこの三つに絞られるように感じます。
- 使いすぎなど日常生活に支障はないか
- SNSいじめなどのトラブルにならないか
- 端末をきちんと管理できるのか
ここからは、この三つの心配ポイントについて、詳しくみていきたいと思います。
使いすぎなど日常生活に支障はないか
保護者の不安なポイントとして、一番気になるのが、スマホの使いすぎや、やるべきことをやらずにスマホに熱中してしまわないか、ということでしょう。ブルーライトによる視力低下や、「スマホ首」ストレートネックになってしまわないかなど、健康上の心配もありますよね。
解決策:時間制限や機能制限を利用しよう!
長時間の使用は、スマホ自体に制限をかけることで防止することができます。Androidなら「Googleファミリーリンク」というアプリを使ったりiPhoneなら、「スクリーンタイム」という設定で、スマホの使用時間や一つ一つのアプリの使用時間など、細かく制限することができます。うちの娘たちも、動画やゲームアプリなどは30分までに制限していて、スマホ自体も夜の9時から朝の6時までは使えないように設定しています。
SNSいじめなどのトラブルにならないか
ニュースなどでも取り上げられていて、ここ数年で心配されている方も増えている印象なのが、SNSいじめです。うちの小5の長女からも、LINEグループで既読無視をしただけで、その子抜きのグループを作って悪口を言っている子たちがいる…と以前相談を受けたことがあります。SNS関連で言うと、他にも不適切写真を投稿して炎上したり、個人情報の流出、知らない人と繋がる危険性など、不安になる要素が山ほどあります。
解決策:SNSは年齢制限どおりの年齢から!
まず、大前提としてLINEやInstagramなどのほとんどのSNSは、13歳(SNSによっては12歳)からしか利用できないことになっています。スマホを買ったらLINEが入れたい!TikTokをやってみたい!と考える子も多いと思いますが、制限があるのにはそれなりの危険性があると認識して、年齢制限をクリアできるツールで楽しむ方がいいのかな、と思います。我が家は、長女はiPhoneの初期インストールアプリの「メッセージ」、次女はHamicアプリでメッセージのやりとりをしています。
Hamicアプリについては「小学生でも安心して使えるシンプルなメッセージアプリ「Hamic …」でも詳しくご紹介しているので、こちらも併せてチェックして下さいね。
端末をきちんと管理できるのか
出先で電池が切れないよう、充電をしておく、端末が破損したり紛失したりしないよう大切にする、といった端末の管理の面でも、不安を感じるパパママは少なくありません。特にスマホは、端末そのものが高額なものもあるため、元気いっぱいの小学生に持たせるのは、少し心配ですよね。(うちの長女も、小学生1年から3年までの間でキッズスマホを何度も紛失し、買い直したこともあります…)
解決策:初めのうちはWチェックを!
スマホをきちんと管理するのも、慣れるまでは保護者がチェックしてあげるのが大切です。夜充電しているか、朝はマナーモードにしてランドセルに入れているか、帰ってきたらマナーモードを解除して、遊びに行くなら持って行っているか、帰ってきた時には、落として帰ってきていないか、など、毎日チェックしているうちに、本人も慣れてきて、習慣になってきます。
うちで言うと、長女は初めのうちに充電やマナーモードのオンオフなどを私がやっていたため、本人が管理することにいつまで経っても慣れず、次女が個人端末を持ったのをきっかけに、半年ほど細かく親がチェックしてようやく定着しました。次女はキッズスマホ購入と同時に、自分で管理させるようにしたためか、一ヶ月経たないうちに、チェックをしなくてもきちんとできるようになりました。(子どもの性格もあるかもしれませんが…。)
キッズスマホなら安心感◎
ここまでに何度か登場している、うちの次女が使っているキッズスマホが HamicMIELSです。私が気に入っている点は↓
- Googleファミリーリンク対応で、利用制限が簡単にできる
- 端末自体が丈夫で、子どもでも持ちやすいサイズ感
- HAMICアプリでやりとりを見守れる
- GPSやOttaシステムで位置情報が比較的誤差が少ない
- 外付けの防犯ブザーが、鳴らすと位置情報と周囲音を保護者に通知してくれる
- シェアプラン利用なら本体が破損・故障しても無料で交換してもらえる
他にもいろんな良いところがあるとは思うのですが、個人的にはこのあたりが特に、子どもが使う上では助かるな、と感じているポイントです。端末をレンタルして使うHamicシェアプランなら、初期費用を抑えることができるので、一般のスマホを使うまでのステップとして、一旦MIELSを挟むのもいいかもしれません。
まとめ:親も子も満足できるギフトを!
スマホデビューするにあたっての不安なポイントと解決策をご紹介した本記事。プレゼントでスマホを購入するかどうか、悩んでいるパパママの参考になったでしょうか?
スマホを何歳から持たせるかは、各家庭の方針で大きく差があるところかと思います。
私自身は、思春期で親の言うことに反抗したくなるお年頃に入るまでに「お友達の写真は勝手に撮ってはいけないよ」「長文のメッセージに『うん』だけで返信されるのはちょっと寂しいよ」など、ネットリテラシーやちょっとしたマナーを教えられたので、低学年のうちにキッズスマホを持たせてよかったなあと感じています。(小5の長女は今や私がちょっと注意をしただけで拗ねて、無視してきます。)
スマホを買わないならなぜ買わないか、買うなら、買ってからの家庭内でのルールなど、どちらにせよ、ご家族でしっかり話し合って、クリスマスには親も子もハッピーになるプレゼントがあげられるといいですね。